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Safari Bookings マサイマラ国立保護区1泊2日サファリツアー 2日目レビュー


ゲームドライブ


 朝5時半になると、今度は全てのテントの電気がつき、強制的に起床時間となりました。身支度をしてから朝食タイムです(写真を撮り忘れたので何を食べたのかは覚えていません。すいません。)

7時にドライバーと合流して、全ての荷物を持って車に乗りこみます。車はゆっくり動き、ゲートに着いたところでドライバーが車の屋根を上げ、ゲームドライブモードに切り替えました。

ここから昼食タイムをはさみ約8時間、ゲームドライブを楽しみました。

バッファローの群れ
シマウマ
水浴び中のゾウの親子
たくさんのサファリカーが列をなす
ライオン
キリン
カバの見える川にて
ドライバーとは別の人に30分くらい案内してもらった
チップとして5USDほど要求されたので準備しておきたい
ケニアとタンザニアの国境
ランチボックス
中身はサンドイッチ、チキン、オレンジジュース、チップス

ちなみにゲームドライブ中のトイレですが、途中1回だけ保護区内に設けられた公共トイレに立ち寄り、あとは車を降りてそこらへんで用を足してくれ、と言われました(いわゆる野ション、野糞)。これらに抵抗がある人は日本から携帯型トイレを持っていった方がいいかもしれません。

いわゆる「BIG5」のうち、今回のゲームドライブで見られたのはライオン、ゾウ、バッファローの3つでした(残りはヒョウとサイ)。あとは日本ではメジャーな動物(シマウマ、キリンなど)も見ることができました。1泊2日ツアーのゲームドライブは2日目の朝〜昼過ぎのみですので、これくらいが限界のようです。ですがプライベートツアーにしたことで、本来5~6人が座るスペースを広々と使え、長時間の車移動も苦になりませんでした。

マサイマラ国立保護区でのゲームドライブを終え、そのままジョモ・ケニヤッタ空港まで向かいます。この時点で15時30分、ジョモ・ケニヤッタ空港までは5時間あれば着くはずなので20時30分に到着、日付が変わったAM01:35発のカタール航空のフライトには余裕で間に合います。
マサイマラ国立保護区のゲートを出発してから2時間ほどは順調に走りました。途中、カフェ併設のガソリンスタンドに立ち寄り、給油したり、トイレに寄ったり、ドライバーとケニアの話をしたり…途中までは全て順調にいっていたんです。
そう、「途中まで」は…

車のトラブル

出発から2時間ほど経った頃、車の様子が明らかにおかしくなっていったんです。煙が上がるわ焦げ臭くなるわ…

「すまん、故障したわ。ちょっとエンジンいじくるから待ってて」

何だって!?

その後も何回か止まってエンジンをいじくって…の流れを繰り返し、ついに

「レスキュー呼ぶから待ってて」

といい、運転手が私を一人置いてどこかへ行ってしまったんです。
ちょうどそのタイミングで日没になりました。あたりが薄暗くなったとき、小学生くらいの4〜5人が突然車の窓ガラスをたたいて話しかけてくるではありませんか。もちろん、向こうは「お、中国人いるじゃん。珍しい〜」みたいな好奇心で話しかけてきたんだと思います。ただ、この時の私は恐怖心で一杯だったので、彼らとほとんど目を合わせず、テキトーにあしらうことしかできませんでした。あれほど時間に余裕があったはずなのに、だんだんとフライトの時間が迫ってきています。ドライバーも多分車を治そうと努力していたのだとは思いますが、ある時よーく外をみると、ドライバーはタバコを吸ってのんびり休憩しているではありませんか!こっちがこんなに焦っているのに…

フライトの時間が迫っていた私はついに決断をします。かろうじて繋がる電波を使い、ツアー会社にWhats Appで助けを求めたのです。
驚いたことに、わずか4分ほどで「今どこにいるの?」と返事があったので、Google mapをスクショして、「このあとのフライトの時間が迫っているから急いでくれ」と必死に説明しました。

すると、「分かった、ドライバーに状況を確認する」とメッセージをもらい、そこから5分もしないうちにドライバーが慌てて車に戻ってきて、車をゆっくり動かし始めました。相変わらず車から煙が少し出ているので、ハザードランプを点灯させながら時速30〜40kmのゆっくりとしたスピードでナイロビ方面へ向かっていきます。

あとで旅行会社とのやりとりで発覚したのですが、このドライバーは故障した件をその場ですぐに旅行会社に報告していなかったそうです。多分、故障が発覚すると旅行会社にすごい怒られたり、給料を減らされたりするので、自分で何とかしたかったのでしょう。
ですからドライバーからしたら私の行動は不愉快だったのだと思います。

