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レデラジ#12|中井さんが語るLDと脳性麻痺の特性と境界

ひとりひとりが過ごしやすい社会をともにつくるをミッションに活動するLedesone(レデソン)のショートラジオ番組「レデラジ」

第12回目のゲストは、脳性麻痺、ASD、ADHD、LDの当事者であり、Ledesoneでアシスタント業務を担当する中井けんとさん。
今回は中井さんが持つ脳性麻痺やLDの特性の話や、それぞれの特性の境界線についてお話ししていただきました。

レデラジはnoteではテキストとしてSpotifyでは、音声で楽しむことができます。



Ten
「ひとりひとりが過ごしやすい社会をともにつくる」をミッションに活動するLedesoneがお届けする「レデラジ」。
モデレーターのTenです。
レデラジでは毎回様々なゲストと一緒に、Ledesoneが取り組むインクルーシブデザインに関することや、見えづらい違いの特性を持っている方と一緒にお話をしていきます。

今回のゲストは、 Ledesoneで現在一緒に活動している中井けんとさんです。中井さん、よろしくお願いします。

中井けんと
よろしくお願いします。


中井けんとの紹介

Ten
よろしくお願いします。
中井さんは現在、アシスタントとしてさまざまな業務を担当していただいていますが、実は中井さんとは長い付き合いがあります。
中学生の頃からオンラインでイベントを共に企画してきましたし、実は「レデラジ」という番組も2018年か19年頃に立ち上げたことがあり、その際に一度出演していただいていますよね。

中井けんと
はい、そうです。中学2年生の時にTenさんからお誘いいただき、ラジオに出演させていただいた経験があります。

Ten
その頃には、「こどもばんぱく」など、さまざまなイベントを開催してましたね。

ADHD(注意欠陥多動性障害)の特性と体験

Ten
今回は中井さんの特性についてお聞きしたいと思います。
ADHD(注意欠陥多動性障害)、LD(学習障害)、そして脳性麻痺の診断を受けていると伺っていますが、それぞれの特性について詳しく教えていただけますか?

中井けんと
まず、ADHD(注意欠陥多動性障害)についてですが、私は非常に活動的な傾向があります。幼少期には、家の中で頻繁に動き回り、じっとしていることが難しいと感じていました。例えば、家の廊下を何時間も歩き続けたり、食事中に席を立って家の中を歩き回ったりすることがありました。この特性は、集中力を持続することが難しく、学校や家庭での活動にも影響を与えました。

LD(学習障害)と脳性麻痺の特性とその影響

次に、LD(学習障害)についてですが、私は書字障害を抱えています。文字を書くことが非常に困難で、特に漢字を書くのが難しいです。例えば、漢字の練習をしても、何度繰り返しても思い出せず、自分の名前や簡単な文字以外は書けない状態です。漢字を書く際には、部首の位置や形を覚えるのが難しく、文字を書くプロセスに苦労しています。

脳性麻痺も持っていて、主に手と足に麻痺があります。
手の麻痺によって、文字を書くときに手が震えることがありますし、ハサミで物を切るのも人より苦手です。
特に足の症状が強く、長距離を歩いたり走ったりすることが難しいです。

Ten
ありがとうございます。脳性麻痺について、どのように診断が行われるのか、どの時点でわかるものなのかについて知りたいです。

中井けんと
1歳の時に僕が未熟児だったこともあり、母が「歩き出しが遅い」と医療機関に相談したところ、脳性麻痺の診断がつきました。

Ten
書字に関する困りごとについてですが、私自身も書くことに困難を感じています。私の場合は、小学校入学直後にLDと診断され、書くことが難しい自覚を持ったのは小学校3年生の時です。
中井さんは、書くことが難しいと感じ始めたのはいつ頃でしたか?

中井けんと
私が書くことの難しさを自覚したのは、小学校1年生の三学期です。この時期から漢字の練習が始まりましたが、ひらがなの練習の際には文字がいびつであることが気になりつつも、手の麻痺の影響だと思っていました。
しかし、漢字の練習を始めた時に、他の人と比べて全く覚えられないことに気づきました。
これがLDの特性ではないかと自覚したのは、小学校3年生で発達検査を受けてからです。その時に「あなたはLDです。書くことに困難があります」と診断されました。

困りごとの区別と対策

Ten
書字に関する困りごとで、LDと脳性麻痺の影響が混在していることがあると思います。どのようにそれぞれの困りごとを区別しているのでしょうか?

中井けんと
たとえば、手の震えや枠内に書けないことは脳性麻痺の影響だと考えています。
鉛筆を持つと文字が震えてしまい、枠内にうまく収めることが難しいです。一方、LDによる困りごとは、例えば漢字を覚えられない、何度書いても思い出せないといった問題です。
これらの影響を区別するのは難しいこともありますが、脳性麻痺とLDの特性の違いを理解することが重要です。

Ten
私も枠内にうまく書けないことがありますが、これは微細運動や空間把握の問題から来ていると感じています。中井さんは、空間把握についてどのように感じていますか?

中井けんと
空間把握に関しては、特に問題はないと思います。数学の図形などは得意です。しかし、手の震えによって枠内に書くことが難しいため、小学校の頃には、漢字の書き取りのマスを大きくしてもらっていました。
これにより、書く際のスペースを広げることで、少し書きやすくなりました。

Ten
ありがとうございます。ADHD、LD、脳性麻痺それぞれの困りごとをどう区別しているかについてお伺いしましたが、次回は日常生活や大学での困りごと、そしてそれに対する工夫についてお聞きしたいと思います。
ありがとうございました。


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フリーBGM・音楽素材MusMus


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