天ぷら作りが「苦行」だった私を救った、スーパーで買える198円の魔法。食卓が名店に変わった話
僕は、天ぷらを食べるのが大好きだ。
黄金色の衣をまとった具材を、揚げたて熱々で頬張る。
あの瞬間はまさに至福と言っていい。
しかし、天ぷらを「揚げる」ことに関しては、大嫌いだった。
理由は明確だ。
第一に、一度も上手に揚げられた試しがない。
第二に、下ごしらえから油の処理まで、工程がとにかく面倒くさい。
第三に、調理後のギトギトした器具や食器を洗うのが、苦痛で仕方ない。
自分で作れば失敗し、かといって専門店で食べるのは財布に厳しい。
スーパーの惣菜は冷めてベタつき、レンジで温め直せばさらに油が回ってしまう……。
そんな「天ぷら難民」だった僕に、ある日、転機が訪れた。
運命を変えた「198円の粉」との出会い きっかけは、お隣さんから立派なサツマイモをたくさん頂いたことだった。
「これは、天ぷらにするしかないか……」
重い腰を上げ、ナス、シソ、玉ねぎも用意して、しぶしぶ調理に取りかかることにした。
ただ、今回は一つだけ変えたことがある。
いつも失敗する「小麦粉からの衣作り」を諦め、市販の天ぷら粉に頼ることにしたのだ。
近所のスーパー「オークワ」の棚には、数多くの天ぷら粉が並んでいた。どれにしようか迷ったが、パッケージの「かんたん」「上手」という言葉に惹かれ、450gで198円(税抜)という、他よりも手頃な価格のこの粉を手に取った。
「くらしモア かんたん 上手に天ぷら粉」(奥本製粉株式会社)
正直、価格が安いのでそこまで期待はしていなかった。しかし、これが僕の「天ぷら観」を根底から覆すことになった。
まるで魔法。面白いように「プロの仕上がり」に
作り方は驚くほどシンプルだった。
水160mlに粉100gを加え、泡立て器で軽く混ぜるだけ。あとは170~180度の油に投入する。
驚いたのは、具材を油に入れた瞬間だ。
これまでの失敗が嘘のように、短い時間で面白いほどきれいに揚がっていく。
箸でつまんだ瞬間に伝わる、軽やかで心地よい感触。
揚げたてを一口試食して、衝撃が走った。
「……これ、お店の天ぷらじゃないか」
衣はパリパリ、サクサク。今までに経験したことのないような軽快な揚がりっぷりだ。僕にとっては、まさに「魔法の粉」だった。
苦手だったナスが「奪い合い」に変わった食卓
家族の反応も劇的だった。
実は、僕も息子もナスがあまり得意ではない。
しかし、この粉で揚げたナスの天ぷらがあまりに美味しくて、食卓ではまさかの「ナスの取り合い」が起きた。
息子からは「次はナスだけでたくさん揚げてほしい!」とリクエストが来るほどの大盛況だ。
いつもベタついて失敗していたシソは、芸術品のようにカラッと。
サツマイモはホクホクと甘みが引き立ち、かき揚げは玉ねぎの甘みとサクサク感が絶妙なハーモニーを奏でている。
さらに驚いたのは翌朝だ。
少し残った天ぷらをそのまま食べてみたのだが、時間が経ってもベタつかず、驚くほど美味しかった。レンジで温め直す必要すら感じなかった。
「たかが粉、されど粉」がもたらした幸せ
後で調べてみると、この粉はネットの口コミでも非常に高い評価を得ていた。
あんなに嫌いだった天ぷら作りが、今では「また近いうちに揚げて食べよう」という前向きな気持ちに変わっている。
たかが天ぷら粉、されど天ぷら粉。
この存在は大きい。僕と家族の団らんを幸せにしてくれたように、この粉はきっと多くの家庭に笑顔を届けているのだろう。
このような素晴らしい商品は、これからも末長く応援していきたいと思う。
もし、僕と同じように「天ぷらがうまく揚げられない」と悩んでいる方がいたら、ぜひ一度、騙されたと思って試してみてほしい。
198円の魔法が、あなたの家の食卓を、きっと最高のご馳走に変えてくれるはずだ。

