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【無料版】ドーピング検査はここまで来た mRNAを血液から直接検出する理研の一手【生物】

みなさんこんにちは、oうしおoです。

あなたが観戦している試合の勝敗は、
どこまで「検査」で守れていると思いますか。

ドーピングという言葉は知っていても、
検査の側が追いかけている相手は年々変わっています。

最近の理研の発表は、その変化がよく見える話でした。
mRNAを、血液から直接見つける 技術です。

ぜひ最後までお付き合い下さいね。


そもそもmRNAって何なのか

mRNA は、体の中でタンパク質を作るための情報を運ぶ分子です。
DNAに書かれている設計図の一部を、必要なときだけ写して持ち運ぶ。
そんな役回りに近いです。

大事なのは、mRNAは  一時的 だという点です。
作られて、使われて、分解される。
長く残る前提で作られていません。

医療の世界では、この一時性が利点になる場面があります。
一方で、検査の視点では厄介にもなります。


なぜmRNAは「見つけにくい」のか

mRNAは、必要なときだけ働いて、長く残らない性質があります。
この「残らなさ」は、医療では利点になり得ます。

一方で、不正側にとって都合がいい部分にもなります。
遺伝子ドーピングは、体内で特定のタンパク質を作らせて、
競技力に影響する方向へ寄せようとする不正です。

ただ、問題はここからです。

mRNAは壊れやすい。
血液中ではさらに見つけづらい。

やった側が得をするのは、
「強い薬」だけではなく「消える薬」だったりします。


血液1滴を10分で拾う 理研の新Direct-SATORI法

理研が開発したのは、新Direct-SATORI法 という検査法です。

ポイントは、血液中のmRNA薬剤を、
短時間で捉えられるところにあります。

発表では、血液中のmRNA薬剤を 10分以内 で検出。
感度は、液1マイクロリットル当たり270個  という水準でした。

さらに現実に寄せた検証として、馬を使った実験も行われています。
筋肉へmRNA薬剤を投与し、時間を追って静脈血を採取する。
その血液から、mRNAの存在を追いかけています。

観戦者目線で見ると、この話の面白さはわかりやすいです。

疑い続けるより、測れるようにする。
勝敗の納得感は、その積み重ねで守られていきます。


まとめ

mRNAは「消える」からこそ、見つけにくい。
けれど、その弱点を突く不正があり得るなら、検査も変わらざるを得ません。

理研の新Direct-SATORI法は、
その変化が目に見える形になったニュースだと思います。

有料版では、もう少し踏み込みます。

  • そもそも遺伝子ドーピングは、何が問題なのか

  • なぜmRNAは「見つけにくい」のかを、もう一段だけ具体化

  • スポーツ以外にどう波及するのか(医療の見え方まで)


今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
有料版は、無料版の続きとしてそのまま読める形にしています。
よろしければ、ぜひご覧になって下さい。


参考文献

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