母の味、秘密はすり下ろしに有り
みなさんは思い出の味ってあるでしょうか。私にとって、その1つが母の焼いた「にんじんクッキー」です。
焼きたては外はサクッ中はやわらか。時間が経つと全体がしっとり。どちらの食感も良い、にんじんの優しい甘さが大好きでした🥕
元々、糖尿病食の本に載っていたレシピでお砂糖控えめ。その分、たっぷりのにんじんで甘さをカバーしています。
子供の頃の私は粉ふるい係、シャカシャカ頑張ってふるっていたなぁ。粉ふるいを持つと、なんだか懐かしい気持ちになるんですよね。
さぁ、大人になった私は1人でにんじんクッキーを作ります。にんじんはたっぷり、すり下ろしたものを正味100g。あ、フードプロセッサー使えば簡単じゃない?
……ズルするべからず。
フードプロセッサーを使ったクッキー、別物でありました。
なんかね、イマイチなの!
一応調べてみると、フードプロセッサーは「細かく刻む」、おろし金は「細胞を壊す」という違いがあるそうです。ふむ、フードプロセッサーが作ったのは超〜細かいみじん切りというわけか。
そして、みじん切りの場合は「味が独立する」、細胞を壊した場合は「味が馴染む」とのこと。こ、これだー!😳
イマイチの理由、にんじんが独立してたんです。すっごく細かくなってたんだけど、それはクッキーの中にいる「にんじん」だったの、「にんじんクッキー」ではなかったの。(伝わってる?)
後日、改めておろし金で作りました。年に数回しか活躍しないおろし金、君にしかない素晴らしさがあったのね。
そして、無事「にんじんクッキー」になりました!美味しい😋
ショリショリすり下ろすのは、ちょっと疲れました。美味しさの秘密はにんじんの処理方法にあったけど、頑張ってすり下ろす母の手からも美味しさが加わっていたのかも…なんて焼きたてクッキーを食べながら思うのでした。(母は健在です👵)
◎にんじんクッキーのレシピ
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『みかんのオランダ便り』
