新ローマ神話:第7話 ローマ誕生への第一歩|アルバ・ロンガ建国の真実
ラティウムで新たな家庭を築いたアエネーアース。
その息子アスカニウスは、父の志を受け継ぎ、新しい都アルバ・ロンガを建設します。この都は後にロムルスとレムスを生み出す王家の故郷となり、ローマ建国への重要な礎となりました。
これは古代ローマの人々が語り継いできた、本来の建国神話です。
アエネーアースとラウィニアの結婚によって、ラティウムにようやく平和が訪れました。長く続いた戦いは終わり、トロイアから来た人々とラティウムの人々は、一つの民として新たな暮らしを始めます。

アエネーアースは、ラウィニアの名にちなみ、新しい都ラウィニウムを築いたと伝えられています。そこには神々への祭壇が建てられ、トロイアから持ち出した家の守護神も大切に祀られました。

年月が流れ、英雄アエネーアースはその生涯を終えます。王位を継いだのは、トロイアからともに逃れてきた息子アスカニウスです。彼はユルスとも呼ばれ、後のユリウス氏族の祖先と考えられました。

しかし、ラウィニウムは次第に人口が増え、さらに広い土地が必要になっていきます。そこでアスカニウスは、新しい都を築くことを決意しました。
選ばれた場所は、ラティウムの内陸に長く連なる尾根の上でした。その地は防御に優れ、豊かな森と清らかな水に恵まれていました。こうして建設された都が、アルバ・ロンガです。

「アルバ」は白、「ロンガ」は長いという意味を持ち、長く伸びる丘に築かれた町の姿を表していると伝えられています。アスカニウスはここを新しい王国の中心とし、人々は農耕を営み、家畜を育て、神々への祭りを欠かしませんでした。アルバ・ロンガは軍事だけでなく、宗教と文化の中心としても栄え、多くのラテン人の町をまとめる存在となっていきます。

その後、およそ三百年にわたり、この都では王家の血筋が受け継がれていきました。歴代の王たちは、それぞれの時代に国を守り、神々への信仰を大切にしながら国を治めたと語られています。そして、この王家の子孫の中から、後にヌミトル王が誕生します。さらにその孫として生まれるのが、ロムルスとレムスでした。

古代ローマの人々は、自分たちの祖先は突然現れたのではなく、トロイア、ラウィニウム、そしてアルバ・ロンガへと続く長い歴史の中で育まれたと信じていました。アルバ・ロンガは、ローマより古い都であり、ローマという偉大な都市を生み出す「母なる都」だったのです。

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監督:こう爺
お話とプロンプト:ChatGPT
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