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言葉の魔法~“すごいじゃん”から始める、わたしの子育て~

「すごいじゃん」

この言葉を、子どもに意識的に使うようにしてる。
始めこそ意識的に使っていたが、今では自然と口から出てくるようになった。
たくさんのことを頑張って、成し遂げた姿を話してくれるとき、本当に「すごいな」「頑張っているな」と思う。

出来てることは、ちゃんと認めてあげる。
出来なかったことは、重要じゃなければ「まぁ、大丈夫だよ」と流す。
だいたい、そんな大したことじゃない。

もし、それがちょっと大事なことだったとしても、
「あらあら、そうかぁ」って、残念そうな顔をしながら、でも責めるような言い方はしないように気をつけてる。

子どもが「怒られるかも…」って思いながら話してくるとき、
できるだけ「へぇー、そっか。仕方ないね」って、気にしてないよ風を装って、まず受け止めてあげたい。

もちろん、毎回できるわけじゃない。
忙しくて余裕がないときは、ついイライラして棘のある言葉を発してしまうこともある。

でも後で思うと、子どもがした失敗なんて、実はそんなに大きなことじゃないのだ。

親も、完璧じゃないから子どもを傷つけてしまうときもある。
そんなときは申し訳なさでいっぱいになるが、その後でうんと優しくして、挽回している。

私は、父に怒られてばかりだった。
自分を認めてもらった記憶って、あまりない。
「すごいな、頑張ったな」と言われたこと、思い出せる限りないと思う。
それに加えて、できないことを責められていた。
小さな頃は、それでも従順に頑張っていたけれど、そのうち何やってもダメだと悟ったし、自己肯定感も下げられっぱなしで、「私なんて……」人間になっていた。

それを、大きくなってから修正するのは本当に難しい。
私は、今でも気を緩めると「私なんて……」が発動する。
だからこそ、子どもには同じ思いをさせたくないと思ってる。


子ども時代に褒めて欲しかった自分がいるから、私は「すごいじゃん」という言葉を意識的に使うようになったのかもしれない。

最初はそんなきっかけだったけど、今では心の底から思うことのほうが多い。
子どもって、吸収力がすごいし、頭も柔らかい。
本心で「すごい!」って思う。
思わないほうが難しいんじゃないかとさえ感じる。

ときには、心の余裕がなく難しいときもある。
でも、「すごいじゃん」って言える母でいたい。
それが、わたしの子育てで一番大切にしていること。

今日、そんなことをふと考えてみた。



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森田かえ|神奈川の取材ライター よろしければ応援お願いします! いただいたチップは、大切に、今後の活動の向上のために使用させていただきます!