🌸 Power Automate Desktop(PAD)でWebサイトを自動操作する方法~ Webサイトのデータを毎月自動取得する (初心者向け)~
🦊こんにちは!Inusukiです。
今回は
毎月、自社の何らかのデータをWebサイトからダウンロードしてExcelにまとめる。 そんな定例作業を、Power Automate Desktop(PAD)で自動化してみよう!!ということで。。
PADを開くところから、Webサイトの操作、ID/PW入力、ダウンロードまで やさしく解説します😊
💻 Step 1:PADを起動する
Windowsのスタートメニューで 「Power Automate Desktop」 と検索、または、デスクトップ上のアイコンをクリック
起動すると「PowerAutomateへようこそ,(ユーザー名前)」が表示される
左上 [+ 新規v] をクリックし、「フロー」をクリック
フローの作成ダイアログ画面が表示されるので、フロー名を入力(例:Webデータ取得)※PowerFxが有効 と下に出ていますが、今回は触りません。
これで準備完了です😉👌
🖥 Step 1.5:PADとWebサイトを“2画面”で並べておこう
PADでWeb操作を自動化するときは、 PADと対象のWebサイトを横に並べておく(セカンドディスプレイがベスト)のが超おすすめ。
理由は3つ。
UI要素の取得がスムーズ
どこを操作しているか目で確認できる
初心者でも安心して作業できる
🌐 Step 2:Webページを開く
アクション名:「新しいMicrosoft Edgeを開く」
※chrome、Firefox、Microsoft Edge、Internet Explorer いずれか選びます。
今回はMicrosoft Edgeで説明します。
左側に「アクション」と表示された下に、たくさん文字が書かれていると思います。「すべて」をクリックして「ブラウザー自動化」をクリックします。
「ブラウザー自動化」の中の「Webフォーム入力」をクリックします。
その中に「新しいMicrosoft Edgeを開く」画面中央の ここにはまだアクションがありません と書かれているエリアにドラッグ&ドロップします。
すると設定画面が出ますので、それぞれ入力していきます。
起動モード:「新しいインスタンスを起動する」(インスタンスはブラウザを開くための箱とイメージしてください)
初期URL:データサイトのURL(直接コピペします)
ウインドウの状態:これは業務によりますが、最小化にするとUI要素を自動タップする動きがおかしくなる可能性もあるので私はおすすめしないです😅
ターゲットディスクトップ:「ローカルコンピューター」
ブラウザーの操作方法:「ブラウザー拡張機能」
左下あたりに 生成された変数 Browser と表示されていると思います。
入力されたものが変数に自動で格納されました!
保存を押すと画面中央エリアにフローが作成されます👏
👉 ポイント EdgeのPAD拡張機能がONになっている必要があります。
🔑 Step 3:ID・PWを入力する
— UI要素の取得がいちばん大事! —
※ログイン用の作業がない場合はStep3は飛ばしてください
PADは画面を“見て”操作しているわけではなく、 HTML構造の中から特定の要素を指定して操作しています。
だから、 UI要素の取得がズレるとフローが止まる というくらい重要。
🧩 UI要素の取得(ID入力欄)
画面中央のエリアの先ほど作成した「新しいMicrosoft Edgeを起動」の下に+があると思うのでクリックします。この時Copilot搭載であれば、次のアクションを提案してくれます。「Webページ内のテキストフィールドに入力する」があればクリック、なければ、「ブラウザー自動化」➡️「Webフォーム入力」➡️「Webページ内のテキストフィールドに入力する」をクリックしてください。
設定画面が出ますので入力していきます。
webブラウザーインスタンス:「%Browser%」 先ほど生成した変数が自動で入っていると思います。入っていない場合は右横vをクリックすると一覧で出てくると思います。ない場合は%Browser%と手入力しましょう。
UI要素:入力する箱の右側にあるvをクリックするとUI要素の追加画面が現れます。「UI要素の追加」をクリックすると、画面がさっと消えてびっくりするかもしれませんが、要素を追加する画面が出てきます。ここからポイントです!WebサイトのIDを入力するテキストボックスにマウスオンしてみてください。赤枠が付いてInputTextとなったら、Ctrlキーを押しながらマウス左クリックします。UI要素が追加されます🎉
