見出し画像

連体修飾節が法律要件を表わす。主節が法律効果を表わす。

中学の国語の時間に、文法を教わりました。
国語文法では、名詞を体言と言いました。
体言を修飾する語句を連体修飾語と言います。

「パソコン」は、体言です。
「私が3年前に地元の家電量販店で買った」は、連体修飾節です。
「私が3年前に地元の家電量販店で買った」は、「パソコン」にかかって、「パソコン」を修飾します。
 
同じ要領で、民法709条を分析します。

〔者〕は、体言です。
〔故意又は過失によって他人の権利又は法律上保護される利益を侵害した〕は、連体修飾節です。
この連体修飾節は、主節の主語「者」にかかって、〔者〕を修飾しています。
この連体修飾節が、法律要件を表わしています。
 
〔者は、これによって生じた損害を賠償する責任を負う。〕
これが主節です。主節が法律効果を表わしています。

条文をなんとなく読んでいると、どこが要件でどこが効果なのか分からなくなります。
連体修飾節が法律要件を表わす。主節が法律効果を表わす。


いいなと思ったら応援しよう!