【愛知 豊橋市】福井酒造の「四海王 純米酒 福」を愉しむ 2026/7/9
忙しい一日の終わりに、
お気に入りの酒器にトクトクとお酒を注ぐ時間。
そんな何気ない日常のひとときを、
ちょっとだけ特別で「福」に満ちたものにしてくれる、
日本酒に出会いました。
愛知県豊橋市の福井酒造さんが醸す、
「四海王(しかいおう) 純米酒 福 」です。

酒蔵の紹介
「四海王」を醸す福井酒造株式会社は、
愛知県豊橋市中浜町に蔵を構える、地域に深く根ざした酒蔵です。
蔵の自慢は、豊かな自然の恵みである「仕込み水」。
地下50メートルを流れる地元・豊川の伏流水と、
地下100メートルを流れる天竜川の伏流水を贅沢に使用しています。
この清らかな水が、お酒に優しくも凛とした透明感を与えています。
そして、福井酒造さんが酒造りにおいて何より大切にしているのが「人」。
「“良い酒を醸す”のも人、飲むのも人。人に感謝し、お客様の心を魅了する『和合良酒』を醸す」
伝統に甘んじず、
新たな技術で挑戦を続ける職人さんたちの熱い想いが、
一本一本に息づいています。
酒蔵の沿革
福井酒造さんの歩みは、1912年に遡ります。
初代・福井盛太郎氏が、
渥美郡(現在の田原町)福江町にあった
「旧大垣新田藩陣屋跡」の家紋入りの井戸で酒を仕込み、
「福井酒造場」を創業したのが始まりでした。
戦後の1948年には「福井酒造株式会社」を設立。
さらに1952年(昭和27年)、
2代目・福井盛太郎氏の代に業容拡大に伴って
現在の豊橋市中浜町へ蔵を移転します。
その移転先とは、
なんと旧陸軍第18連隊の跡地(約4,000坪)という、
驚きの広大さと歴史を持つ場所でした。
藩の陣屋跡から、近代史の足跡が残る広大な地へ。
時代と地域の歴史の転換点とともに、
110余年の確かな歴史を積み重ねて現在に至ります。
四海王の由来
福井酒造を代表する銘柄
「四海王(しかいおう)」という雄大で力強い名前には、
創業時からの熱い決意が込められています。
「四海」とは、世界や天下のこと。
つまり、「世界一の蔵元になる」という大いなる志を意味しています。
また、太平洋、日本海、東シナ海、オホーツク海の四つの海に囲まれた
日本において、「絶対的な存在の酒でありたい」という
強い自負の現れでもあるそうです。
お酒の情報
銘柄: 四海王 純米酒 福
酒蔵: 福井酒造株式会社(愛知県豊橋市)
精米歩合: 60%
アルコール分: 15度以上16度未満
製造年月: 2026年4月
雑味のないすっきりとした綺麗なキレが特徴。
毎日の晩酌に寄り添うベストなバランスに仕上げられています。
おわりに
旧大垣新田藩陣屋跡の井戸から始まり、
激動の昭和を旧陸軍連隊跡地という広大な地で生き抜き、
110年を超える歴史と職人の技、
そして豊かな自然の水が育んだ「四海王 福 」。
天下を目指す気概と、
日常に寄り添う優しさが同居したこのお酒は、
一口飲むたびにじんわりと温かい気持ちにさせてくれます。
皆さんも見かけた際は、
ぜひ手にとってその「小さな福」を味わってみてくださいね。
それでは、良い晩酌の時間を。

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