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旦那とはチームメイトでいたい



まだ5月だというのに日差しが強く、
そんな太陽の下で地域の運動会が行われている


子どもたちの水筒と、私と旦那の水筒
子どもの着替え2着
ぐずった時に備えたお菓子…
リュックは登山にでも行くかのような重量と大きさ


それでもないと困るし…

備えあれば憂い無しとばかりに
詰め込んだ結果が
自分の肩にのしかかる


「荷物、持つよ」

旦那が私に声をかける
ありがたくリュックを渡すと
少し肩の荷が降りた感覚があった


旦那がこうやって自発的に荷物を持ってくれるのは
こういう”ご近所”さんの目がある時が多い
嫁さんに荷物持たせて…って思われるのが嫌なんだ
と本人が言っていた


普段だったら
次男を抱っこして
重たいリュックを背負う私を置いて
長男と二人スタスタ先を行く
息切れしながら背中を追う私

ちょっと寂しく感じる瞬間がある



寂しく感じる瞬間といえば
子どもの体調不良もそう

「今日は保育園休むね。熱あって…」
と朝一番伝えると

「コロナじゃないよね?インフル周りにいる?」
開口一番がそれ


子供の心配が先でしょ…
なんで会社休めないからってそっちの心配するかな…

私が休む前提なのも理解ができない

私も微々たる給料ですが、
フルタイムで働いてますけど?


って頭の中で口に出せない文句を言ってみる

それでも旦那は背を向けて
いつもの時間に家を出て
いつもの時間に帰宅する

私は日中、子どもを病院に連れていき
様子を見ながら家事をして
子どもが寝たあとで一人、仕事を進める

そんな夜は少しだけ寂しくなる




嫌なところを並べたらキリがない。




でも、私だって、きっとそう。


家が多少汚れていても気にならない私
旦那は綺麗好き…というより神経質

「砂が落ちてる、髪が落ちてる」
掃除したらいいじゃん。

「部屋に虫が飛んでた」
虫だって生きてるんだからいるよ。

「…気にならんのやな」
だって生活してたら0にはならないよ。

そのことで別に旦那は怒ったりしてこない
自分で掃除機をかけながら
飛んでいたという虫を探しながら

そういうもんなんだな

ってつぶやくだけ


他にも嫌なところを教えてと言ったら
耳を塞ぎたくなるほど出てくるんだろうな



だから、責めたいわけじゃない
お互いに苦手分野・できない分野は
視野を広くしてカバーしましょうよ
って話がしたいだけで





私たちは同じ大学の剣道部だった
旦那と被っていたのはたった2年

それでも
「あの時の合宿でさ、
先輩が早朝ランニングとか言い出して
筋肉痛で竹刀振れなかったわ」
「私、旦那くんに食べるの遅いって怒られて
泣きながらからあげ食べたの、絶対忘れない」


子どもたちが寝たあとの
静かなリビングで2人
ビールを片手に
何回も何回も話した話で笑い合う

それでも飽きることはなくて
気がつけば深夜2時
なんてこともある

「明日公園行くんだった」
って慌てて寝る準備をする夜

私は寂しさを忘れてしまう



私は飲み会が好き
お酒が好きというよりは
思い出話ができる仲間と
何年も同じ話で盛り上がれる
あの空気が好き

けれど、歳を重ねるほど
仲間と共有できる思い出の更新は難しくなる


でも旦那とは
子育てして、お互い働いて、一緒に笑って
そうやって思い出の更新ができる


それに気づいた時思った

旦那とは”チームメイト”でいたいなって




あなたが、仕事頑張っているの知ってるよ

単身赴任先から2時間かけて毎週末帰ってきて
子どもたちに会いに来てくれてるのも知ってる

せっかく来たのに休日までPC開いてるのも知ってる


だから今は言わないでいてあげる
でもいつか言わせてね

「あの時、マジ辛かったんだけど!」

って笑いながら言わせてね

お酒片手に、おつまみはポテチがいいな
でも胃もたれするかもしれないから
あんまり遅くない時間がいいな


あなたは笑う私になんて言うかな
「知らんわ!」って言う?
「そうなの?ごめんね」って言う?

今は楽しみに取っておくね。


苦しいときを乗り越えるほど
お酒が美味しくなるのは実証済み

だから一緒に乗り越えようね
子育てと働き盛りが重なる
しんどい今を

”チームメイト”として


だって、
もともとそういう関係だったんだから

大丈夫だよ、ね?

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