【いまここ日記vol.178〜ジェンダー〜】
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「LGBT」
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「LGBTQ」
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「SOGIE」
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「LGBTQ+」
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「LGBTQIA+」
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「ジェンダー(性)」の多様性を表す言葉たち。
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昔から多様だった「ジェンダー」に、今の時代の言葉が追いかけているように次々と言葉がアップデートされている。
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大学時代。
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当時、ジェンダー学を勉強していた友人と他愛もない話をしていた。
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「ほんと、〇〇って女子力高いよね!」
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それは無自覚、無意識に出た言葉だった。
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「女子力?」
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「ちなみにさ、その言葉を自認している性が異なる人や多様な人が聞いた時に、どう思うかってこれまでに考えたことってあったりする?」
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「え?」
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答えられなかった。
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当時の僕は「ジェンダー」に対してそこまで深く考えたことがなかった。
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「世の中には、多様な性をもつ人々がたくさんいる。」
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「私はジェンダー学を学び始めてから、自分の無自覚、無意識な言葉で誰かを傷付けていたのかもしれないということに気が付いたんだよね。」
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「それからは、人に対して性別で一括りにするような言葉を使わないように気を付けるようになったんだよね。」
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当時の僕は、その友人のおかげで、自分が「ジェンダー」に対してあまり深く考えていなかったことに気付き、自分が普段何気なく使っている言葉を見直すきっかけをもらった。
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それからの僕は、「女子力」「男らしい」「女らしい」「彼氏」「彼女」などの言葉を使わなくなっていった。
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学校。
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そこは、色々な場面で「男子」と「女子」で分かれる場所。
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もちろん身体的理由で分けざるを得ないことはあるので、それは別。
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だけど、性別で分けなくてもいい場面で、過度に「男子」と「女子」で分けすぎると、やはり子供達は「男子」と「女子」という意識が強くなっていく。
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ある日の教室で、性別で一括りにするような言葉が聞こえたことがあった。
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差別的な内容ではなかったので、スルーすることもできた。
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だけど僕は、これは子供達が「ジェンダー」や「多様性」について考えるいい機会だと考えた。
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その時は確か授業中だったと思うけど、子供達に作業をやめさせて、問いかけた。
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「みんなは、男らしいとか女らしいという言葉に対してどう思う?」
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僕の問いかけに対して、子供達はすっと答えてくれた。
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「男子だから、女子だからとかって別に関係ないと思います。」
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「男だからこうとか女だからこうとかってなんか違うと思います。」
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子供達の返答は、とてもとても素直なものだった。
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特に小学校高学年は、「性」に対して敏感になり始める時期。
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そんな時期だからこそ、芽生えかねない偏見の芽を、問いに変えた。
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あの日、大学時代の友人が僕に問いかけてくれたように。
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もしあの時、友人が僕に問いかけてくれていなかったら。
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僕は子供達に芽生えかけた偏見の芽を見逃していたかもしれない。
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僕の言葉で子供達を傷付けてしまっていたかもしれない。
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そうならない未来を作ってくれた大学時代の友人には心から感謝している。
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さて!
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本日6月27日!
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ヘルシンキで「ジェンダー」のイベントが行われた。
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その名も「Helsinki Pride(ヘルシンキ プライド)」!
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6月は、「Pride Monthe(プライド月間)」。
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「ジェンダー平等」や「多様性」を願い、祝う1ヶ月。
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世界各地でジェンダーに関する様々な取組やイベントが行われている。
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北欧諸国の中でも特に「Helsinki Pride」は北欧最大級らしい。
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例年10万人規模ととても盛り上がるそうなので、行ってみる!
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街中はカラフルレインボーに様変わり!
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お店も、人も、トラムも、街中とにかくカラフルレインボー!
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人々は思い思いのレインボーフラッグやレインボーグッツを身に付けて歩いている。
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一番びっくりしたのは、そのレインボーフラッグの多様さ。
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「レインボーフラッグってこんなにあるの!?」
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数えただけでも10種類以上ものレインボーフラッグを目にした。
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正午になると、街の中心部でパレードが始まった。
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レインボーのトラム、バイク、バス、人の大行進。
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1981年当初は、ジェンダー平等を求める抗議デモ行進だったらしい。
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その後1990年代に入ると、祝祭的なパレードへと変化していったそうだ。
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「抗議デモ行進」を「お祭りパレード」にしてしまうという斬新な発想に感心した。
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今もデモ要素はありながらも、それ以上にみんなで楽しく歩くパレード要素の方が強いので、誰でも入りやすい感じだった。
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「今日、同性婚しました!」
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そんなプラカードを掲げて、手を繋ぎ堂々と歩くカップル。
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末永く、お幸せに!
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年に一度、自分をありのまま表現したり、改めて自分について見つめ直したりすることができる。
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そんな楽しくて、社会的意義のある素敵なイベントだった。
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2026年6月27日(土)ワーホリ生活248日目おわり。
