性教育はなぜ必要なのか?9割の人が勘違いしている性教育の本当の目的
こんにちは、ciel@学びをやめないママです!
今日のタイトル、ドキっとしましたか?
性教育と聞いて、どういうイメージを持ちますか?
私が職場で娘に2歳から性教育していると話したとき、ちょっと引かれました。(笑)
そして、
「え?!早くない?」「何を教えるの?」
と言われました。
でもそのとき私は逆に、
「この人たち恐ろしいことを言ってる!!」
と思ったんです。
だって性被害に合うのは、
必ずしも女の子とは限らない。
男の子だって性被害に遭うんです。
ましてや自分の子どもが加害者になる可能性だって0じゃない。
女の子も男の子も、ちゃんと知識を持っていれば、望まない妊娠をすることも少なくなるはず。
女の子だからとかじゃなく、
男女どちらにも性教育は必要です。
トゲがある言い方をしてしまい申し訳ありません。
でも、誰もが被害者、加害者にならないために、この考え方は正すべきなんです。
性教育は、性行為の話をすることではない。
結果的に性教育をした先にあるのは『自分を愛せる人間になること』です。
この記事を読んだとき、きっと性教育への理解と重要性を理解できるはずです。
なぜ私が性教育を始めたのか
私はもともと、自分の子どもには性教育をしようと思ってました。
理由は、自分の子どもに性犯罪に巻き込まれてほしくないから。そして、望まない妊娠をしてほしくないからです。
子どもって、性犯罪に遭っても
今自分が何をされているのか
という認識がないんです。
だから「怖い」「気持ち悪い」ということだけが心に残って、誰にも言えなくなってしまう。
「ママに言ったら怒られるかな?」と思ってしまう。
これが一番怖いことでした。
そして望まない妊娠。
良くも悪くも子どもができるということは、
自分のためだけに生きるのではなく、自分の子どものために生きるということです。
子育てにはお金が必要ですよね?
産みたい!育てられる!と子どもは言うでしょう。
でもそんな綺麗事ではうまくいかないのが現実。
誰もがその先をある程度想像できてしまう。
私は死産の経験がありますが、
妊娠と出産は奇跡です。
せっかく起きたその奇跡、その命。
それに対して、『望まない、望まれない』というのはあってはいけないことだと思っています。
でも、いざ「性教育を始めよう」と思ったとき、周りからは
「まだ早いんじゃない?」
「何を教えるの?」
という声が聞こえてきました。
性教育への誤解
「性教育って何を教えるの?!」
『性教育』と聞くと、おそらく大半の人は
子どもがどうできるかを教える
と考えるのではないでしょうか?
性教育を3年間続けてきて分かったのは、多くの人が抱く「性教育」のイメージと、実際に必要な性教育は全く違うということです。
性教育は決して性行為について詳しく説明することではありません。
もちろん幼い子どもに大人の行為を教え込むことでもありません。
では、一体何なのか。
性教育の本当の目的
性教育の本当のゴールは、
「何でも言える関係性を作ること」です。
何でも言える関係性を作れれば、
もしお子さんが犯罪に巻き込まれても相談する相手がいる。
もし望まない妊娠をしてしまったとしても、まだ話し合える段階のときに相談してもらえる。
性の話ができることで、ネットからの誤った知識ではなく、正しい知識を伝えられる。
そしてこれらは全部、
お子さん本人を守るためのもの。
前述のとおり、子どもには性犯罪に遭っても、
『今自分がされていること』を理解できないでいることがほとんどなはずです。
そしてそういう犯罪を犯す人が、必ずしも知らない男の人だけではない。
もしかしたら女の人かもしれない。
怖いことを言えば、もしかしたら近親者かもしれない。
女の子ばかりが被害者になるわけではないです。
男の子だって被害に遭います。
だからこそ、女の子だからとか、男の子だからとかは関係ないのです。
それになりより、自分の子が加害者になることはあってはならないこと。
だからこそ男女関係なく、幼い頃からそういった性の話でも話せる関係性を作っておくことが、いろんな面で役に立つのです。
『でも幼児期からは早くない?』
と思う人もいるかもしれません。
ここで、ぜひ皆さんに考えてもらいたい。
思春期になった子どもに、いきなり性に関する話をできますか?
