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【ラテンアメリカの旅20. ペルー トルヒーヨ】太平洋に沈む夕日と遺跡と。

ペルーソル
クレジットカード 1ソル≒¥48
現金 1ソル≒¥48 *トルヒーヨ市内でキャッシングした際のレート

トルヒーヨ1日目 ウアンチャコでノンびり過ごす

バスは定刻より10分早く、朝6:30にトルヒーヨのCruz del Surの専用バスターミナルに到着。
今回のトルヒーヨ滞在、市内ではなく西へ10kmほど離れたビーチリゾート・ウアンチャコにエアビを予約した。
早朝のためチェックインまではたっぷり時間はあるので、そのウアンチャコまで路線バスで行くことにした。

トルヒーヨ到着。

3ブロックほど歩いた大通りのバス停でウアンチャコ行きバス(ミクロ)に乗りこむ。45分ほど西へ向かった海岸線のエリアがウアンチャコ。
8時前にウアンチャコエリアに入る。乗ったバスがウアンチャコの北端まで行かず右折して目的地から遠ざかってしまったのですぐに下車し歩いてエアビへ向かった。8時過ぎに到着、ありがたいことに部屋が空いておりすぐに入れてくれた。助かる。

ウアンチャコまでのバス

朝食として昨夜バス乗車時に買ったパンをダイニングで食べていたところ、ホストのお父さんがペルーのコーヒーを淹れてくれた。美味しい。

部屋でしばらく休憩後、ウアンチャコエリアにある「マリアDELソコロ市場」へ。海沿いの街ということで「刺身を食べよう。」と魚を買いに出かけた。英語の話せる人に助けてもらい「セビーチェ(ペルーのシーフードマリネ)にしても美味しい」魚を一匹購入。見た目は「ボラ」的なようだが後で食した感じ鯛の仲間ような味だった。その場でおろしてもらう。野菜や米等も買いいったん部屋に戻る。

海岸線
マリアDELソコロ市場
魚を捌いてもらった
お米も購入
野菜も購入

バス乗車時にもらったポテチにビールを買ってきて昼食。ホストの奥さんがパッションフルーツジュースをお裾分けしてくれた。酸っぱくて美味。

奥さんからいただいたパッションフルーツジュース


午後は部屋でのんびり過ごす。3時頃から妻が準備を始めてくれ、5時くらいから早めにビールと共に夕食。
白ご飯を炊き、鯛の味に似た白身魚の刺身。ご飯も日本米に近くいい塩梅で炊いてくれた。刺身は日本から持参した醤油とワサビでいただいた。

6時過ぎにビーチへ。太平洋に沈む夕日を眺め、その後海岸沿いを散歩。暑くも寒くもなくいい気候だ。遅くまでサーファーが波に乗っていた。「太平洋に日が沈む」という日本ではあり得ないシチュエーションに「遠くまで来たなあ」と旅情を誘われた

太平洋に沈む夕日
水生植物で作られた「トトラ舟」
日没後もサーファーが波に乗っていた。ウアンチャコはペルーを代表するサーファーの聖地らしい
街中の様子


帰路に水を買い7時すぎに部屋に戻った。
久しぶりのお湯シャワー。快適な気候でエアコンも不要だ。バス旅疲れもあり快眠。

トルヒーヨ2日目 モチェー文化の遺跡「太陽のワカ・月のワカ」

朝食のパンを買おうと街に出るも100ペソ札しかなく、カードが使えそうなパン屋も「まだパンができてない」、とのことで何も買わずに部屋に戻る。帰宅するとオーナーがパンをお裾分けしてくれた。妻の作ってくれたスープとサラダの朝食。

ホストからパンをお裾分けしてもらった

ペルー北部・トルヒーヨと次に行くチクラヨへ来た一番の目的は、プレ・インカ時代の遺跡を見たかったことが大きな理由の一つ。ここトルヒーヨでは、紀元前100〜800年頃の「モチェー文化」を代表する「ワカ」と、インカ帝国が勃興する前の1100〜1500年頃に栄えた「チムー文化」の中心地だった「チャンチャン遺跡」がある。「ワカ」とはケチュア語(ペルーで使われていた言語)で「神聖な場所・もの」を表す。

この日はまず太陽のワカ・月のワカ(以下ワカ)を見に行く。タクシーや配車アプリで行くか、もしくは現地ツアーに参加すれば効率よく回れるのだが、あえて公共の交通機関を使って行ってみることにした。行き方については、トルヒーヨ市内のバス路線アプリでの事前調査に加えエアビのホストに行き方を教えてもらってから向かった。

