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疼痛3選

以前の記事にも書いたように、私は痛みに鈍感だ。
骨折しても、帯状疱疹にかかっても、気づかなかったくらいである。



そんな痛みに鈍感な私にも、過去に「これは痛かった」と記憶に残る出来事がいくつかある。



第3位
流行性角結膜炎にかかり、
左目の角膜表面の上皮が点状に剥がれる「点状表層角膜炎」になったこと。

イベントで某リゾートホテルの宿泊券とリフト券のセットが当たり、友だちと出かけた。
どうやらその時、そこの温泉でもらってきたらしい。

まさにタダで行って、お土産付きで帰ってきたようなものだ。

結膜炎は相当ひどく、顔まで腫れた。

大きな病院で処置をしてもらい、翌日になって目に違和感を覚えたのだが、
そのうち痛みで目が開けられなくなり、再診することになった。

麻酔をして診てもらうと、本来ツルツルしているはずの眼球がザックザクの状態になっていた。

治療のため、軟膏タイプの目薬を使い、圧迫眼帯で固定。

目の上皮は縁から少しずつ再生し、最後に中心に点のように残った部分が塞がって、ようやく完治する。
回復までに2週間かかった。

感染症のため、もちろん出勤停止。



第2位
バスケットボールで骨折した指の治療の麻酔【骨折は翌日に気づいた】

折れた指は、骨折した方向とは逆向きに反らせて固定する必要があり、その際の麻酔がとにかく痛かった。

処置室には5、6人の看護師が集まり、麻酔直前、背中に3人、腕に2人がのしかかってきた。逃げられないように固定するためだった。

指先の麻酔は、想像を超える痛さで
指が破裂したのではないかと思うほど。

あまりの痛さに医者に文句を言ったところ、
「麻酔をしてもしなくても、痛さは同じですよ」と言われた。
早く言って!
末端への麻酔は、打つ瞬間が猛烈に痛い………
その時、身をもって知った。


第1位
真夏、短パンにTシャツという軽装で原チャリに乗り、派手に転倒した。

右腕は肘から手首にかけて、右太もも、そして左膝の内側と広い範囲にわたる擦過傷を負った。

事故直後の痛みは「まぁまぁ」だった。
しかし、擦過傷の治療地獄をその後の処置でたっぷり味わうことになる。


今なら保湿しながら治すのが当たり前だが、当時は違った。


傷にうっすら生えたかさぶたを、ピンセットを横にピーラー状態にして一気に剥がす。

それを毎日繰り返し、かさぶたを作らないことで傷跡を残さないように治すという方法だった。

この痛みが、とにかく凄まじかった。

患部が広範囲なため処置は長く続き、まるで拷問のようだった。


じっと耐えていると、普通に失神しそうになる。
「痛ーーーっ!」
絶叫に近い声を出すことで、意識が現実に引き戻されるような感覚があった。
 

その時、
ああ、悲鳴というのは失神しないために出るものなのか。
そう、妙に納得したのを覚えている。

この痛み、多分、普通の人なら耐えられなかったのではないかと思う。



怪我の翌月には泊まりで海へ行く予定があり、それまでに何としてでも治したい一心で、痛みに耐えながら通院を続けた。

結果、本当に傷跡は一切残らず、驚くほどきれいに治った。


海へ行く予定にも、何とか間に合った。
もし、あと少し治療が長引いていたら………


きっと私は『因幡の白兎』と同じ姿になっていたのだろうと思う。



疼痛3選とはいっても

こんな外傷の痛みなんか
心の痛みに比べたら…

全部「へ」みたいなもんよ!!


以上




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