父の手紙。奴隷となる娘に託した言葉。
今日も来てくれてうれしいよ。
noteで記事書くの何日ぶりなんだろう。
一日だけ休みを取ろうと思ってたら、二日、三日…気がついたら二週間ほどペンを置いてたよ。
毎日書き続けるってホント大変だよね。
また書き始めようと思ったのは、あるつぶやきを見たからなんだよね。
『共同マガジンはオーナーだけが得する?』みたいな。
なんだこりゃ…。って思ったんだけど、そういえば俺、共同マガジンやってたんだ...。って思い出しちゃったんだよね。
200名以上もメンバーがいるから、ちょっと運営だけでもした方がいいのかな…。って思ったんだよ。
で、そこで気になったのは、共同マガジンの運営って何をすればいいの…?っていう素朴な疑問だよね。
いや、全く分からなかったんだよ。
だから、メンバーシップに入らせてもらってるオーナーさんに聞いてみたんだよ。
すると、俺の共同マガジンの場合、ファミリーを大事にする投稿をした方がいい。
そう言うんだよ。
もう少し掘り下げるとメンバーを勇気づける紹介らしいんだよね。
俺のファミリーにいてよかった。そう思ってもらえるような紹介がいいらしい。
その言葉を聞いたとき、確かにそうだよな...。って、納得しちゃったんだよね。
でも、無料のマガジンなのに、そこまでする必要あるの?
って聞き返したんだよ。
すると、無料だからそこまでする必要があるんじゃないの?って厳しい指摘を受けたんだよね。
よく考えてみると、有料だとサービスを受けて当たり前だけど、無料でそこまでしてくれる人には感謝しかないからね。
人気がある人との言うことは違うなと思ったよ。
さてと、今回のテーマは奴隷になる娘に送る父の手紙。
とある貧しい村で育った少女が、奴隷として買い取られるという話。
愛娘を売る父が渡していた手紙とは。
少女がどんな苦難でも笑顔でいられた理由とは。
父と娘の深い愛の物語を紹介したい。
とある村にリアンという少女がいた。
リアンの家は非常に貧しくて、幼いころから物乞いをして生計を立てていた。
道行く人に近づいては「何か下さい。」と...。
幼いころから人懐っこい彼女は、生活こそ貧しかったが笑顔がきれいだった。
笑顔いっぱいで「何か下さい。」とお願いすると、お菓子だったり、小銭を分けてもらえる事が多かったという。
身なりを整えて、笑顔でお願いするといい事がある。
これで一生生活には困らないと、少女ながらに思っていた。
ある事件が起こるまでは。
リアンが成長すると、その容姿から売春をするように母からすすめられる。
きれいな髪、整った顔、きれいな笑顔、からだこそ幼いが、大人の男を魅了するだけの魅力は十分だ。
娘の髪をとかしながら、やりきれない表情をする。
この村では年頃の娘が売春するのは珍しくない。
風習のようになっているのだ。
母も幼い頃から売春を続けているが、身も心も傷ついているという。
娘にも同じ道を辿らせると思うと、何とも言えない気持ちだろう。
売春?なにそれ?
男の人と仲良くするとお金がもらえる?
何も知らない無垢な少女は笑顔になる。
売春の募集をかけると、瞬く間に客がついた。
そして、ある男性と一晩を明かすことを約束した。
日本人旅行客。
現地の売春婦を安く買いたたいては転売するバイヤーだ。
リアンのことを気に入った日本人は、両親に買いたいと持ちかける。
現地で十年は暮らせる大金だ。
両親は親孝行者だとよろこび、リアンを売り渡してしまったのだ。
別れることに泣き叫ぶリアン。
幼い頃に父からもらった小さなお守りを手に、離れることを拒む。
一度離ればなれになると、両親とは二度と会えないからだ。
腰を落としリアンを抱きしめる父。
精神病の母は、娘との離別を理解していない。
家族との別れは夏の暑い日だった。
父に見送られ、ほぼ手ぶらの状態で旅に出る。
日本人バイヤーに引き取られると、故郷を後にした。
連れてこられたのは見世物小屋。
卑猥な姿で客をよろこばせる奴隷と化したのだ。
彼女を買いたいと申し出る者は多かったが、日本人が応じることはなかった。
買値の百倍の値段で買いたいと申し出が出たこともあったが、売るつもりは更々なかったという。
日本人も彼女に魅了された男の一人だったのだ。
買い取られた者は悲痛で精神を病む場合が多いという。
見世物小屋に入れても、怯えるだけで働かないのが普通なのだ。
だが彼女は違った。
見世物小屋の中でも堂々としている。
卑猥な姿をさせられているが、美しく、観客を大きく魅了している。
性的開放というより、芸術といった方がいいだろう。
売春目的で買い取った彼女を、次第に守りたいと思うようなった。
きれいな服を着せて、上手いものを食べさせて、共に生活をする。
彼女の存在が大きく成長するのが分かった。
小さくきゃしゃなからだ。
押し倒して暴行すれば、俺のものになる。
そんな邪念が過る日が続く。
「何怖い顔してるの?そんな顔してると神さまに嫌われるよ。」
「もっと笑顔で。」
辛い経験をしているはずなのに、笑顔にひとかけらの曇りもない。
それどころか、両親に大金をくれたことを感謝すらしてる。
大きな罪悪感に襲われ、悩み、泣き叫んでしまう。
申し訳なかったと。
日本人はリアンを故郷に戻すことにした。
戻って両親に挨拶をしたかったのだ。
結婚させてほしいと。
電車に揺られ、故郷を楽しみにする彼女を見ていると、幸せな気持ちになれた。
雑然とする車内は、ゴミが散らかり浮浪者が大勢いた。
窓の外には、故郷の風景が広がり始めた。
「楽しみか?故郷に戻るの。」
日本人が問いかけると、意外な返事が返ってくる。
「ぜんぜん。だって、戻ってこれると信じてたから。」
そういうと、胸のペンダントからお守りを取り出した。
お守りの中には小さな紙切れがある。
神よ。娘の願いを聞き届けたまえ。
そして、今の笑顔が続きますように。
小さい頃に父がくれたんだ。
この一言がわたしが笑顔でいられる理由なんだよ。
だから肌身離さず持ってる。
そして、いつかまた必ず両親に会えると信じてた。
絶対的な神を信じるかのような真っすぐな視線は、誰にも侵すことができないと本能に訴えかけたのだ。