参考までにトルヒーヨ市内のバス路線アプリは以下。使い勝手は決して良くはないが参考程度に使える。スペイン語のみ。

やはり現地で確認することがベター。

トルヒーヨのようなペルーの地方都市は2種類のバスがある。一つはいわゆるバスで「ミクロ」、もう一つはバンタイプのバスで「コンボ」。どちらもバス停はあるのだがそれ以外の場所でも乗り降りできるようだ。日中は路線も本数も相当あるので乗り方さえ分かれば使い勝手はいい。その乗るコツを抑えるのが難しいのだが。

ウアンチャコからワカへの行き方だが、まずウアンチャコの表通りで「A」と表示のあるのコンボに乗り(コンボA線)、トルヒーヨ市内の「Avenida la Inca(Inca通り)」まで向かう。ウアンチャコからは1時間ほどかかる。Avenida la Incaで降り、反対車線に渡り「ワカ?」と聞くと、そちら方面へ向かうバスのドライバーが「行く」と答えてくれる。本数や路線は結構あるようだ。ラッキーなことに最初に声をかけたコンボが「ワカ」近くまで行く、とのことなのでそのまま飛び乗った。40分ほどでワカ到着。ワカ周辺は市内からそんなに離れていないのに街ナカとは全く異なる「砂漠」の風景だ。まず博物館でチケットを購入し、そして遺跡エリアまで歩いて行く。

ウアンチャコからトルヒーヨ市内Avenida la Inca (A)で乗り換えワカ(C)へ。
コンボに乗車
トルヒーヨ市内からワカ行きコンボ。青に黄色のデザインが目印。ワカ周辺は砂漠。

遺跡エリアの見学はガイド(ボランティア)を必ずつけなければいけないとのこと。11:35すぐに英語ガイドのツアーが出発した。同グループには自分たちを含め6名。「ワカ」はBC100〜AD800時代の遺跡。スポンサーがなく保存が難しい苦労話などもあり面白い。現在はトルヒーヨ大学が保存発掘を行なっている。太陽のワカ(城壁?)は遠方から眺めるだけで、見学できるのは神殿であったと推測されている月のワカのみ。時代ごとに神殿の壁の装飾が異なり、それぞれの背景などを説明してもらった。時代が変わるごとに一層づつ作り足していくらしい。また神殿内部にももう一層神殿がある。興味深い。現在、月のワカは発掘調査を進めているがが予算がないらしい。
たっぷり1時間強、遺跡を堪能した。ガイドはボランティアのためチップをお渡しした。

博物館入口。ここでコンボを降り博物館手前にあるチケットオフィスで遺跡(10ソル)と博物館(5ソル)の入場券を購入。
博物館から遺跡までの道のり。500mほど歩く。
遺跡ツアースタート。入口から遺跡までの道のり。
太陽のワカ。モチェー時代の城塞跡。遠くから眺めるのみ。
月のワカへ。
神殿の紋様がそのまま残されて発掘された。確か神殿への回廊に施されたヘビの紋様。
神殿あと。世代ごとに上に積み上げられていったらしい。
おそらく暦として使われていた紋様。定かではないらしい。
神殿内部にもう一層の神殿。紋様も鮮やかに残されている。日本で言えばおそらく弥生から飛鳥時代くらい。
はるか向こうに太平洋を望む。
そしてトルヒーヨ市内。
つい数年前に描かれだであろう。


博物館へ戻り少しばかし見学しコンボで市内へ。この後はセントロを歩こうと、Avenida la Incaで降りアルマス広場方面まで行く。途中ローカルの人たちで大賑わいの定食屋を見つけ、ここで遅めのランチ。やはりチキン絡みの定食をオーダー。味はハズレないし1人10ソルとかなりお手頃価格。そしてリンゴジュースは飲み放題。量が多すぎ食べきれずお持ち帰りした。

博物館。出土品が展示されている。
トルヒーヨ市内行きコンボが到着。
街の定食屋。地元の人たちで賑わっていたので思わず吸い込まれた。
ランチの前菜①パパ・ア・ラ・パンカイーナ
メイン①REPOLLO SALDAD。鳥と野菜炒めご飯のせ。
前菜②チキンスープ
メイン②チキンライス


ランチ後はアルマス広場まで歩き、広場から北方面へ伸びる歩行者専用の道を歩く。専用道は大勢の人で賑わっていた。途中ATMでキャッシングをして、スーパーマーケットでバナナを買い、セントロを周回するスペイン通りからウアンチャコ行きのコンボに乗りこみ部屋へ戻った。なんだかんだと夕方になっていた。

トルヒーヨのセントロ(旧市街)
トルヒーヨのセントロ(旧市街)
アルマス広場
アルマス広場からのカテドラル
セントロを北方面に伸びる歩行者専用道の様子
セントロを北方面に伸びる歩行者専用道の様子

