西土佐で起きていることは、四万十市の未来なのか― つながりの「希薄化」と「機能不全」の違い ―
前回の記事では、
「地域のつながりが弱くなっている理由」
を整理しました。
私たちがそう考えた理由は、身近に西土佐地域があったからだと思います。
結論から言うと、
👉西土佐地域=同じ問題が、より進んだ形で現れている地域
だからです。
① 西土佐は“先に進んでいる地域”
四万十市全体で起きている
・人口減少
・高齢化
・担い手不足
これが西土佐では、より深く、より早く進んでいる。
つまり、
・四万十市 → これからの課題
・西土佐 → すでに起きている現実
② つながりは「ある」
西土佐の特徴はここです。
・だいたいみんな顔見知り
・関係性は残っている
なので、一見すると「つながりが強い地域」
しかし実態は少し違います。
③ つながりが「機能していない」
・高齢者同士
・移動が難しい
・距離が遠い
👉助けたいけど助けられない
これは
・つながりがない状態ではなく
・つながりが使えない状態
👉「機能不全」になっている
④ 物理的制約が大きい
・公共交通が弱い
・集まる場所が少ない
インフラ面での制約で、そもそも物理的に会えない
つまり
👉つながり以前に「接触」が難しい
⑤ 担い手がいない
・若年層が少ない
・中間世代が薄い
👉支える人がいない
結果として
・活動が回らない
・継続できない
⑥ 見えない孤立
地域につながりがあるから、
・知っているつもり
・見守れているつもり
でも実際は
👉支援が届いていないケースが増えている
■ 比較してみると
四万十市全体
・つながりが弱くなっている
・関係が減っている
西土佐
・つながりは残っている
・でも機能していない
👉同じ問題でも、段階が違う
⑦ 重要な視点
結局、一番大事なのはここではないでしょうか。
👉「つながりがあるか」ではなく
「つながりが機能しているか」
つながりがあっても機能しなければ意味がありません
■ 最後に
西土佐地域は「つながりの機能不全」こそが問題になっています。
すなわち、
👉四万十市の未来を先取りしている可能性がある地域
です。
だからこそ
・今何が起きているのか
・なぜ機能しないのか
を見ていくことは、これからの地域福祉を考えるヒントになる
そう考えます。
(作成 チームひろみ)
