【にじ甲】舞元啓介と【ホロ甲】博衣こよりの信用度の違い
野球が好きとゲームが好きは違う。
にじさんじ甲子園やホロライブ甲子園、そして源流とも言えるvtuber甲子園、これらの主催者の信用度が違う。
パワプロという野球ゲームを使って、ドラフトやvtuberの名前を借りたアバター、監督も集めた大人数コラボ企画、これを見に来る視聴者は様々な層に分かれる。
野球が好きな人、パワプロの栄冠ナインが好きな人、vtuberが好きな人、何か集まっていたから見に来た人、そして招かざる嫌な人。
複合した人々が見に来る企画は多くの人を引き寄せるドル箱とも言えるが、リスクと主催者の値踏みも行われる。
最近、にじさんじ甲子園が開幕したが、筆者が驚いたのは椎名唯華の不参加だった。
にじさんじ甲子園の三つの顔の一角である椎名唯華は元々2018年の天開司との「パワクズ」での企画で対戦した仲だった。
その後、天開司は2019年に「vtuber甲子園」を開催しにじさんじやホロライブなども招待した。
翌2020年、天開司と昨年の参加者であった舞元啓介が二人で主催する「にじさんじ甲子園」が始まった。
ここからにじさんじ甲子園の三つの顔は、舞元啓介、天開司、椎名唯華となった。
2025年まで椎名唯華はにじさんじ甲子園の監督として参加していた。しかし2026年は不参加である。話によるとまた参加の可能性もあるとのことだ。
天開司は2019年にvtuber甲子園を主催したあと、単独の主催は2024年のvtuber甲子園で、その間はにじさんじ甲子園の共同主催をしていた。なお、単独主催のvtuber甲子園と共同主催のにじさんじ甲子園は並行して行っている。
2020年の第一回のにじさんじ甲子園の時、舞元啓介は運営が勝手に有料化配信を企てた事に腹を立てた。
それは舞元と天開司の友情から来るもので、舞元曰く、「元々は天開司の企画をにじさんじで借りているんだ」だから奪うような行動は許せなく、謙虚な姿勢を貫いたのだ。
舞元がなぜこうも友情に篤いかと言うと、単純に野球おじさん仲間だったからだと思う。
舞元啓介も天開司も野球が好きなのだ。
野球好きでそれ故に野球ゲームのパワプロも遊ぶ。
そんな二人には何か目に見えぬ友情が芽生えたのだ。
舞元啓介と天開司の野球好きおじさんの友情、椎名唯華とのパワクズの友情で、にじさんじ甲子園はある種特別な感情で見ていた。
簡単に言うと、「伝統」がある。
伝統と友情というブランドの信頼感があったのだ。
さて、ホロライブの博衣こよりだが、パワプロの栄冠ナインは好きだったようだ。
よく遊んでいたし、それ故にvtuber甲子園のホロライブ版もやりたいという気持ちを秘めていて、数年の時を経て開催した。
それにはまず、「vtuber甲子園」に出て、天開司に義理を果たし、のれん分けをしてもらう後ろ盾も得て、開催したのだった。
ドル箱とも言える「ホロライブ甲子園」を主催できたのは大変嬉しかっただろう。苦労もしてようやくこぎつけたのだから。
しかしその後、オファー出したけど出なかった、野球もパワプロも知らなかった三期生の三人が「ミリしらパワプロ杯」を開催したのだ。
一ミリも野球もパワプロも知らない三期生の三人が行う、ミニ大会はそれはそれで需要ある。
なのだが、視聴者には良くない感情を持った者もいる。
「兎田ぺこらがホロライブ甲子園をパクった」と言う輩があらわれたのだ。
言いたい気持ちはわかる。博衣こよりが何年も温めて、天開司に義理を果たしたのに、簡単にかつ天開司に許可も得ずに開催したからだ。
だが言うと、「◯◯甲子園」というパワプロの企画に起源主張とか、パクリと言うのはやめたほうがいい。
天開司もパワプロ企画で「◯◯甲子園」は俺の専売特許だと主張していないし、仮に主張しても法的な義務もない。
だからパワプロの面白さを多くの人に知らしめるためにはむしろ、企画を開いてくれたことは喜ばしいことなのだ。
そのひとつが「ケモミミリーグ」でもある。この大会の主催者は兎田ぺこらで、他二名は誘われて、「ケモミミリーグ」となったのだ。
「ケモミミリーグ」について、「にじさんじ甲子園」と同時期に行い、「ホロライブ甲子園」よりも前倒し的に開催していて、何か良くないことを言う者もいる。
言いたい気持ちはわかる。しかしvtuberも芸能界なら、芸能界は謙遜ではなく唯我独尊の自己主張が強い人でないと生き残れないのである。
個人的に我が強い人と感じるのは、ホロライブで何人もいる。その内の二人が、兎田ぺこらと博衣こよりだと感じる。
兎田ぺこらはホロライブ甲子園をパクリ、なおかつホロライブ甲子園では名義貸しを許可しなかった。このことに我が強くて、いけ好かないと感じる者もいるだろう。
筆者はそれらに許容している。パクリというよりはミニ大会ならではの需要を満たすものであり、面白くて数字のある企画の横取りとは感じなかった。名義貸しの不許可も当然の権利であり、ホロライブは仲良しこよしなんだとそこまで見ておらず、冷静に現実的に見たのである。