テキスト:ここに入れたい文字、今回はIDを入力します
保存をクリックします。
🧩 UI要素の取得(PW入力欄)
PW欄も同じ手順で取得します。
ただし、PWは特別扱いなので注意点があります👇
🔐 Step 3.5:パスワード入力の注意点(超重要)
✔ ① PADの画面にPWが“見えてしまう”
「テキストフィールドに入力」の値欄に パスワードを直接書くと 丸見え になります。
これはセキュリティ的にNG。
✔ ② 安全な方法
UI要素の取得まで実施したら、次はテキストにパスワードを入力するのですが、その時、テキストを入力するボックスの左上にあるvをクリックしてください。
・テキスト、変数、または式として入力します。
・直接暗号化されたテキストの入力
と表示されますので、下の
・直接暗号化されたテキストの入力
をクリックしてからパスワードを入力します。
✔ ③ フローを共有する場合は特に注意
アクションにPWを直接書くと、 他の人にフローを渡したときに丸見えになるので注意しましょう!パスワードを見えないようにしても、このままフローを渡すと、その人も実行できてしまいます。気を付けましょう。
📥 Step 4:データをダウンロードする
さてここまで来たら、あとは同じことの繰り返しです。
・実行ボタン等を押す場合は
「Webページのボタン」をクリック。→
「ブラウザー自動化」➡️「Webフォーム入力」➡️「Webページのボタンを押します。」を選び同じようにUI要素を取得します。
・画面遷移する場合は
「Webページのリンクをクリック」をクリック。→
ブラウザー自動化」➡️「Webフォーム入力」➡️「Webページのリンクをクリック」を選び同じようにUI要素を取得します。
設定できたら最後はダウンロードボタンをクリックするようにUI要素を取得し設定します。仕様によっては保存先フォルダが決まっている「保存」等かもしれません🤔
👉 ポイント:この時「Webページのコンテンツを待機」を次の作業の間に入れるのがポイントです。3~5秒でいいと思います。
Final:閉じる
最後に、実行後の画面を閉じる動作を忘れずに入れましょう
「ウインドウを閉じる」をセットします。
・ウインドウの検索モード:「タイトルやクラスごと」
・ウインドウタイトル:「PowerAutomate」 など。。
以上でダウンロードまでの簡単な作業になります。
ダウンロードフォルダや指定されていたフォルダに保存されていれば成功です👏🎉
🦊 Web自動化フロー(まとめ図)
🦊 Web自動化フロー
① PADを起動する
② WebサイトとPADを2画面で並べる
③ Webページを開く(URL指定)
④ ID・PWのUI要素を取得して入力
⑤ ダウンロードボタンをクリック
⑥ ウィンドウを閉じる
🌱 よくあるつまずきと対処法
UI要素が認識されない場合の多くはページ構造が変わった場合です。
面倒ですが「UI要素の再取得」が必要になります。
また、UI要素に取得ではなく、マウス移動などで取得した場合はまずうまくいかないと思います。
自動化で遷移が早すぎるとPAD自体がもう終わったのかな?と勘違いしてしまうので、サイトの遷移時、保存などのボタンクリック時には、待機を3秒ほど入れるのがいいと思います。
🌸 まとめ
PADは「人がブラウザでやっている操作」をそのまま再現できます。 クリック・入力・待機を組み合わせるだけで、 毎月のWebデータ取得が自動化できるようになります。
長々と失礼しました。
ここまで読んでくださりありがとうございます🫡
フローが無事に実行できたら、クラウド版と併用し、実行時間を設定したら完璧な自動化の完成です🎉
しかしここで問題が。。。💦
会社で使用しているPADがプレミアム版(有料版)であれば問題ないのですが、そうでない場合はクラウド版との連携ができません😱
じゃあ完全自動化できないじゃん!!😡となりますよね💦
私もその一人です。有料版が必要かな?えー。。会社に言わなきゃなの。。と不安になるかもしれませんが。。
安心してください!
無料版でも、Windowsであれば、タスクスケジューラを使用しましょう!
ただ実行時にエラーになったりします。。
その対処法はまた別の記事にしようと思います。
(簡単に言うと vbs+batを駆使して実行します。)
本当にこんなに長く読んでいただきありがとうございます💦
また自動化やAIイラスト・写真、息抜き記事など、のらりくらり更新していきますのでお付き合いお願いします🍵
【参考本】
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