「質問されたことを書き足すだけでも、手順書は育っていくかもしれない|製造業の実務メモ」
手順書を作っていても、
同じ質問を何度も受けることがあります。
最初は、
「説明が足りなかったのかな」
と思うこともあります。
でも最近は、少し違う考え方をするようになりました。
質問されるということは、
「ここが分かりにくい」
という現場からの大切なサインなのかもしれません。
だから私は、
質問を受けたら、その内容を少しだけ手順書へ書き足せないか考えるようにしています。
長い説明を書く必要はありません。
一文追加するだけでもいい。
写真を一枚増やすだけでもいい。
「ここを確認してください」
という一言だけでも、次の人は迷いにくくなることがあります。
昔から使われてきた手順書にも、多くの知恵が詰まっています。
その価値を活かしながら、
現場で出た質問を少しずつ加えていく。
そうすれば、手順書は現場と一緒に育っていく資料になるのではないでしょうか。
私が大切にしたいのは、
現場の知識を、次の人に渡せる形に整えること。
その積み重ねは、質問を一つ残すところから始められるのかもしれません。
