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ゲーマーがMacBook Proを買った

こんちゃ。

MacBook Proという「道具」の域を超えた存在。それを手にした時の高揚感と、Windowsユーザーだった僕がなぜ今、このタイミングでAppleの門を叩いたのか。その葛藤と、実際に触れてみて分かったAppleが人気な理由を綴ってみようと思う。

スペック不足の焦燥と、Appleという逃避行

最近、僕のデスク環境にはどこか「ノイズ」が混じっていた。 もともと使っていたPCはRTX 3050 Ti Laptopを積んだローエンドモデル。趣味でBlenderを触るのだけれど、推奨VRAM 8GBに対して手元のマシンはたったの4GBしかない。制作のたびに動作はガックガクで、おまけに「熱」と「電力」の問題も深刻だった。

ファンは常に全開、それでも冷やしきれずに熱で性能が落ちるスロットリングが発生。さらにWindowsノート特有の「バッテリー駆動だと性能がガタ落ちする」仕様も、外でフルパフォーマンスを発揮したい僕にとっては限界だった。

実は2025年の8月頃には、本腰を入れて自作PCを組むつもりでいたんだ。予算は約27万円。「RTX 5070 Ti / Ryzen 7 9700X / 64GB / 2TB」という、4K/240HzでApexやValorantをぬるぬる動かせる夢の構成を組む気満々で、あとは親を説得するだけという段階だった。

けれど、交渉しているうちに状況は一変した。パーツ価格、特にメモリやストレージが爆増してしまい、予算内で理想の構成を組むことが不可能になったんだ。2倍になった瞬間にでも買っておけばよかった……という激しい後悔が、ずっと胸の奥にこびりついていた。

モデル選択の迷い

そんな時に浮上したのがMacBook Proという選択肢だった。
去年の9月頃にiPad Airを衝動買いしていた僕は、Apple製品の質感の良さはすでに知っていた。

3DCGをやる以上、長時間の負荷でも安定するファン付きの「Pro」筐体は必須。けれど、チップ選びには相当頭を抱えた。

最新のM4 Proは確かに魅力的だ。でも、冷静に考えるといくらApple Siliconが優秀だと言っても、グラフィック性能ではRTX 5070 Tiのような専用GPUには到底及ばない。
M4 Maxに上げたとしても、自作PCで得られるはずだった「暴力的な描画性能」には届かないのが現実だ。

ゲーム性能を捨て、GPUパワーで劣るマシンに30万円以上を出す価値があるのか? 新品の「M4 Pro / 24GB / 512GB」で約33万円という価格設定は、Windows機と比較するとあまりに気が引ける数字だったんだ。本当に、時期が良かった9月に自作を強行しておけばよかったと、入院中の病室のベッドの上で何度も痛感した。

運命の「整備済製品」との出会い

そんな葛藤の中、僕は一つのアカウントを見つけた。Appleがほぼ新品を安く販売する「整備済製品」の入荷速報を流しているアカウントだ。速攻でフォローして通知をオンにした。
https://x.com/apple_refurb?s=20
初売りのタイミングも検討したけれど、ギフトカードで還元されてもその先に買う予定も特にないし困るよな……と考えていた。実質的な割引よりも、今この瞬間に口座から出ていく現金が少なくなる方が、僕にとってはよっぽど価値があったんだ。

そして1月15日の朝、その時が来た。

14インチMacBook Pro 整備済製品 追加

気づいたら銀行口座から28万円が減っていた。

カッコ良すぎるボディ、気持ち良すぎる操作感

届いた筐体を一目見て、言葉を失った。 圧倒的な質感。アルミの塊を削り出したボディ、エンターキーの右側に余計なキーがない洗練された配列。ただそこにあるだけで、この投資が正解だったと確信させてくれる。

トラックパッド、ええやん

これまでマウスこそが正義だと思っていたけれど、Macのトラックパッドは別次元だ。OSの「ぬるぬる感」と指先の動きが完全に同期する。ミッションコントロールや仮想デスクトップの移動を駆使するたびに、今まで僕は何を不便に感じていたんだろうとさえ思う。

意外な誤算、キーボードとTouch ID

自作キーボード愛好家として、内蔵キーボードは妥協点だと思っていた。でも、実際に叩いてみるとこれが意外と打ちやすくて驚いた。

そしてTouch ID。指を置くだけで全てが解禁される心地よさは、一度味わうと戻れない。

音質良すぎ

棗いつきはいいぞ

なんとなくApple musicでいつも聴いている音楽を聴いてみたとき、衝撃が走った。
低音ヤバい、音も普通に良い。
クアッドスピーカーすげえ。(追記:スピーカー6こあるらしい、ヘキサスピーカーってこと⁈)
みんながProを選ぶ理由がわかった。

ケーブル1本の解放感

映像出力、音声、充電。全てがUSB-Cケーブル1本に集約され、デスク上から煩わしいケーブルが消える。
デスク下は察して。

「良すぎて使いにくい」

ただ、手放しで喜んでばかりもいられない。 あまりに完成度が高すぎて、逆に「使いにくい」のだ。28万円の美しすぎる筐体を傷つけたくなくて、雑に扱うことができない。結局、質感を守るためにケースを付けて、本来のデザインを隠してしまっている自分に苦笑いしてしまう。


真上から見るとしっかりロゴが見えるが、横から見た時はほぼ見えない。
反射しまくりテッカテカのロゴを隠してしまうのは残念だが安心感とトレードオフ。

Windowsではビデオメモリが独立しているけれど、Macはシステム全体でメモリを共有する。
実質VRAM24GB、つまりRTX4090ってことだね。
今後のことも考えると48GBモデルを待つべきだったか……という後悔も少しはあるけれど、整備済製品は2週間以内なら返品も可能。足りなかったら返品すればいい、という安心感が背中を押してくれた。

iPadとのSidecarも想像以上に便利で、この連携の良さを知るとさらにAppleの沼に引き込まれていく。

結論:やりたいことはお金で解決しろ

さすがに中学生に28万円は痛い。でも、自分なりの「言い訳」はできている。

  1. この筐体の満足感だけで-10万。

  2. 大学生になっても現役で動いてくれそう。5年前のM1 Proがバリバリ現役らしいし。

  3. Apple製品だから高く売れる。多分50%ぐらいで売れるはず(-15万)。

実質3万円。3年使うとすれば1日27円。

「一日何本ほどうまい棒をお食べに?」
「3本ほど」
「何年ほど?」
「3年ほど」
「なるほど、あそこにMacBook Proがありますね」

いろいろなことに挑戦できる時間の余裕がある今に、スペック不足でやりたいことができないマシンを使い続けるのは、あまりにも非合理だ。「やりたいこと」ができる環境を、お金で構築できるならしてしまったほうがいい。その方が、これからの時間をずっと濃いものにできるから。

大切に、けれど大胆に。過去の僕が繋いでくれたこの黒い相棒と、新しいクリエイティブを始めてみようと思う。

ここまで読んでくれてありがとう!

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ほんじゃ、またどこかで。

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