「ちゃんと立つ」って、こういうこと?
「姿勢をよくしてください」と言われたら、どうしますか?
胸を張る。背筋を伸ばす。お腹に力を入れる。
私は今まで、そんなふうに「良い姿勢」を作ろうとしていたのかもしれません。
でも先日のマシンピラティスで、もっと根っこの部分にある「立つ」ということを、身体で感じました。
それは、地味なレッスンでした。
でも、身体の感覚が変わるって、こういうことなのかもしれません。
週1回のピラティスを続けています
私は今も、週に1回、マシンピラティスのマンツーマンレッスンを続けています。
もう何年も続けていますが、毎回「そんなところを見るの?」と思うような、小さな身体の使い方も教えてもらいます。
今回取り組んだのは、足。
足の骨を一つひとつ動かして、足裏を整えていきました。
使ったのは、ヤムナフットフィットネス。
足の裏にボールを当てながら、普段あまり意識していない足の部分を丁寧に刺激していきます。
正直、動きとしてはものすごく地味。
「これがピラティス……?」
と思うくらいです(笑)。
でも、終わって立ってみると、明らかに違いました。
足が「床に沈む」って、こういうこと?
立った瞬間、足の裏が床にスッと沈んでいくような感覚がありました。
そして、その床をしっかり押せる。
すると不思議なことに、身体が上へ伸びていく。
「床を押すと、上に伸びる」
言葉にすると当たり前のようですが、実際に身体で感じると全然違います。
私たちは普段、立っているだけでも、意外と身体のどこかに偏って体重をかけています。
片足に寄りかかって立っていたり。
前につんのめるように立っていたり。
反対に、後ろに重心が落ちて、背中を丸めていたり。
本人は「普通に立っている」つもりでも、身体の中では小さな偏りが起きている。
私自身も、そうだったのだと思います。
「姿勢を良くしよう」と上半身だけを頑張るのではなく、まず足元から。
床を感じて、床を押して、その反力で身体が上に伸びる。
この時、膝は押し込められていなくて、ほどよく緩んでいます。
その感覚が、今回初めて少しわかった気がしました。
良い姿勢は頑張って作るものではない
これまで私は、姿勢を良くするためには「背筋を伸ばす」ことが大切だと思っていました。
でも、今回のレッスンで感じたのは、
良い姿勢は、身体を無理やり伸ばして作るものではないのかもしれない。
ということ。
足元が安定すると、その上に身体が自然に積み上がっていく。
そして、床を押すことで、身体が上へ伸びていく。
建物と同じです。
土台が安定していなければ、その上は安定しない。
40代を過ぎると、「昔は何も考えずにできていたこと」が、少しずつ変わってきます。
立ち方。
歩き方。
姿勢。
疲れ方。
だからこそ、ただ筋肉を鍛えるだけではなく、自分の身体が今どう使われているのかを感じる時間が大切なのだと思います。
今回のレッスンは、激しい運動をしたわけではありません。
汗だくになったわけでもありません。
でも、レッスンが終わって立ったとき、
「私、今までちゃんと立ってなかったのかも」
と思いました。
たった数センチ、身体の感覚が変わっただけなのに、立つことが少し楽しくなりました。
まとめ
ピラティスというと、難しいポーズやきついトレーニングを想像するかもしれません。
でも、私が最近面白いと思うのは、こういう「ものすご〜く地味なこと」。
足の裏を感じる。
床を押す。
そして、身体を上へ伸ばす。
きれいに立つというのは、頑張って姿勢を作ることではなく、自分の足で床を感じること。
週1回の積み重ねが、今日も私の身体に新しい刺激を与えています。
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