報われない部下に、きみは何できてる?
報われないのは、
評価軸のズレが原因
がんばっていればいつか報われる──その言葉を、おれは“半分ウソ”だと思っている。報われないがんばりの多くは、才能不足でも運の悪さでもなく、会社の評価軸とのズレが原因だ。本来、そのズレをメンバーに言語化して伝えるのはマネージャーの仕事だが、実際は「察してほしい」と期待するだけで、きちんと説明できていないことも多い。今どき、メンバーも「何を見て評価しているんですか」なんて、なかなか聞いてこない。だからこそ、どのタイミングで、どんな言葉で伝えるかまで設計することが、マネージャーの重要な役割になってくる。
「自分はこんなにやっているのに」
に寄り添え
「報われない」と感じている本人の気持ちはよく分かる。数字も出しているつもりだし、遅くまで残っているのに、評価はイマイチ。上司から「まだ足りない」と言われれば、心が折れそうにもなるってもんだ。実はおれ自身も、若い頃は業績に自信があったのに、昇進から外され続けた時期があった。「自分はこんなにやっているのに」と腐りかけた、その悔しさは今でもはっきり覚えているし、メンバーのグチを聞くと当時の自分を重ねてしまう。
「報われない、がんばり」には
90日の行動計画をつくる
では、メンバーの「報われない、がんばり」にどう関わるか。おすすめは次の3ステップだ。①伝える場をつくる──月1回など、1on1や面談の時間を先にカレンダーに押さえる。②事実の棚卸し──その場で数字・案件・行動を一緒に紙に書き出す。③評価ポイントの共有と頑張り方の再設計──「この会社は何を見て評価しているのか」を上長も交えて確認し、業績だけでなく社内貢献や将来への期待値も含めた90日間の行動計画に落とし込む。特別なスキルはいらないが、ここをサボると「がんばり方のズレ」は一生直らない。
何よりも先にやるべきは
あなたがメンバーの味方になること
評価軸の話ほど、関係性ができていないと伝えづらいテーマはない。いきなり会議室に呼んで、「君のがんばりはズレている」と切り出したら、その瞬間に相手は身構えてしまう。だからこそ、日々のちょっとした雑談や声かけで「この上司は自分の味方だ」と感じてもらうことが先だ。そのうえで、定期的な1on1を使って、事実を一緒に振り返りながら「どこを変えれば報われるか」を考える。マネージャーのきみの一言一言が、メンバーの軌道を少しずつ良い方向に曲げていくのだと思って、今日のコミュニケーションから見直してみてほしい。
驚かせてすみません。30年前のテンションでしゃべってます

この原稿は不動産会社に特化した、教育・研修事業を提供する株式会社モデスティの代表・長野が30年前のテンションで語った内容になります。実際はこんな言い回しをすることはありません。ナチュラルな言い回しをご希望の方は毎週木曜日16時配信のメールマガジン「週刊モデスティ」をご登録ください。
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メルマガ著者のご紹介
株式会社モデスティ|代表取締役 長野 卓将
株式会社リクルートにて住宅情報誌「SUUMO」の営業・マネージャーを20年以上歴任。大手から中小まで、首都圏・地方を含む多様な不動産会社を担当。その後、2012年に株式会社モデスティを設立。営業ロープレの実践指導で数千人の成長を後押し。経営者・営業マネージャー向けメルマガ「週刊モデスティ」は登録者2,000名超。住宅新報主催セミナー登壇、同紙・Webでの掲載のほか、不動産関連メディアからの引き合いも多数。誠実で成果の出る営業の普及をライフワークとする。