日暮れ時、ビールを買いがてら1人海岸線に出てみた。この日も夕日が美しく太平洋に沈んでいく。
昼が遅かったので夕飯はビールとバナナとビスケットで済ませた。

ウアンチャコの海岸
ウアンチャコの海岸
軽めの夕食


トルヒーヨ3日目  チャンチャン遺跡

今朝もパンを買い出しに行く。細かいお金を持っていたのでパン4個と卵を市場前の売店で購入。昨日買ったバナナとパパイアをミキサーに掛けジュースを作ってくれた。

バナナとパパイヤのミックスジュース
朝食

ところでペルーのパパイヤは、これまでメキシコやコロンビアのそれとはちょっと違うらしい。砂漠地帯で育てられているため種類が異なる。パパイヤ自体を食べるのではなくジュースとして飲むことが多いらしい。どうも妻はペルーのパパイヤが体質に合わなかったようだ。

妻は疲れが溜まっているとのことで休息日。そしてエアビの洗濯機を借り朝から洗濯。
自分はひとり9時半くらいに部屋を出て、もう一つのプレ・インカ時代の遺跡・チャンチャン遺跡へ。チャンチャン遺跡は西暦1100年以降、インカ帝国に滅ぼされるまでに栄えたチムー王国の首都だったところ。チャンチャン遺跡は世界遺産にも登録されている。

ウアンチャコからトルヒーヨ方面へ行くバスは全てチャンチャン遺跡の前を通る。コンボ乗車時に「チャンチャン遺跡まで」と伝えて、車掌から「OK,OK」と言われていたが忘れられていた。遺跡手前で「降ろして」と車掌に伝え下車。トルヒーヨ市内よりだいぶ手前ではあるが料金は市内までと同じく2.5ペソだった。

博物館で入場料10ペソ支払いまずは博物館へ。出土品が展示されている。結構精巧な作りの水差しなど、色々と興味深い。

チャンチャン遺跡の博物館
出土品
広大な首都だったようだ。


博物館裏からピラミッドを見て遺跡外壁を回る見学路がありまずはその道を歩いてみた。見学者がほとんどいない、砂漠の中の遺跡。説明の看板は色褪せ読めない。なかなか管理が難しいことが想像できる。一周後、今度は歩いてメインの遺跡エリアへ。20分ほど歩いたか。

ピラミッドと謎のモニュメント
城壁
城壁と見学路
メインの遺跡までの一本道


砂漠の中に城壁に囲まれた中に整備された見学路がある。入場後ガイドをつける代わりにパンフレットを買った。5ペソ。このパンフレット、誤植は多いが見学する上でとても役に立った。見学ができるエリアは祭壇などチャンチャンの中でもメインのエリアだったところと推定される。祭儀場などが多く残されていた。9箇所ほどポイントがあり最後に遺跡全体を高所から身下ろせる高台から眺め出口へ。

遺跡入口
「魚」マークは見学ルート
祭場だった広場
魚の鳥のモニュメント
チャンチャン遺跡内部
子ども達は遺跡見学に飽きていた。。。
チャンチャン遺跡
チャンチャン遺跡
高台(展望台)からの眺め
展望台
出口へ。

出口で一休み後メイン通りまで20分ほど歩いて戻りマイクロでワンチャコへ戻る。今回も道を逸れてしまった先で下車。
部屋の手前で近所の犬に吠えられ絡まれ、エアビの犬が出てきて助けてくれた。なんと利口な犬なんだ。

昼食は昨日のランチで残したテイクアウト分を温めて食す。
ホストも昼食の準備をしていた。「お酒好きそうだね」と飲ませてくれたのはペルー原産の葡萄の蒸留酒・ピスコ。トルヒーヨから北へ少し行ったあたりで友人が醸造しているらしい。ピスコはペルー南部で生産したものしか「ピスコ」という名前を名乗れないようなので、これは非売品。フルーティーでとても美味しい。度数は40度以上。

部屋に戻り昼食。昨日のお持ち帰りに目玉焼きのっけ
ピスコ。葡萄の蒸留酒
エアビのワンコ。とてもお利口で、よその犬に絡まれていたら助けてくれた。



午後はしばらく部屋にて休憩。夕方から

経口水と夕飯(パン)買い出して、そのパンとパパイヤの残りとビールの夕食。

今日も日暮までサーファーが波乗り
夕食。食べかけですいません。


トルヒーヨの滞在3泊はビーチリゾートに滞在し、見応えのある遺跡を2箇所訪問し美味しい料理を満喫した。何よりエアビのホストのホスピタリティが素晴らしく、充実した滞在になった。

翌日はさらに北上しチクラヨへ行く。



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