それまで一度もそういった話をしたことがない親子が、突然デリケートな話題で心を通わせることができるでしょうか。
おそらく、お子さんも、保護者様も、
どちらも気まずいはずなんです。
ましてや興味を持ちはじめる頃には思春期。
きっとこっちが勇気を出しても、答えてもらえないでしょう。
小さい頃から段階的に、年齢に応じた形で性に関する話題に触れることで、子どもは「この話題を親と話しても大丈夫なんだ」と安心感を持ちます。
そして何より、親自身も自然にその話題を口にできるようになります。
つまり、性教育は将来的に子どもが困ったときに「親に相談しよう」と思える関係性を築くための土台作りなのです。
今のうちから何でも話せる関係性を作ることで、思春期が来たときにもちゃんと説明を聞いてくれる、相談してくれる関係が保てるのです。
性教育の3つの効果
私が娘に性教育を続けることで、
3つの大切な力が身についてきました。
✅自分を守る力(被害者にならないために)
プライベートゾーンの概念を理解し、「嫌なことは嫌と言っていい」「誰かに触られて嫌だったら大人に相談する」ということを学びます。
もし犯罪に遭ったときに、それが「だめなこと」だと認識し、適切に大人に助けを求められるようになります。
何をされているのか分からないまま怖い思いをして、誰にも言えずに一人で抱え込む。
そんな状況を防ぐことができます。
✅相手を尊重する力(加害者にならないために)
自分のプライベートゾーンが大切なように、相手のプライベートゾーンも同じように大切だということを理解します。
相手の「嫌だ」という気持ちを尊重し、無理強いしない心を育てます。
✅信頼関係を築く力(何でも相談できる関係)
性に関することも含めて、どんな話題でも親と話せるという安心感を持ちます。
これにより、将来困ったことがあったときに一人で抱え込まず、信頼できる大人に相談できるようになります。
望まない妊娠を防ぐためにも、
この「何でも相談できる関係」が重要なんです。
子どもの未来のために
性教育を始めてから3年が経った今、
私は確信しています。
性教育は子どもを守るための
最も大切な教育の一つだということを。
性教育を受けた子どもたちは、自分を大切にし、相手も大切にできる大人に成長します。
困ったときには適切に助けを求め、人との関係を築いていく力を持っています。
何より、親子の間に築かれた「何でも話せる関係」は、子どもにとって人生最大の財産となるでしょう。
思春期になって親と話すのが恥ずかしくなったとしても、心の奥底には「困ったときは親に相談できる」という安心感が残っています。
私は娘に毎日伝え続けています。
「生まれてきてくれてありがとう」
「あなたがいてくれて本当に幸せ」
「何があってもママとパパはあなたの味方よ」
これこそが性教育の本質なのです。
子どもが自分は愛されている、大切にされているという実感を持つこと。
そして、どんなことがあっても相談できる人がいるという安心感を持つこと。
性教育は難しいものではありません。
愛情を伝え続け、子どもの質問に誠実に向き合い、何でも話せる関係を築いていく。
それだけで十分なのです。
『でもいきなりそんなハードルの高いことはできない!』
その気持ちもすごく良くわかります。
私が実際にやったことは、どれもとてもハードルが低く、やりやすいこと。
・実際にどんな性教育を行なっているのか
・おすすめの性教育絵本のご紹介
こちらについては私の実体験、『ゆるっと性教育』からお読みください!
子どもを守るため。
そして愛していることを伝えるために。
親から子へのプレゼントとなる性教育。
もし、『あ、必要な理由がわかったかも!』と思ってくださった人は、ぜひ次の記事も楽しみに!
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