自己奉仕バイアス:成功したのは自分のおかげ
こんにちは、
皆さんは成功を自分のおかげだと考えますか?
それとも周りや環境のおかげだと考えますか?
また、失敗を他の人のせいと考えますか?
それとも自分のせいだと考えますか?
多くの人は自分の才能やセンスで成功したと思い、他人のせいで失敗したと考えるでしょう。
ではなぜこのように考えてしまうのでしょうか??
それは自己奉仕バイアスが関係しているのです。
自己奉仕バイアスとは、成功を自分の能力のおかげだと考え、失敗を環境や他人のせいにしたくなる心理的な偏りのことを言います。
ではなぜこのように成功を自分のおかげと考え、失敗を他人のせいにしてしまうのでしょうか?
それは、自分のためです。
成功を自分のおかげだと考えれば、自分のメンツは保たれ、自尊心を傷つけることはありません。
しかし、成功を自分のおかげではなく、他の人のおかげだと考えるとどうでしょうか?
自分の力ではなく、他の人の力によって成功した、自分に力はないと自己否定をしてしまっているように感じます。
また、失敗の場合では、自分のせいで失敗すると考えるよりも、他の人のせいにした方が自分を守ることができます。
自分を傷つけずに済むのです。
だけれど、他の人からの信頼は失い、自己中心的な人だというイメージを持たれ、時には言い訳をする人になってしまいます。
実は自分を守ったと思っていても実際は守れていないのです。
また、原因の帰属(ワイナーの理論)には内的、外的と安定、不安定から構成される四つの部分に分けることができます。
内的で安定
能力やセンス、才能などの自分のことでかつ変わらないもの内的で不安定
調子やその時の努力などの自分でコントロールできるもの外的で安定
問題の難易度などの環境、自分以外のことで変わらないもの外的で不安定
運や協力の有無などの環境、自分でコントロールできないもの
すなわち、自己奉仕バイアスでは、成功を「内的で安定」な要因として考え、失敗を「外的で不安定」な要因として考えてしまいます。
では、この自己奉仕バイアスをうまく付き合うにはどのように考えていくことが必要なのでしょうか?
それは、自分のなかで成功の中の理由を分けることであり、失敗から目を逸らさないことだと思います。
この考え方では、成功を「100%自分のおかげ」か「100%運」かの2択で考えるのではなく、「自分60%、環境40%」のようにグラデーションをつけて考えることがコツです。
成功では、運や環境、他人の力によって成功できた部分もあり、ここは自分の実力で掴みとった成功だと考えてください。
人は1人でできることは限られています。
そのため、成功の大枠はチームや環境、運などの複数の要因で達成されます。
しかし、あなた自身が達成したこと、その成功において尽力したものがあるはずです。
そこを見つけ、成功の中に自分もいると考えてください。
同じように失敗でも、複数の要因が絡みます。そのなかで自分の失敗を受け入れるようにします。
あなた一人の失敗はありませんがあなただけが失敗していないこともないです。
失敗を受け入れることはつらいと思いますが自分の失敗を受け入れることで次の成長につながります。
なので落ち着いて、自分の失敗を認めて受け入れましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
原因の四つのタイプに関して別の記事で詳しく書いていきたいと思います。
どんな人が原因の四つのタイプに当てはまり、どんな思考をしがちであるかについて検討する記事を書きたいと考えてます。
