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自分の本がどれくらい図書館に蔵書されているか調べる方法【図書館浪漫3】

本を出版したいと思ったことがある方なら、一度は図書館に自分の本が置かれた場面を想像したことがあるのではないでしょうか。
多くの方に手に取ってもらえて、何十年も形に残るというのは、やはりかけがえのないロマンがあります。

日本全国に公共図書館は約3400館、大学図書館は約1600館存在します。
公共図書館は現在もわずかずつ増加傾向にあります。

自分の本がどれくらい図書館に蔵書されているか、調べる方法があります。
“カーリル”というウェブサイトにアクセスすれば、全国の公共図書館の蔵書を簡単に調べることができます。誰でも無料で利用できます。
貸出中かどうかも知ることができます。

カーリルでは、大学図書館の蔵書も検索されますが、すべての大学が網羅されているわけではありません。
大学図書館の蔵書検索には、”CiNii Books”というウェブサイトが便利です。国立情報学研究所が運営しているサイトで、こちらも誰でも無料で利用できます。

公共図書館でもカーリル未対応の図書館や、CiNii Booksでも検索されない大学図書館もあります。
それでも、カーリル+CiNii Booksの併用で、全国5000の図書館のほとんどで蔵書がどれくらいあるか知ることができます。

カーリルでの蔵書検索は、都道府県単位で表示されるので少し手間はかかりますが、各都道府県の集計数を合計することで、全国での蔵書数を知る手掛かりになります。
ここで注意しないといけないのは、複数の都道府県にキャンパスが散らばっている大学です。この場合、同じ本の蔵書情報が複数の県で蔵書ありと表示されるので、集計の際に重複してカウントしないように気をつける必要があります。

こうして得た情報は大変貴重です。
(図書館での蔵書数)−(寄贈した本の数)=(図書館での実売)となります。
私はカーリル+CiNii Booksでの検索で、現在のところ自分の本が全国の図書館に551冊蔵書されています。寄贈はしておらず、すべて実売です。

無名の著者の初出版で、重版に至りましたが、図書館での実売が重版に大きく影響したと思います。

類書がどれくらい図書館に蔵書されているか調べることで、自分の本がどれくらい図書館に入りそうか予測を立てることもできます。

仮にすべての公共図書館で蔵書されたなら、それだけで3000部を超えます。
自分の本の図書館での蔵書状況を知ることは、本が売れない時代において、重版への大きなステップになり得ます。


実際の出版体験に基づいた話題を綴っています。
出版に興味がある方の参考になれば、幸いです。
マガジン”図書館浪漫”では、出版した本が図書館に蔵書されるための方策を考えていきます。



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