もう一人の我が強いと感じる博衣こよりだが、なぜかと言うと、SNSの使い方が良いとは言えないからだ。不用意あるいは不必要なレスバトルをするからである。
おそらく何かしらのプライドの高さ故の行動であると思われる。
以前、「私は人望がないから、みこ先輩にお願いします」とさくらみこに悲しげに頼んだ事がある。さくらみこは「そんなことないよ」と反射的に言うが、個人的にはさくらみこの方がみんなから慕われる愛嬌のある人だと認識されているのではないかと思う。
「人望がない」この言葉は意外にも重く、ホロライブ内部だけではなく外部や視聴者にも波及する。
ある視聴者の意見で、RPGの配信を多く並行的に行っていた博衣こよりを見て、「あんまりゲーム愛がない人なのかな?」と言った事に反射的に博衣こよりは言い返した。
こういう性格なのだろう。「命懸け」でvtuberをしている人なのだから、スルーできず、つい言ってしまう。
そういう人が主催すると、視聴者の人望もふるい落とされる。
愛される人が主催者だと視聴者は愛に溢れる。
その愛されるは何も普段の言動だけではない。
舞元啓介や天開司がパワプロの企画をするに当たって、視聴者からの人望が溢れるひとつの要素がある。
それは「野球好き」だ。
野球が好き、プロ野球が好き、実在する野球選手も好き、だからマニアックな野球ネタを披露できる。
ではそれらを博衣こよりはできるか?
はっきり言ってそこまでは無理だし、何より
他のホロメンの方が詳しい。
それは、戌神ころねと卒業した天音かなただ。
二人は野球好きで、おそらく阪神ファンかと思わせる。
第一回のホロライブ甲子園には、天音かなたが参加していた。時折、福留のネタを口にしながらも、野球好きの視聴者を楽しませた。
仮に「ホロライブ甲子園」の主催者に戌神ころねあるいは天音かなたがなっていたら、間違いなく箔が付いただろう。なぜなら公認の野球好きだから。
博衣こよりが野球にかかわった企業案件はある。少なくとも企業から認められているところはある。
だけど、視聴者の人望は必ずしも企業と合うとは限らない。
だから不満の声が出るのだ。企業が指定した人よりも適した人が他にいると。しかし企業も営利企業なので数字のある人に案件を投げる。例えその世界に詳しくなくともね。
故に摩擦が起きる。vtuberがこの業界にしゃしゃり来んなと。コラボしに来るなと。以前兎田ぺこらはその声に対して、「しゃーないねん、仕事やから」と口にした。
パワプロの栄冠ナインのゲーム実況は、普段のゲーム実況をするのも正解だが、もしできれば野球ネタを交えた実況した方が、見に来る人も増えるし満足度が高くなる。
そのポテンシャルを舞元啓介と天開司は持っている。故の信頼、信用度だ。
残念ながら博衣こよりには二人のような、信頼や信用度は感じられない。
野球好きの視聴者は同じような熱量を持った人が主催してほしいと思うだろうが、それはホロライブには贅沢で現実的ではないと思う。
最後に、兎田ぺこらの名義貸しの不許可についてだが、これは当然の権利である。
なぜなら、自分が三振したりエラーしたわけでもないのに、自分の名前をネガティブな気持ちを込めて叫ばれるからだ。
いい気はしない。
これは実在する野球選手も思っている。
例えゲーム内だとしても、それがTwitterのトレンドに出て、あらぬことを言われたりもして、いい気などしないのだ。
それと、誰かが個人的に「vtuber甲子園」とか「にじさんじ甲子園」とか「ホロライブ甲子園」とか「にじホロ甲子園」とかを勝手に開催するのはやめたほうがいい。
なぜなら、商標登録があるから。
「にじさんじ」と「にじさんじに所属するライバーたちの名前」にはANYCOLORが商標登録しており
「ホロライブ」と「ホロライブに所属するタレントたちの名前」にはCOVERが商標登録してあるからだ。
これは二次創作にあたり、いざとなったら商標権侵害などで訴訟や削除要請があるからである。
個人勢でも自分のvtuberの名前を商標登録している人もいるので注意が必要だ。
だから、勝手に名前を使うのはやめ、いちいち許可取りをしたほうがいいのである。
ただし、許可取りしても許可を得られないこともある。それで人数不足で開催できなかったら、「仕方ない」のだ。
そして、わざわざめんどくさい許可取りをせずに、勝手に名前を使われることもあるだろう。それに対して不愉快な気持ちを持つだろう。
口には出さず、心の奥底にとどめて、実質的な黙認と評されるだろう。
でも、本当に嫌ならば、例え勝手に名前使われて事がある程度進んだとしても、人間関係にヒビが入り視聴者たちに伝わったとしても、「嫌です。やめてください」と言うのだ。
でないと、自分自身を守れない。
筆者は別に、博衣こよりさんのことを嫌いなのではない。
単純に二人との人望や信用度の違いを記事にしたまでである。
