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我が家的3Dプリンターの選び方

今回は、私が3Dプリンターを選ぶ際に重視したポイントについて書きたいと思います。
購入から2年ほど経ちますが、買い替えもせず満足して使い続けていますので、参考にしていただけると思います!

FDM方式と光造形方式のどちらにするか

家庭用3Dプリンターを選ぶ際には、まず造形方式を選ぶ必要があります。
方式により必要となる素材が変わってきますので、注意が必要です。
簡単に特徴を説明します。

FDM方式の特徴

・扱いやすく初心者向け
・日本語では熱溶解積層方式と呼ばれる
・ABS樹脂やPLA樹脂(フィラメント)などを使用
・フィラメントを高温で溶解させ、ノズルから出力しながら重ねていくことで立体を造形する
・メンテナンスが比較的簡単
・素材(フィラメント)のコストが安い
・大きなものも作れる

光造形方式の特徴

・特殊な液体樹脂素材(レジン)に紫外線を当てて固める
・造形物を1層ずつ印刷していく
・表面が滑らかな非常に細かい造形が可能
・フィギュアやアクセサリー向き
・紫外線(太陽光)に当たると変形する可能性がある
・換気、作業の際にはゴーグルと手袋の装着が必須
・洗浄や二次硬化が必要な場合もあり後処理に手間がかかる

それぞれの特徴を比べて、最初の一台としてはFDM方式のほうが扱いやすいと考え、
我が家はFDM方式にしました。

造形サイズ

方式が決まったら、造形サイズを確認する必要があります。
「何を作りたいか」によって必要なサイズは変わりますが、設置スペースの問題もあるので、よく検討しておく必要があります。

一般的には20センチ四方程度あれば、おもちゃや日用品の多くを作成できます。
これを標準サイズとして、ミニサイズや大型サイズの展開もあります。

我が家は、ミニサイズだと設置スペースが小さくてすむメリットはありましたが、作りたいものが作れない可能性もあることから、とりあえずは標準サイズにすることにしました。

対応フィラメント

次に確認したいのが対応フィラメントの種類です。

PLA(ポリ乳酸)
・扱いやすく初心者向け
・植物由来のバイオマスプラスチックで、土中で生分解され環境に優しい
・無毒で、医療や食品包装にも使われ安全性が高い
・熱に弱いという欠点

ABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン)
・強度が高く熱にも強い
・靱性が高く、衝撃に強く割れにくい
・反りが出やすく難易度が上がる
・有害粒子を放出するので換気が必要

TPU(熱可塑性ポリウレタン樹脂)
・ゴム系の素材
・プラスチックと比べて弾力性や柔軟性に優れている
・耐衝撃性、振動吸収性にも優れている
・パッキンやキャップ、スマホカバーなどに適している

最初はPLAに対応していれば十分ですが、将来的に様々な素材を試したくなることも考えて、対応素材の幅が広い機種を選ぶのも一つです。
私は、具体案はありませんでしたが、なんとなく色んな素材を試したいな。という気持ちがありました。次に書く予算や、作ってみたいものを含めて機種を決めるといいと思います。

価格帯

3Dプリンターの価格帯によって機能や性能が大きく異なります。
価格帯別で簡単にまとめてみました。私の感覚的な部分もありますので参考程度に見てください。

3万円〜5万円:エントリーモデル

基本的な造形は十分可能で、プリントサイズは一辺15センチから20センチ程度のものが多く、家庭用としては十分かと。
しかも、この価格で3Dプリンターを導入できるのはかなり魅力的です。
ただし購入時の調整や初期設定に少し手間がかかることもあり、トラブル解決を含めて楽しめる方に向いている印象です。
また、どハマりした時には、みなさん上位機種に買い替えを行なっているようで、そうすると逆に出費が増える可能性も?

5万円〜10万円:中価格帯

中価格帯になると、自動レベリング機能や静音設計、タッチパネル操作などの便利な機能が充実してきます。
また、出荷時の調整がしっかりしているため、初心者でも比較的すぐに綺麗な造形ができる。
このあたりの価格帯がバランスが良いかもしれません。
しかし、対応フィラメントの種類に制限があるものが多く、将来的にさまざまな素材を使ったものを作りたい方は買い替えが必要となります。

10万円以上:上位機種

10万円以上の上位機種はさらに大きなサイズが造形できたり、複数の素材を使い分けられたり、作品の自由度がさらに増します。
私が購入に向け色々調べていく中で、1.4mmの太ノズルを使った作品が素敵でどうしても作りたい!と考えていました。
そうすると、ノズルが交換できる必要があり、対応しているのは上位機種のみでした。
まずは中価格帯の機種からでもいいかな。と考えていましたが、太ノズルは外せないポイントでしたので、はじめから上位機種を購入することにしました。
(ただ、出費を抑えるために、メルカリで中古品を購入しました。。)

↓非常に刺激を受けたnote↓

検討しなかったこと

多色印刷可能機種

私が購入した2年前はそもそもの機種数が少なく、多色印刷ができる家庭用プリンターはほぼ皆無でした。
最近はブラックフライデーで少し安くは購入できる機種が増えてはきましたが、まだまだ上位機種のさらに上位という価格帯です。
安定して作品作りができるようになったら、ぜひ挑戦したい機種ではありますが、この時には検討はしませんでした。

猫・音・臭い対策

我が家は2匹猫を飼っていますが、3Dプリンターを設置する場所は、猫が自由に出入りできない部屋で普段は閉め切っていて、換気設備もありました。
そのことから、猫が悪戯することや印刷時の音・臭い問題は考慮していません。
生活スペースに設置するのであれば密閉型一択となりそうですね。

購入した機種

これらを総合して、「Original Prusa MK4」という機種を購入しました。

まとめ

私が購入にあたって検討したのはこのような内容でした。
上位機種を購入したので買い替えはしていませんが、それでよかったと感じています。
これらを総合して、ご自身に合った3Dプリンターを購入していただくと、「失敗した!」や「想像と違った!」ということが少ないのではと思います。
参考になったら嬉しいです!

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