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父の一言で心が動いた出来事

先日、ぎっくり腰になった。

突然の激痛で動けなくなり、仕事も周りの人に助けてもらった。

職場の人たち。

マネージャー。

旦那さん。

子どもたち。

たくさんの人の優しさに触れた。

そのおかげで、私は改めて

「私って大事にされているんだな」

と感じることができた。


そして今日、父に会った。

朝、電話で

「ぎっくり腰やっちゃってさ」

と話した。

すると父が言った。

「どうりで声に元気がないと思った。」

その瞬間、泣きそうになった。


最近、私はずっと子どもの頃の気持ちと向き合っていた。

「私も見てよ。」

「私も大事にしてよ。」

「私も愛してよ。」

そんな気持ちが心の奥から出てきていた。

そして鏡を見ながら、

「大事だよ。」

「ちゃんと見てるよ。」

と、自分に声をかけてきた。


だから父のその一言が、まっすぐ胸に入ってきた。

父は私の声を聞いていた。

変化に気づいていた。

心配していた。

ちゃんと見ていた。


父にとっては何気ない一言だったと思う。

でも私にとっては違った。

ずっと欲しかった言葉をもらったような気がした。


最近の私は、

職場の人に助けてもらい、

上司に気遣ってもらい、

旦那さんに支えてもらい、

子どもたちに助けてもらった。

そして今日、

父の言葉に救われた。


世界が急に変わったわけじゃない。

父が急に優しくなったわけでもない。

ただ私は、

その優しさを受け取れるようになったのかもしれない。


「どうりで声に元気がないと思った。」

たった一言だった。

でもその一言の中に、

私は確かに

「ちゃんと見てるよ」

を感じた。

そしてそれは、

ずっと探していたものだったのかもしれない。

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