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hstrosarmon
梔子(くちなし)の花の香に澄む茶室かな
仲夏に咲く梔子は香りが高く、特にリナロールという香り成分が豊かな花として
昔から庭に植えられています。
子供の頃、通学路にあるお宅の前栽に梔子が咲くと、
甘くて濃厚な香りが漂い、通るたびに足を止めていました。
大きくなったらこの梔子のような香りが似合う女性になりたいと
密かに思っていたものでした。
さらに小学生当時に読んだレイモンド・チャンドラーの小説に登場する男性が、
背広の襟にケープ・ジャスミン(梔子)の小枝を差している、というくだりがあって
子供心にもおしゃれな大人の男性への憧れがむくむくと湧き上がったものでしたね。
