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Sweet (Beer) Life-クラフトビールの多様な魅力

クラフトビール。
それは英語で「職人技のビール」「手作りのビール」などを意味する表現で、大手のビール会社が量産するビールと対比して用いられる概念。日本語ではクラフトビアと表現されることもある。

Wikipedia より


僕が音楽、映画、特撮と同様に、というより(金額的には)それ以上に傾倒してきたカルチャー、それがクラフトビールです。

スーパーのリカーコーナーにもよく見かけるようになり、ここ10年間で大きく認知度と人気が高まった感のあるクラフトビール。

インディペンデントな小規模のブルワリー(醸造所)、時には一人のブルワー(醸造師)が独力で少量生産するビールには、量産的で大きな違いのない大手ビールメーカーにはない個性的な魅力が溢れています。

熱心な音楽や映画の愛好家ならすでにご存知の通り、どんなカルチャーもおもしろいのは様々な作品の「独自性」と「多様性」、そしてローカルに根差した「歴史的な文化」。
それらが最も表れるのは大手資本に最適化されたメジャーシーンではなく、インディペンデントなローカルシーンからであることはどんなカルチャーも同じではないかと思います。

このカルチャーの魅力を、今後思いついた時に書いていきたいと思います。


当noteは9月からスタートして3ヶ月目。ちょうど1シーズンの一区切りでもあるので、来年以降の「シーズン2」に向けて新しい分野の記事も書いてみようというトライアル。

ただ、実は昔クラフトビールを飲んだ記録だけを書くblogが三日坊主で終わったため、ちゃんと続くのかはわかりません(笑)。

また、音楽や映画と違いフィジカルな体験しかない(ストリーミングとか配信とかない)文化なので、再現性があまりない。
つまりその時その場所でしか飲めないビールが多いため、正直クラフトビールシーンを全部追います!というのはもう不可能。
東京とかのビアバーに通っていればできるかもしれませんが、地方都市に住む身としてはハードルが高いのが現実です…。
また、必然的に地元のブルワリーを書くと居住地がわかってしまう、というのもありますが、この際それはどうでもいいでしょう。
好きなブルワリーも紹介していきたいと思います。

テストケースの今回は、クラフトビールの主なジャンル、そして比較的入手しやすいビールをダイジェストで紹介したいと思います。

IPA(アイピーエー)

現在のクラフトビールの代名詞とも言えるスタイルがIPA。元々はインディア・ペール・エールという正式名称でしたが今は誰もそんな名前で呼んでいません。言葉は変わるものですね。

ビールの三大元素である麦、ホップ、水。
クラフトビールは大手ビールと比べてその麦とホップの使用量が段違い。特にIPAはホップを狂ったように投入していることが多く、一口でガツンと来るパンチの効いた苦味と果実を思わせる鮮烈な香りが特徴。

代表作として挙げたいのは、ブリュードッグの”Punk IPA”。

犬のマークが目印


AEONとか全国チェーンのスーパーやリカーショップにも流通する、スコットランド発、世界最大規模のクラフトブルワリーの一つですね。
現在のブリュードッグを「クラフトブルワリー」と定義していいのかは意見が分かれる存在だと思いますが、二人+一匹の犬からスタートアップした時の彼らは紛れもないインディ・ブルワリー。
画一的な大手ビールメーカーへの反骨精神、失われた伝統的なビアスタイルを現代的に蘇らせる革新性。そして挑発的で煽情的なマーケティング手法と、まさに”Punk is attitude”をビールで体現したアーティスト集団だと言えます。

その看板商品がパンクIPA。
ホップのパンチが効いていますが強すぎるクセや苦味はなく、安定して美味しい。
クラフトビール入門にうってつけの1本と言えます。価格もリーズナブル。

ただ、ホップ中毒者としてはその「クセ」や苦味にこそ惹かれてしまう、というのもあり、正直ブリュードッグの真の魅力はエクストリームなホップ使用量のハードコアIPA、トリプルヘイジーなどのハイアルコール系にあると思いますが、それは特殊な意見なので飲む人を選ばないのはまずパンクIPAかヘイジージェーンだと思います。

余談ですが、大手へのカウンターとして始まったインディシーンがいつしか巨大資本に取り込まれてしまう、というのは音楽にも映画にも共通の世の常です。
クラフトビールにも残念ながらその波はあり、一世を風靡した有名なクラフトブルワリーが大企業に買収されてしまう、といったニュースを知るたびに複雑な心境になります。
特に日本企業が関わっていたりすると…。

その中でブリュードッグはどれほど規模が拡大してもインディペンデントを貫いており、環境問題をはじめとした社会貢献の意識が高い、というのは素直に尊敬する部分です。
尖ったファン意識が高まると、ブリュードッグ?あんなのメジャー過ぎる。奴らはセルアウトし過ぎた、もうパンクじゃない。などと面倒くさい玄人アピールをついしてしまいがちかもしれませんが、彼らがいなかったらクラフトビール文化の発展は全然違ったものになっていたでしょう。

Beer is Art.

Everyday people. 1週間頑張った自分のために、週末はクラフトビールで乾杯をおすすめします。

飲み過ぎはダメ絶対!

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