世界一周旅行とスペイン語のはなし
今回は「世界一周時に役立つスペイン語の話」です。
私は大学1年のとき、第二外国語の授業でスペイン語を選択しました。
当時は大学をどこかで1年間休学して、長期の世界一周旅行をする予定でした。世界一周に関する書籍を読み漁っていた私は、
「特にラテンアメリカ(中南米)では英語が通じない」
という情報を多く目にしました。
書籍やブログから多くの世界一周旅行者がラテンアメリカを訪れていることがうかがえましたし、ラテンアメリカは世界一周旅行者にとって大人気の訪問先でした。
なので私も世界一周をするときはラテンアメリカに行ってみたいと思っており、だったらこのタイミングでスペイン語を学んでみようということで、第二外国語でスペイン語を選択し1年間学習することになりました。
1年間の授業では、アルファベットの読み方、発音、数字、疑問詞、動詞の現在形まで扱われたと思います。英語に苦手意識があり、外国語=英語だと思っていた私にとって、スペイン語はとても新鮮に感じましたし、意外にも勉強にハマってしまい、成績は前期、後期両方とも「S」をとるくらいでした。
学生時代にスペイン語の勉強を継続的にやったのはこの1年間だけでしたが、大学の授業で学習したことは、なるべく記憶にとどめておき、軽く復習をしたうえで2018年の世界一周に出発したのでした。
では実際のところどうなんでしょうか。
ラテンアメリカの人は英語が話せず、スペイン語しか話せないのでしょうか?
私の学習したスペイン語は役に立ったのでしょうか?
私の経験上、ラテンアメリカにおいて、
観光客が多く訪れる観光スポット、中級以上のホテル、レストランであれば問題ありません(英語がフツーに通じます)。
ただし、
普段観光客を相手にしないような地元の人向けレストランのスタッフ、安宿のスタッフ、警察官は英語を話せないどころか英単語すら知らない、
という方が多かったです。
その中でもウユニ塩湖で有名なボリビアはもっともレベルが高く、観光客向けのタクシー、レストラン、ホテル、旅行会社のスタッフであっても「カタコトの英語が話せたらまだマシな方」
という感じでした。
普段外国人観光客と接する機会がないであろう人は
「How much?(いくら?)」や「Twenty(20)」
すら分かっていないようでした。
ですので、世界一周旅行者の人気の訪問先であるラテンアメリカではある程度のスペイン語は知っておいた方がいい、ということが言えます。
一方で、
「いやいや、今はスマホの翻訳アプリがあるし、ガイドブックに書かれた写真、文字の指差しとかで何とかなるからスペイン語なんて覚えなくても大丈夫でしょ」
と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
確かにその通りです。しかし、ここで忘れてはならないのは、
ラテンアメリカの大都市の治安はとても悪い
ということです。
スマホの翻訳アプリを使うために街中でスマホを取り出して使う、ということはなるべく控えたい行為です。特に多くの日本人が保有するiPhoneは高価なモノと認識されており、強盗の格好の餌食となってしまいます。
その場で襲われたり、奪い取られたりすることもありますし、あとをつけられて人気のないところで…ということも考えられます。
さらにガイドブックを持っているというだけで、「金を持っている観光客」と見なされ、ターゲットになりえます。大げさかもしれませんが、ラテンアメリカでスマートフォンをねらったスリ、ひったくりが多発しているということは「地球の歩き方」にも記載されています。
つまり安全面を考慮して、ラテンアメリカではカタコトであったとしても、スマホやガイドブックを使用せずに、スペイン語によるコミュニケーションを取れた方がいいといえるでしょう。
とはいっても、せいぜい数カ月のラテンアメリカ観光のために、一からスペイン語をマスターしようとするのはあまりにも非効率です。
そこで次回から数回にわたり、
世界一周旅行中に使えそうなスペイン語に関する情報
をお届けします。
これまでに4回ラテンアメリカを旅行した時の私自身の体験、
そして4年前からオンラインで学習しているスペイン語の先生とのやりとりの中で、
このスペイン語を知っていればかなり便利、役に立つ
と感じたものを紹介します。
なお、記事の内容ですが、
「完璧なスペイン語をマスターし、現地の人と円滑なコミュニケーションをとれるようになる」
というよりも、
「スペイン語の単語+ジェスチャー」を使って、自分のやりたいこと、トラブルを伝えたり、相手に許可を求めたり、何かを要求する、ことができるようになる
という視点から書かれたものになります。
ちなみに私はスペイン語を5年以上学習していますが、そこまでペラペラ話せるわけではありませんので、スペイン語初心者目線で記事を書くことを意識します。
ぜひご覧ください!
