初心者向け PAD × Excel 自動化記事
こんにちは、inusuki_ITです。
ちょっと前回から時間がたってしまっていましたが。。😅
今回は Power Automate Desktop(PAD)でExcel作業を自動化する方法を、技術的なポイントも交えながら解説します。
この記事はこんな人に向いています。
Excelの定型作業を自動化したい
PADを触り始めたばかり
変数やアクションの意味がよく分からない
実務で使えるフローを作りたい
🦊 今回つくるフローの全体像
🦊 白狐ちゃんのExcel自動化フロー(基本形)
① Excel を起動する
② 指定シートを読み込む
③ 最終行を取得する
④ データを別シートへ書き込む
⑤ 保存して閉じる
🛠 使うアクションの詳細解説
① Excel を起動
アクション名:「Excel の起動」
「既存のドキュメントを開く」を選択
ファイルパスを指定
変数 ExcelInstance が自動生成される
👉 ポイント: PADでは、Excel操作はすべて「Excelインスタンス」を通して行います。 この変数が壊れるとエラーが出るので、フローの最初に必ず起動しましょう。
※「Excelインスタンス」とは、PADがExcelを操作するための『専用の通信路』のようなものです。これがないとPADはExcelを操作できません
② ワークシートを読み込む
アクション名:「ワークシートの読み込み」
読み込むシート名を指定
ExcelInstance を選ぶ
読み込んだシートは変数 ExcelWorksheet として扱われる
👉 ポイント: Excelの操作は 「インスタンス」→「ワークシート」→「セル」 の階層構造で動く。
③ 最終行を取得する
アクション名:「最終使用行の取得」
対象:ExcelWorksheet
出力:LastRowIndex(数値)
👉 ポイント: 最終行は「空白行を含む」場合があるので、 実務では 「値が入っている最終行」 を取得するのが安全です。
④ データを別シートへ書き込む
アクション名:「セルに書き込み」
書き込み先シートを読み込む
LastRowIndex を使って書き込み位置を指定
例:A%LastRowIndex% のように変数を使う。動的コンテンツ⚡から選択すると間違いがないです。
👉 ポイント :PADはセル指定に変数を使えるので、 「毎日行数が変わるExcel」 に強いです。
⑤ 保存して閉じる
アクション名:
「ドキュメントを保存」
「Excel を閉じる」
👉 ポイント: Excelを閉じる前に必ず保存すること。 保存しないと、それまでの処理がすべて無駄になってしまうため、必ず保存アクションを先に入れる。
🧩 実際のフロー
①Excel の起動: (ファイルパスを指定)
→ 出力: ExcelInstance
②ワークシートを読み込む: (シート名: "Input")
→ 出力: InputSheet
③最終使用行の取得: (対象: InputSheet)
→ 出力: LastRowIndex
④ワークシートを読み込む: (シート名: "Archive")
→ 出力: ArchiveSheet
⑤セルに書き込み: A列の指定に %LastRowIndex% を使用
⑥ドキュメントを保存
⑦Excel を閉じる
🌱 初心者がつまずきやすいポイント
● 変数の型が分からない
PADは自動で型を判断するので、 最初は気にしなくてOK。
● Excelがバックグラウンドで残る
→ 「Excel を閉じる」を入れ忘れている → または「保存して閉じる」が抜けている
● セル指定でエラー
→ %LastRowIndex% のように %で囲むのを忘れがち。手入力よりは動的コンテンツ⚡から選ぶ方がおすすめです。
最初はエラーが出るのが当たり前です。落ち着いて1行ずつ確認すれば必ず解決します!
🌸 まとめ
今回のフローは、Excel自動化の基本となる
起動
読み込み
最終行取得
書き込み
保存・終了
という5ステップで構成されています。
この基本形を理解すると、 Webからデータを取得 → Excelに書き込む フォルダ内の複数ファイルをまとめる など、実務レベルの自動化に発展できます。
🦊最後まで読んでいただき
ありがとうございました。今後も業務効率化の役立つお話を、のらりくらりと投稿していきます(^^)/
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