子育てに終わりがあることを私は知っている。たくさんの子ども達を見てきたからこそ
子育ての終わりは
ある日突然、静かにやってくる。
私は、「子育てには終わりがある」ということを知っています。
これまで保育士として、
そしてベビーシッターとして、
合わせて500人以上のたくさんの
子どもたちと関わり、その成長を特等席で
見届けてきたからです。
ベビーシッターで行っていたときは、
まだあんなに小さい、2歳の子が、
今ではもう小学6年生。
久しぶりに連絡をとりその姿を聞いた時、
胸の奥がキュッとなるような、
なんとも言えない寂しさを感じました。
あぁ、もう私の手を借りなくても、
自分の力でちゃんと大丈夫なくらいに
成長したんだなぁ、と。
「最後の瞬間」は、
案外覚えていないもの
当たり前だけど、
子どもは毎日ちゃんと成長しています。
バタバタと過ぎ去っていく日常の中で、
毎日同じような日がずっと続いているように見えるけれど、実はそんなことなくて。
子どもはたった1日の中でも、
目に見えないくらいのスピードで
大きくなっているのです。
あんなに毎日必死で繰り返していた
はずなのに。
その手がかからなくなる「最後の瞬間」って、案外覚えていないものなんですよね。
最後に「あーん」ってスプーンでご飯を口に
運んであげたのは、いつだっけ?
最後にアンパンマンの絆創膏を貼って
あげたのは、いつだっけ?
あんなに毎日のように繰り返していた
はずのことが、
ある日を境に、
知らない間に少しずつ終わっていく。
そして気づいたときには、
もう二度と戻らない過去の思い出に
なっているのです。
トイレの個室に入っていく
娘の後ろ姿を見て
我が家の娘も、
いま小学校3年生になりました。
最近になって、
ハッと気づいたことがあります。
かつては当たり前のように
家の中に響いていた、
「おかあさーーん!でたーーー!!」
という、トイレからの大きな呼び声。
気づけばいつの間にか、
あの声が聞こえなくなっていました。
最近では、
一緒に出かけたショッピングモールでも、
私と一緒に入るのではなく、
一人でトコトコと個室に入っていくように
なりました。
その小さな後ろ姿を外で見送っているとき、
ふと思ったのです。
あぁ、こうやって子育ては、少しずつ、
でも確実に終わっていくんだな。
もう戻らない「いま」を
心に焼き付けて
毎日子育てに向き合っていると、
「早く大きくならないかな」
「早く手がかからなくならないかな」
と思ってしまう日も、もちろんあります。
毎日、頑張っているのですから、当然です。
でも、どんなに長く続くように思える
大変な日々も、いつか必ず
「本当に手が離れる日」がやってきます。
今はまだ、私の目の前で笑って、
おしゃべりして、全力で甘えてくれる。
その愛おしい姿を、
できるだけしっかりと私の心に
焼き付けておこうと思います。
もう二度と戻らない、
かけがえのない「いま」という時間を、
今日も愛おしみながら大切に
過ごしていきたいですね^^
最後まで読んでくださり
ありがとうございました
心を込めて
まいより

