ドッキリ番組で笑えなくなった話。
最近……というか、今も昔も、テレビでは「ドッキリ企画」をよく目にします。
これ自体は、人間の素のリアクションや本性が垣間見えて、面白い企画であることも多いですよね。
私も子どもの頃は、大笑いしながら見ていました。
ところが、年齢を重ねるにつれ、そういった企画で笑えなくなっている自分に気がつきました。
特に苦手なのが、
・落とし穴
・水への落下
・突然叩かれる
・怒鳴られる
といった、「予期しない出来事」が突然襲ってくるタイプのドッキリです。
昔は「うわー!」と笑っていたのに、今では別の感情が先に来ます。
「大丈夫か……?」
という心配です。
理由は単純で、私自身が頚椎症や五十肩を経験したから。
身体に不安を抱えるようになってからというもの、ああいう映像を見ると、笑いよりも先にゾワッとした恐怖を感じるようになりました。
もし首を痛めたら。
肩を強く打ったら。
変な着地をして腰をひねったら。
そんなことばかり考えてしまいます。
だから、
「出演者はちゃんとフィジカルチェックを受けているのだろうか」
「本人はどこまで内容を了承しているのだろうか」
そんなことばかり気になってしまい、お笑いに集中できません。
もちろん、最近の番組は安全対策や事前の説明、本人の同意など、昔よりかなり慎重に行われているのでしょう。
それでも、見ているこちらの身体が勝手に反応してしまうのです。
実際、この手の企画で怪我人が出たというニュースを見たこともあります。
もし本当に何の了承もなく、現実で突然落とし穴に落としたら――。
法的にも、暴行や傷害と評価されても不思議ではない行為でしょう。
もちろんテレビ番組とは前提が違いますが、そんなことまで考えてしまうようになりました。
子どもの頃は、ただ笑って見ていたものが、大人になると違って見える。
これも歳を重ねた証拠なのかもしれません。
……とはいえ。
気分がほっこりするような温かいドッキリや、人の良い面があらわになるドッキリも存在します。
そういう方向で笑いたいものですね。
思ったことを書き出してみたら、少しだけ気分がスッキリしました。
たまには、こういう脱力系の記事も悪くないですね。
