しれネコと かっぱさんの スケッチブック[かっぱの庵さんとのコラボ企画]

きょうは いいおてんき。
しれネコと しろくまは、
かわへ おさんぽに でかけました。

さらさら。
さらさら。
みずの おとが
きこえます。

「わっ!」しろくまは びっくり。
「あれって……かっぱじゃない?」
みどりの ぼうし。まるい せなか。ながい くちばし。
たしかに、かっぱみたいです。
「キュウリ、もってないよぉ……」
しろくまは どきどき。

でも、その かっぱは——
カリカリ。カリカリ。
なにかをかいていました。
しれネコが
そっと こえを かけます。
「こんにちは」

すると、みどりの かげは ふりむいて、にっこり。
「やあ!きみたち、おさんぽかい?」

「かっぱさん?」しろくまが たずねます。
「うん。みんな、そう よぶね」
「ぼく、まんがを かいてるんだ」
「えっ!ようかいじゃ ないの?」

かっぱさんは おおきな スケッチブックを ひらきました。
なかには、
さかな。カエル。ホタル。ツバメ。
かわに すむ なかまたちの えが いっぱい!
「ようかいじゃないよ。ただ、みどりが すきでね」
かっぱさんは にっこり わらいました。

「きみたちも かいてあげよう」
カリカリ。カリカリ。
おにぎりを ほおばる しろくまが えに なりました。

しれネコの えは、ホタルを みあげている やさしい すがた。
「そのひとの すきなものが、えには うつるんだよ」

「また、えを みにきてね」
しれネコと しろくまは、てを ふって かえりました。

かっぱさんは きょうも、だれかの すてきな いちにちを
えに するのでした。
おしまい
追記:
お友達のかっぱさんとコラボ企画だったにゃん🐱
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ドーナツ🍩は、しれネコ担当にゃ。