要するに
「お前、よくも旅行会社にチクリやがったな!」

って言いたかったのかもしれません(笑)

車を再び動かし始めた時にかなり慌てていたこと、そしてやたら機嫌が悪そうだったのはそのせいだったんですね。

暗い夜道をゆっくり進み、
またしばらくしてドライバーが

「ごめん、もうこれ以上は無理だ」

と再び車を止めスマホをいじり始めました。

一応、その旨を旅行会社に伝えると、

「今、ドライバーがUberを手配していて、そこから空港まで送るね」
「2時間以内に空港に着くことを約束するよ」

とメッセージをもらい、少し安心しました。
もちろん空港までのUber代はツアー会社が支払うことになりました。

15分後、ドライバーのアプリを通じて手配したUberタクシーが到着しました。ドライバーは知り合いを呼んで車を治すためにその場に留まるそうです。
ササっとお礼の言葉を述べ、相場のチップ(1グループ1日当たり20USD×2日分=40USD)を渡しました。本当は空港で固い握手を交わし、感動のお別れがしたかったのですが、仕方がありません。

Uber運転手は途中ガソリンスタンドで給油しました。給油といっても4リットルだけで、メーターは相変わらずエンプティランプがついていました。たぶん客とマッチングしてから目的地にたどり着くまでの必要最低限のガソリンしかいれないようにしているんだと思います。途中でガス欠にでもなったらどうするんだろう…。

さらにこのUber運転手、あまりお金を使いたくなかったのか、高速道路を使用せず、すぐ下を通っている一般道を走行していたんです。しかも途中、強盗多発地帯を通りやがったんです(泣)。ものすごくこのUber運転手に文句を言いたくなりましたが、ここで運転手と揉めて降ろされでもしたら…自分の身がどうなるか分かりません。湧き上がる感情をぐっとこらえてようやくジョモ・ケニヤッタ空港の入り口にたどり着きました。

今回のトラブルに関連する場所の位置関係はこちらです

ジョモ・ケニヤッタ空港出国時手続き


荷物検査(身体検査?)のため、一旦自分だけ車を降り、また5分ほど移動してようやくターミナル入口に着きました。時刻は22時40分、なんだかんだ出発の約3時間前に着きましたが、ジョモ・ケニヤッタ空港ってテロ対策としてかなりセキュリティが厳しく、他の空港よりもやることが多かったのでゆっくりできたのは搭乗口前での20分ほどでした。出国時の手続きを以下にまとめておきます。

①空港入口でのセキュリティチェック
②ターミナル入口でパスポート・Eチケットチェック
③ターミナル入口で荷物検査
④カウンターで搭乗手続き
→この時携帯電話番号をカウンタースタッフに伝える
⑤出国審査
⑥保安検査(ここはいつも通り)
⑦制限エリア内で搭乗券とパスポートに「ちゃんとセキュリティチェックを受けました」という証としてスタンプを捺してもらったり、シールを貼ってもらったりする
⑧搭乗開始

まとめ

以上がマサイマラ国立保護区1泊2日サファリツアーに参加した時の様子になります。最後はまさかのトラブルに巻き込まれましたが、ツアー会社の方にきちんと対応してもらったことで、かなり信用できる会社だなと思えました。色々な人の旅行記を読む中で、

「アフリカ=危ない、大変、スタッフがテキトー」

というイメージが自分の中で染み付いていましたが、そんなことは全くなく、ケニアやアフリカが大好きになりました。もちろん、私はかなりお金をかけた方なので、通常のバックパッカーのような旅をする場合はまた違った印象を受けるのかもしれません。

2019年の研究の結果、世界一周旅行者のうちアフリカ地域の訪問率がたった9%だったことが分かりました(例えばヨーロッパは29%、南アメリカは23%でした)。短期世界一周旅行であればアフリカはほぼスルーされますし、長期世界一周旅行であってもアフリカをスルーされる方が多かったです。理由はどうしてもアフリカに対するマイナスイメージ(紛争、疫病、貧困、犯罪、インフラ)を持つ方が多いからだと考えます。しかし、今回のツアーに参加してみて、方法次第では安全で快適なアフリカ旅行ができること、短期世界一周であってもきちんとした会社のツアーに参加すればアフリカを予定通り観光できることが分かりました。

2020年度以降の世界一周旅行者の各地域への訪問率はまだ調査できていませんが、今後アフリカへの訪問率が高まっていけばいいなと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!