現場所長の顔色ばかり見ていませんか。振り回されずに現場所長と付き合う方法
1. こんな場面、心当たりありませんか
朝、事務所に入った瞬間に、その日の現場所長の機嫌がなんとなく分かる。機嫌が悪そうな日は、報告の言葉を選びすぎて、逆に何を言っているのか分からなくなる。そんな経験、ないでしょうか。
所長の一言で工程がひっくり返ることもあります。「昨日はああ言ってたのに、今日は違うことを言っている」と戸惑いながらも、若手の立場では強く言い返せず、とりあえず「はい」と答えてしまう。あとから自分の中で消化しきれず、モヤモヤだけが残り、職人に工程変更の話をして怒られる。
もう一つ、これもよくある話です。所長のやり方をずっと見ているうちに、いつの間にか「現場ってこういうものだ」という考え方が、その所長のスタイルに寄ってしまっていることがあります。何年か経ってから別の所長のもとについたとき、「あれ、自分のやり方、偏ってたんだな」と気づく。これは自分自身も3年間同じ所長の下で仕事をして、実際に感じたことです。
このnoteは、所長との距離感に悩んだり、知らないうちに一人の所長の考え方に染まりすぎてしまったりする状態から抜け出すために、現場でやってきたことをまとめたものです。
2. こういう人には向いていません
先に断っておきます。次のような方には、あまり参考にならないと思います。
∙ すでに複数の所長のもとで現場経験を積んでおり、自分なりの距離の取り方を確立している方
∙ 施工管理ではなく、事務所内の業務が中心で所長と直接やり取りする機会が少ない方
∙ 「所長との関係を一発で改善する必勝法」のような即効性を期待している方
正直なところ、所長との関係は相手の人柄や現場の状況によってかなり左右されます。このnoteを読んだからといって、次の現場からすべての所長とうまくやれるとは言い切れません。ただ、振り回される回数を減らし、自分の軸を保ちやすくすることはできると思っています。
3. 全体の流れを3ステップで見ておく
細かい話に入る前に、大枠を共有しておきます。今回扱うのは、所長との関係の中で自分を見失わないための、次の3ステップです。
ステップ1:所長を「観察対象」として見る視点を持つ
所長の指示や態度を、そのまま鵜呑みにするのではなく、まず観察してみる段階です。
ステップ2:所長との日々のやり取りで距離感を調整する
報連相のタイミングや言葉の選び方など、実務的な付き合い方の部分です。
ステップ3:一人の所長のやり方に偏らないよう、自分なりの物差しを持つ
複数の視点を意識的に取り入れ、考え方が固まりすぎないようにする段階です。
ここまでは無料で読める部分です。ここから先は、それぞれのステップで実際にどう動いたか、具体的な手順とつまずいた場面を書いていきます。
ここから先は
¥ 500
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?
