御台所(おくどはん)への敬意
『舞妓さんちのまかないさん』は、小山愛子による京都の花街を舞台にした料理漫画。
16歳のキヨが屋形で「まかないさん」として舞妓たちに手料理を振る舞う日常を描く。
『週刊少年サンデー』にて2017年から2025年まで連載され、第65回小学館漫画賞を受賞した人気作で、Netflixドラマやアニメ化もされている。
わたしは、その実写版をネットフリックスで見ていたのたが、ラストエピソード9を見てはっとした。
その中でこころに響いたシーンがあった。
まかないのキヨが、1日の終わりに台所に丁寧に90度のお辞儀をして、
『今日はありがとうございました。明日もよろしくお願いします』と
あいさつするところ。
はて?自分は、そんなことしたことはあっただろうか?
京都では、御台所のことを
『おくどはん』と呼んで、
擬人化して敬意を払っている。
いや、火の用心のお札を掲げて、台所の神様を祀っている。
我々の日常に当たり前にあるキッチン。
そのおかげで、今日も1日が始まり、お昼もまわり、夜も美味しくいただける。
そんな、大切な食を支えてくれる御台所さん。(おくどはん)
もっと、敬意を払おう。
私が孤独と感じるのは、自分を当たり前に支えてくれる物(者!?)への敬意が足りないからなのかもしれない。
わたしは、台所が片付いているかとか、使いやすいかとか、機能や所作でしか見ていなかった節がある。
何十年も炊事を仕事として見ていたので 毎日そのことに精一杯で、自分との関係性でみたことはほとんどなかった。
〜〜〜
わたしも今日から御台所の(きっと、神様に)一日のおわりに
『今日も一日ありがとうございました。
明日もよろしくお願いします。』
と挨拶しようと思う。
そうしたら、もう私は台所で一人ぼっちではなくなるのだ。
ん〜いい感じ。
そしてもうひとつ。
上手くできたかどうかばかりを気にしていた一人の人に対しても、自分との関係性を見直したい。
それは『わたし』…
〜〜〜
今日の自分へ
『今日はありがとうね。
明日もよろしくね。』
『おはよう。
いつもありがとうね。
今日も、よろしくね。』とあいさつしたい。
きっとこれもだいじ。

