見出し画像

【エッセイ】人生、Lv.100だとつまらないと思うなぁ

皆さん、この壮大なゲーム"人生"において、
何レベですか?

このレベルという表現、よくゲームで使います。
例えば、ポケモンやドラクエとか。
これらのゲームは、主人公の前に立ちはだかる敵を倒していきながら物語を進めていきます。

強い敵を倒すため、いろんな敵と戦って、経験値を貯めることでレベルを上げて、装備を整えて主人公を強くしていきます。
その道のりはなかなか厳しい。
一筋縄ではいかないからこそ、強い敵を倒した後の喜びはひとしおです。

レベルを上げて強い敵に挑んでは倒される。だから悔しくてレベル上げをして、何とかして勝ちに行く。これが楽しい。

そしてラスボスを倒しエンディングロールが流れると、爽快感と、同時になんとも言えない若干の寂しい感覚を覚えます。

なんだか人生に似ていないでしょうか?

私たちはレベル上げをしながら、日々を生きています。
苦しみながらも生きています。目の前のことを乗り越えようと頑張るとき、レベルが上がります。

その苦労の中に、楽しさや面白さがあると思います。

しかし、Lv.100だったらどうでしょう。

皆さんはゲームでLv.100にしたことはありますか?または、チートを使って自分を最強にしたことはありますか?

私はあります。
L v.100だとすごく楽しいです。周りの敵も楽して倒せます。
例えばグランドセフトオートというゲーム。
このゲームは、街中で突然に人を攻撃したり、車両を盗んで走り回ったりなどの犯罪を中心にした内容が特徴です。おっかないゲームですね。
チートを使うと、最強の武器を好きなだけ使えたり、ヘリコプターを呼び放題だったり、まあとにかく色々できてしまいます笑。
この全能感がたまらなく楽しいのです。

例が特殊すぎたでしょうか?
他には、おいでよ どうぶつの森 という昔のDSのゲームでの話。
どうぶつの森は、のほほんと気ままにスローライフを行うことが特徴で、基本自給自足な生活をします。
コツコツお金を貯めて、家を増築していって、ライフを満喫していくゲームです。
こともあろうに、当時小学生の私は、ある裏技を使ってしまいました。
なんと、お金無限増殖の裏技です。
その方法はというと、100ベル(お金)を床に置いて、その上に立ち、99,000ベルを目の前に置いたと同時にすかさずダンボールを置く。
すると、後から置いたダンボールの上に99,000ベルが乗る。
そして、そのダンボールを動かすと、なんと99,000ベルが増殖するのです。

瞬く間にムラで大富豪になった私。きっと、まわりの住民に、怪しいビジネスでもやったのかと疑われたことでしょう。ただ、村八分にはされない優しいムラでした。

楽しかった。

最初だけめちゃくちゃ楽しかった。


そう、、、"最初だけ"なのだ。

最初の全能感は、ドーパミンがドバドバでる楽しさがある。
でもそれは長いこと続かず、虚しさが急激に襲ってくる。
そして、すぐに飽きる。

全知全能、最強になってしまうと楽しさが失せてしまうのだ。
ゲームでこのような経験をしたことありますか?

私は人生にも同様なことが言えるのではないか?と思ってしまいます。

結局、好きなモノをなんでも買えて、権力で人をたくさん従えたとしても、それに満足したとして、すぐに虚しさがやってくるのではないか?って。

苦労して貯めたお金でようやく買えるモノは、大切に使うと思います。簡単には手に入らないからこそ、頑張ろうともします。
でも、ある日突然100億円が降ってきたとしましょう。
それで幸せになれると思いますか?
苦労して頑張って100億円を貯めた場合は、また少し違うのかもしれませんが、何でもできてしまうことに虚しさを感じるのではないかと思ってしまいます。
だから、多くの富豪は100億円も持ってても挑戦していくし、他に寄付する人がいるんだと思います。

とそんな感じで、人生はレベル上げできる余地があるから、苦しくも楽しくあるんだと思っています。
もちろん、本気で苦しんでいる人には刺さらない話かもしれません。
でも、人生は楽しくもできる余地があるということは、誰にとっても同じであってほしいと願っています。

いいなと思ったら応援しよう!