「確実に投資で失敗する方法」を先に考えたら、やることが3つに減った|マンガー流・逆算思考
こんにちは、もこもこです😊
何年経っても価値が変わらない話を、実データで検証するシリーズ。
1986年、チャーリー・マンガーがハーバードの卒業式に呼ばれたときの話です。
ふつう、こういう場では「成功する秘訣」を語りますよね。
マンガーがやったのは、逆でした。
「確実に惨めな人生を送る方法」を、丁寧に説明したんです。
卒業生に向かって。晴れの日に。笑
でもこれ、悪ふざけではなくて、彼が生涯かけて使った思考法そのものでした。
どうすれば成功するかは分からない。でも、どうすれば失敗するかなら分かる。だったら、それを避ければいい。
先に結論から。
✅ 「勝ち方」を探すより、「負け方」を潰すほうが、圧倒的にラクで確実です
🔸 投資で確実に失敗する方法を、先に書き出す
マンガーに倣って、私も書き出してみました。
インデックス投資で確実に負ける方法。
① 怖くなったら売る
② 手数料の高い商品を買う
③ レバレッジをかける
はい、以上です。
……少なくないですか? 笑
でも、実際にお金を減らした話を集めていくと、だいたいこの3つのどれかに当てはまるんですよね。
じゃあ、この「やらかし」がいくらの差になるのか。数字にしました。
100万円を30年運用した場合です。

・ふつうに持ち続けた: 1,128万円
・怖くて売った(上昇ベスト10日を逃す): 502万円
・信託報酬1.5%の商品を買った: 743万円
怖くて売った人は、626万円を失っています。
暴落で減ったんじゃないんです。売ったことで減った。
手数料の方も相当で、年1.5%の差が30年で385万円。
たった1.5%ですよ。1.5%。
これ、車が1台買えます。(しかも、けっこういい車。)
③のレバレッジは、この表に乗せる前に退場してしまうので今回は省きました。(詳しくは別の記事に書きました)
🔸 で、やることは何なのか
負け方が3つなら、やることも3つで済みます。
① 売らない仕組みを作る
生活防衛資金を別に置く。積立額を無理のない金額にする。アプリを見る回数を減らす。
——「意志の力で我慢する」は仕組みではないので、たぶん失敗します。私も無理でした。笑
② 低コストの商品を選ぶ
信託報酬0.1%未満のインデックスファンドから選ぶ。これだけ。
商品名で悩む時間より、コスト欄を見る5秒のほうが効きます。
③ 倍率をかけない
1倍で持つ。以上。
……はい、地味ですよね。
死ぬほど地味です。
でもマンガーの逆算思考の面白いところは、やるべきことが「増えない」という点にあります。
成功法を探すと、新しい商品、新しい手法、新しい情報がどんどん増えていく。
失敗法を潰す発想だと、やることは減っていく一方なんです。
🔸 私がこの考え方を好きな理由
投資の情報って、無限にあるじゃないですか。
全部追いかけていたら、いつまでも終わらない。
でも「負ける方法を避ける」だけなら、もう終わっているんですよね。
積立設定をして、低コストの商品を選んで、倍率をかけていない。
それでこの競技は、だいたい勝ちです。
あとは時間が働いてくれるのを待つだけ。
(待つのが一番むずかしいのは、内緒です。笑)
💡ここだけ覚えて: 勝ち方は無限にあるけど、負け方は3つしかない。潰すなら3つのほう🌱
それでは、今日もコツコツいきましょう。
もこもこでした😊
P.S
平日の朝は昨晩の米国株を3分で読める「デイリー版」、土曜の夜は1週間をじっくり深掘りする「週刊版」も書いています。よかったらそちらも。
※本記事は特定の金融商品の勧誘ではありません。マンガー氏の講演内容は公開されている記録(1986年ハーバード・スクール卒業式スピーチ)に基づき筆者が要約しました。試算はYahoo Financeの公開データ(S&P500・直近30年)を基に筆者が作成。配当・税は考慮していません。投資は自己責任でお願いします。
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