風まかせ文芸部様お題『書斎』参加作品【わたしの夢】
i 様 お言葉に甘え立ち寄らさせていただきます
【わたしの夢】
あまり文字を読まなかった子供の頃
それでも、そこそこ成績もよく
どちらかというと優等生
人生のつまづきは
突然おとずれた
全てを失い心も遠い所に
絶望でしかないわたしの前に
一冊の古い漫画
久しぶりの爆笑に
のたうち回るとはこれの事か!っと
突然に、文字を欲する不思議な感覚
文字の魅力に取り憑かれた
濃すぎる話よりも、
昔の古風な文章の方が
私にはすんなり入る事に
気づいたのはこの時だった
言葉の彩りに彩られる心
本当に本という存在に救われた実感
持久力のないわたしは長い時間
本を読み続けるという事はできない
その上、理解もおそい
進まない本はゆったりとじっくり
読み進められ何故かまた戻るページ
少しずつらしさを取り戻す自分を
何より感じられる読む道案内書
将来、書斎と呼べる部屋で
楽しい夢がみたい
【終】

読んでくださった方ありがとうございます
少し寒くなって来ましたね
