諦めなければ平気さpiscine体験談

はじめに

こんにちは!2月のPiscineを受験し、無事に42 Tokyoの合格をいただいた者です。

それなりに茨の道を通り、メンタル的にも身体的にも苦しみ抜いた一ヶ月間でした。

この記事では、ネットに落ちている「カリキュラムの基本情報」はさておき、「これから受ける人のメンタルケア用」として、僕のリアルな泥臭い体験談をお話しできればなと思います。


・42について

まず、この記事を見てくれた皆様は、ある程度42について、調べていると思うので、ここはさらっとお伝えします。

一言で言うと、
経歴不問・学費無料で18歳以上であれば、文系理系問わず、誰でも完全に無料で挑戦できるフランス初のエンジニア養成期間です。

入学するには、一ヶ月間の試験(pisine)を受験する必要があったり、
先生がいなかったり、24時間校舎が空いたりと、日本の大学では考えられない、海外の大学のような学校になっています。


・受験しようと思ったきっかけ

僕自身、大学は情報系の学部に籍を置いているものの、これまでに何か特別なにをしてきたわけではない、ごく普通の人間です。

就職活動をする中で、AIの急激な普及や、自分自身の仕事に対するモチベーションの低さに気づき、「このままでいいのだろうか……」と将来に対する漠然とした不安を抱えていたんです。

そんな中、友人から 「お前、今の状態のまま就職してどうなりたいの?」 と、僕のためを思ってのありがたいお説教をくらいました。その時に「42 Tokyoってところがあるから、一回行って揉まれてくれば?」と言われたのが、すべての始まりでした。


・ハードモードPiscine

結論からお伝えします。僕の一ヶ月間は、メンタルズタボロの連続でした。

具体的に言うと、

  • 週に1回(計4回)あるExam(試験)で、3回連続「0点」

  • さらに3週目という大事な時期にインフルエンザに

という、なかなかのハードモードです(笑)。

42のExamはシステムもルールも独特なので、慣れるまで時間がかかります。初回に多くの人が0点になるのは「ピシンあるある」なのですが、普通は回数を重ねるごとに慣れていき、点数が取れるようになっていくものです。

しかし僕は、Final Exam(最終試験)の手前まで、毎回それぞれ別の理由で0点を叩き出しました。自分の情けなさには、呆れ散らかしました。

さらに追い打ちをかけるように、2回目のExamの二日後くらいにインフルエンザを発症。完全に絶望の淵に立たされました。

「インフルで欠席したら、合否に関わるのか?」 僕たち受験生にはその基準は知らされません。この時、42からの「どんな状況でも、ルールを自分で解釈し、自分で判断して行動しろ」という強烈なメッセージを感じました。

4. ズタボロでも、やり続けられた理由

これだけ絶望的な状況でも打席に立ち続けられた理由は、紛れもなく「周りの仲間の存在」でした。

Piscineに入ると、本当に多様な人たちと出会えます。現役のエンジニアもいれば、全く違う業界の社会人、学生、主婦さんまで。

42の課題をクリアするには「レビュー」という、生徒同士がお互いのコードを対面で評価・議論する仕組みが必須なため、嫌でも多くの人と話す機会が生まれます。

みんなPiscineを受ける目的は違えど、「受かりたい」という目標は同じ。 進みが遅い人がいたら自分の課題を後回しにして教える人がいたり、有志で勉強会を開いたりと、全員がひとつの大きな「輪」になって取り組んでいたのがとても印象的でした。

🚌 【移動・メンタル維持のライフハック】

僕自身、校舎まで片道1時間半くらいかけて通っていました。毎日の往復は肉体的にもしんどかったので、週1回、新宿駅東口にあるカプセルホテル「安心お宿」を利用していました安くはないですが、サウナ、お風呂、フリードリンクが付いていて、回復拠点としてめちゃくちゃおすすめです!たまに友達の家に泊めてもらったりしながら、上手く気分転換をして気を紛らわせていました。

期間中の滞在時間は、インフル期間を除けば平均して毎日6時間くらいだったと思います。 仕事を終えてから夜に滑り込んでくる人もたくさんいましたし、夕方から夜遅くまで集中して合格している人もいました。「どれだけ長く居座るか」も大切ですが、「どんな状況でも諦めずに継続して来ること」も、合格する上で大切な要素ではないかと感じでいます。

・piscineで得たこと


心折れずに駆け抜けた一ヶ月間で、多くの変化がありました。

  • 環境の重要性を知った 周りには成長志向の人が多く、「この人をロールモデルにしたい」と思える仲間に出会えました。「自分も置いていかれないようにやらないと」という環境に身を置いたことで、将来のキャリアについて本気で解像度高く考えられるようになりました。

  • 圧倒的な集中力の向上 毎週のExamは4時間、最終試験はなんと8時間ぶっ続けで行われます。気がつけば、信じられないほどの爆発的な集中力が身についていました。

  • 論理的思考力の向上  課題のコードを色んな角度から検証し、言語化して周りの人と共有するため、受験前と比べてロジカルに物事を捉える力がなんとなく上がったなと実感しています。


・最後に

たくさん辛いことがありましたし、何度も心が折れかけましたが、振り返ると「本当に諦めずにやり続けてよかった」と心から思えます。

Piscineの真っ最中で絶望していいる方や、これからに不安を感じている方には、 期間中はいろんな理不尽やトラブルが起きると思いますが、自分を信じ、仲間を信じて、とにかく泥臭く打席に立ち続けてください。その努力はきっと報われますと伝えたいです。

もし辛くなったら、いつでもこのnoteに戻ってきてください。 「あ、Exam3連続0点でインフルかかっても受かったやつがいるんだから、自分はまだまだ大丈夫だな!」と、踏み台にしてもらってに構いません。

皆様の挑戦を、心から応援しています! ご覧いただきありがとうございました!








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