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我が家には「三女検閲官」がいる

私は、自分のお笑いが本当に人に通じるのか、いまだによく分からない。

「これ、絶対おもろいやろ!」

と思って書いた記事が静かに終わることもあれば、

「こんなん誰も笑わんやろ」

と思って出した記事が意外と読まれたりする。

自分では、さっぱり読めない。

そこで活躍するのが、我が家の三女検閲官である。

お笑い系の記事を書くと、公開前に必ず三女に読んでもらう。(全てではない)

私が横でソワソワしながら反応をうかがう。

クスッ。

よし、合格。

声を出して笑う。

これは大当たり。

無反応。

……ボツ。

そんな感じで、私の記事は三女の厳しい(?)審査を受けてから世に送り出される。

合格しなかったネタは、そのままお蔵入りになることもあるし、もう一度練り直すこともある。

ある意味、我が家で一番偉いのは三女なのかもしれない。

だから今、noteに並んでいるお笑い記事の多くは、三女検閲官から「合格」をいただいた作品である。

……とはいえ、一つだけ問題がある。

うちの検閲官、案外ザルである。

笑いのツボが母親に似ているのか、

「おもしろいやん!」

と太鼓判を押した記事が、世間では静かにスルーされることもある。

もしかすると、検閲官としては致命的な欠点なのかもしれない。

でも、それでもいい。

世界中の誰にもウケなくても、まず家族が笑ってくれる。

それだけで「書いてよかったな」と思える。

だから私は今日も、新しい記事ができると三女のところへ持っていく。

「これ、どう?」

その数秒後の「クスッ」を待ちながら。

ちなみに今のところ、三女検閲官の報酬はゼロである。

「閲覧料の代わりに自分を登場させろ」と脅迫してくる。
母は言われるがまま、投稿ボタンを押すのである。

三女、主役にしたよ〜!

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