高校生が企画! 「タジフェス」に行ったら最高すぎた件
「 音楽の可能性は【無限大】だ 」
そんなスローガンがInstagramに流れてきた。
それは、あるアカウントのプロフィール。
「タジフェス」
発案・企画・運営、すべて高校生。
多治見市でそんな凄い音楽フェスが行われたので、行ってみた。
前日譚
「夢の見すぎ。」
本当に申し訳ないのだが、私は当初このようなイベントが成功するのは流石に難しいと踏んでいた。
当時タジフェスは、開催費としてクラウドファンディングを募っていた。
しかし私が見た時点でその額はたった数千円。
一方彼らが募っていたのは35万円だった。
まず、資金面で頓挫するのは目に見えている。
まあ、その目は狂っていたのだが。
結果から言おう。最終的な寄付額は40万円に到達した。
足りないどころか、余ったのだ。
一応述べておくが、私は懐疑していたのであって決して反対していた訳ではない。
実際にこのクラウドファンディングのことを私も発信し、(傲慢かもしれないが、その結果として?)寄付した人数が3人増えた。
そして次。最も私が懐疑していたのは、
「高校生にそこまでの事業が起こせるか。」
この規模のイベントを開催するというのは、到底容易いことではない。
これは完全に「大人がするレベルの仕事」だ。
それをやってのける事が可能なのだろうか。それは企画力的な問題と、経済的な問題、そして法的な問題で、だ。
まあ、その考えは狂っていたのだが。
結果から言おう(再)。全然いけた。
本当に凄い。
いや、凄いとしか言いようがない。
私はタジフェスを見つけたその日から、毎日そのInstagramを追っていた。
その中で描かれていたのは、主催者(以下、「タジフェスさん」と呼ばせていただく。)がこのフェスの成功のために奔走する姿だった。
下にリンクを貼るので、ぜひその目で確認していただきたいのだが、
彼は恐らく相当な努力を重ねていた。フライヤーを作り、多治見中の店という店を巡ってそれを設置した。
各企業や店舗と商談を重ね、
協賛企業や出店店舗を増やしていった。

かくして、2525年11月15日、タジフェスは開催に至ったのだ。
当日

虎渓用水広場。
多治見駅の目の前にある、水と緑があふれる広場だ。
ここで、タジフェスは開催された。
音楽が刺さる
19組のアーティストと、10店舗の出店。そしてタジフェスグッズの物販がその基軸となった。


決して、有名な音楽家が出演するわけではない。規模・予算的にそれは厳しいのだろう。
結果として集まったのは上記19組で、残念ながら私は全く知らない人がほとんどだった。(多治見高校吹奏楽部・多治見西高校アカペラ部は置いておいて、)そんな無名のアーティストを起用したわけだが、これも結果から言おう。順調ないし最高だった。
というのも、出演アーティストの皆様は知名度関係なく相当な研鑽を日々積まれているはずだ。当たり前に上手い。思わず引き込まれてしまいそうな演奏が続いたのだ。
更に、これは「音楽」で括ったイベントだ。これがロックやジャズといった更に狭い単位のものだったならば、結果は変わっていたことだろう。

「音楽」の幅は広い。
19組も出演するのだ。どんな人でも1組くらいは刺さるものがある。
ロック、弾き語り、ジャズ、金管楽器、アカペラect様々なアーティストが出演した結果、この会場は心地のいいカオスを内包することとなり、それは人々の心を強く掴んだ。無論私のものもだ。
飯が美味い
もう、これは言わずとも神要素だろう。飯が美味い。
10店舗の出店のほとんどが飲食店だった。

どれも多治見とその周辺で活動している店舗だ。
テキ屋の屋台とは違う。お店の味を、露店でも味わえる。しかも多治見の名店の。
私が食べたのは
・ホットドッグ
・ミートパイ
・クリームソーダ
・オムライス
・コーンスープ
だ。
どれも本格的で非常に美味だった。
ホットドッグとクリームソーダについては写真を撮っていたので開示しよう。

画像では余り分からないが、肉も野菜もケチャップもマスタードも豪勢に使われていた。そして大きい。
口を広げに広げて頬張ると、ホットドッグ特有のアメリカンな香りが鼻を抜け、ひと噛みすると今度は肉汁が溢れんばかりに口内を埋め尽くした。適度な味付けで、少々辛くはあったが、辛いのは好きなのでパクパクと食了してしまった。

(手は白く加工しています。)
これは「ザ、」って感じのクリームソーダだった。
水面のように煌めくカップは、太陽にかざしたらその乱反射でダイヤモンドのような輝きを放っていた。
味も上々。これを提供している店は駅南の道をまっすぐ行くと見つかる、℃RIP409様。とても素敵なカップでした。
ミートパイやオムライスも非常に美味だったため紹介したいが、生憎写真を撮り損ねたためここで終了。
流石に胃袋を掴まれたらもう仕方がない。
私はこのフェスが大好きになったのだ。
ラスト
さて、午後7時。
19組全てのアーティスト様の演奏が終わった。
そして最後に待ち構えているのは…

「たじみのまち」という曲だ。
これはタジフェスさん御本人が作曲なさったとのことで、歌詞は多治見市民のたくさんの声を基に作られた。
いざその時間になり、待っていたらステージ上には最低でも15人くらいは来ていた。
彼ら彼女らは、今まで出演したアーティストの皆様だ。
そんな人達が力を合わせ共に同じ歌を歌っているときた。神展開かよ。
多治見推しとして、これは素晴らしい曲だった。
ほぼ消滅可能性都市の、多治見。
暑い街、多治見。
陶器の街、多治見。
元気な街、多治見。
音楽の力で、この街をより良くしたい。
音楽によって新しい文化を作りたい。
音楽によって多治見を活性化したい。
そんな「タジフェス」の集大成がこの曲だった。
多くのアーティスト様が協力して、タジフェスさん本人もマイクを握り、飛び跳ね地面を揺らし、声を揃えて歌う。
なんて美しいのだろう。
私は筆舌に尽くしがたい感動を味わった。
その輝きがこれからも残りますように。そう、願っておく。
そして
タジフェス、最高だった。
歌も飯も素晴らしいし、企画も運営もかっこいい。
そしてここで大ニュースを1つ。
来年、再来年もこの、虎渓用水広場にてタジフェス、開催!!!
今年行かなかった人には、まだチャンスがある。次は是非皆で行きましょうか。
良かった。成功して。
最高だった。ありがとう。
それでは言った通り、タジフェスさんのリンクを載せよう。Instagramだ。
完。
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