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30歳までに1人目がほしいと言う女性ほど、なぜ迷走するのか

「絶対に30歳までに子ども産みたい。35歳から高齢出産っていわれるんだよ?ハイリスク妊娠とか絶対いや!だから、私は絶対30歳までに子ども産むの!!」

とこちらに半ばキレ気味で話す彼女。

だが、彼女の彼氏はマッチングアプリで出会った年収300万円の非正規の男だ。

彼女の30歳までに子どもが欲しいという思いに嘘はなさそう。そう思っているから私に力説したのだろう。しかし、彼女は今の彼氏と結婚して、金曜の夜は家族で近所の回転寿司へ、土日は車で郊外のイオンモール。子どもが小さいうちは家にいて、公文や水泳など習い事をさせる、そんな未来が当然のようにやってくると思っているのだろうか。


彼女は今28歳。あれだけ30歳にこだわって力説するぐらいだから、その期限への不安が私との会話の中で語気を強める原因になったのだろう。彼女は今、自分の出した言葉にじわじわと追い詰められて、首を絞められている。聞いていて、こちらが痛々しく感じるほど激しい口調で話す。


では、なぜ行動ではなく言葉に向かうのか。明日やろうは馬鹿野郎なんて言葉があるが、大人になればなるほど、腰が重くあがらなくなって、口ばかり軽くなる。だから、行動ではなく、言葉に向かっていくのだろう。


彼女はきっと言葉にしたら叶うかもしれないと引き寄せの法則でも信じているのだろうか。しかし、結婚に本当に必要なのは現実を見る目だ。現実を見る目とは、自分に都合の良い解釈をやめることだ。


自分が異性からどれほど求められているか、今の彼氏が結婚相手として本当にふさわしいか、人柄だけでなく経済力も含めて、傷つくことを恐れずに直視する勇気のことだ。


現実を見る目が養われていない間は、その言葉は結婚を引き寄せてくれるのではなく、自分を縛る枷になるのだ。


言葉にすることよりも、まずは行動を変えてみることが結婚への本当の近道ではないか。マッチングアプリで多くの男性に会えないからといって、会えた中から自分を好きになってくれそうな男を選ぶのは間違っている。


最初から「この人と結婚できる」と思える男と付き合わなければ結婚には繋がらない。付き合ってからも、ただ漫然と関係を続けるのではなく、常に結婚相手としての適性を見極め、違うと感じたらすぐに手放す勇気が必要だ。その勇気を持てた人から、結婚していくのだろう。

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