医学部CBT前日の過ごし方:睡眠・食事・持ち物の完全チェックリスト ㊺【医学部CBTバイブル──リーフェ医学情報の全50講】
━━━━━━━━━━━━━━━━
📊 本記事の構成
・6,800字/読了目安17分
・対象:本番前日の過ごし方に迷っている方
・読了後:前日にやるべきこと・やってはいけないことがわかります
🆓 無料記事
━━━━━━━━━━━━━━━━
記事の概要
医学部CBT本番前日の過ごし方を、睡眠・食事・持ち物の3領域から解説します。
前日は詰め込むより、コンディションを整えて本番に備えることが最優先です。
何を準備し、どう過ごせば万全の状態で本番を迎えられるか、完全チェックリストとしてお届けします。
「明日が本番。前日は何をして過ごせばいいのか」
医学部CBT本番の前日は、多くの学生が落ち着かない気持ちで過ごします。
まだ勉強すべきか、早く寝るべきか、何を準備すればいいのか。
前日の過ごし方を間違えると、当日のコンディションに悪影響が出ることもあります。
前日は、無理に詰め込むより、心身のコンディションを整え、持ち物を万全に準備して、翌日に最高の状態で臨むことが最優先です。
この記事では、本番前日の過ごし方を、睡眠・食事・持ち物の観点から、完全チェックリストとして徹底解説します。
👇 その他の記事はこちらから、医学部CBTのマガジン、50講です
この記事で学べること
本番前日に「詰め込まない」ほうがよい理由と、前日の勉強の適切な範囲
睡眠・食事など、当日のコンディションを整えるための過ごし方
当日に慌てないための、持ち物・準備の完全チェックリスト
著者:原田
所属:株式会社リーフェホールディングス 経営企画室 部長
資格・経歴:
法学部卒|政治学研究科 修士・博士|政治学者、政治学教員、学生指導歴20年以上
医学生に特化した個別指導塾「医学生道場」のファウンダー
自己紹介:
幼少期より病気がちで、こんにち無事に生活できているのは、医療とそれに関わる人たちのお陰です。将来の医療者として、社会に貢献できる医療系学生の方を積極的にサポートしていきます。
Xほぼ毎日運用中です!
気軽にフォローしてください 🕊️
Tweets by life_hashimoto
Instagramも更新中です!
▼タップしてフォローする
Login • Instagram Welcome back to Instagram. Sign in to check out what your fri
はじめに
医学部CBT本番の前日は、これまでの努力を本番で発揮するための、最後の準備の日です。
この日の過ごし方が、当日のコンディションを左右します。
前日を上手に過ごせば、万全の状態で本番に臨めますが、過ごし方を間違えると、寝不足や準備不足で、本番のパフォーマンスに悪影響が出てしまいます。
前日の過ごし方で最も重要な原則は、「詰め込むより整える」ことです。
前日になって焦って新しいことを詰め込んでも、身につく前に本番を迎えます。
それどころか、詰め込みで夜更かしをすれば、寝不足で当日の集中力が落ちてしまいます。
前日は、勉強を適度に切り上げ、睡眠・食事でコンディションを整え、持ち物を万全に準備することが最優先です。
医学生道場の指導現場でも、前日にコンディションを整え、万全の準備で臨んだ学生ほど、当日に実力を発揮できることを見てきました。
この記事では、本番前日の過ごし方を、勉強・睡眠・食事・持ち物・当日の朝という5つのチェックリストで、具体的にお届けします。
前日にやるべきこと、やってはいけないことを明確にし、万全の状態で本番を迎える準備をしましょう。
本論
前日の大原則:詰め込むより整える
本番前日の過ごし方の大原則は、「詰め込むより整える」ことです。
新しいことは詰め込まない
前日に、新しい範囲を詰め込むのは避けます。
前日に慌てて学んだことは、身につく前に本番を迎え、ほとんど得点につながりません。
それどころか、「まだこんなに知らないことがある」と不安を増やし、メンタルに悪影響を及ぼします。
前日は、新しいことに手を出さないのが鉄則です。
コンディションを整えることが最優先
前日の最優先事項は、当日に最高のコンディションで臨めるよう、心身を整えることです。
十分な睡眠を取り、バランスの取れた食事をし、リラックスして過ごす。
これらのコンディション作りが、前日の詰め込みよりも、当日の得点に貢献します。
準備を万全にして安心する
前日は、持ち物や当日の段取りを万全に準備します。
準備が整っていれば、当日の朝に慌てることがなく、落ち着いて本番に臨めます。
準備の万全さは、心の余裕にもつながります。
「やるべきことはやった」と考える
前日は、これまでの努力を振り返り、「やるべきことはやった」と考えることが大切です。
前日に焦って詰め込むのは、これまでの努力を信じられていない裏返しでもあります。
これまで積み重ねてきたことを信じ、前日は落ち着いて過ごしましょう。
チェックリスト①:前日の勉強
前日の勉強について、チェックリストで整理します。
前日の勉強でやるべきこと
これまで確認した頻出の数字・分類を軽く見返す
間違えやすい・忘れやすい項目を最終確認する
必修問題を軽く解いて、感覚を維持する
これまで「完了」にした内容を軽く復習し、自信を確認する
前日の勉強は、新しいことではなく、これまでやってきた内容の軽い最終確認にとどめます。以前の回で作成したチェックシートや、数字・分類の確認シートを見返すのが効果的です。
前日の勉強でやってはいけないこと
新しい範囲に手を出す
難しい問題に挑戦して落ち込む
夜遅くまで詰め込む
完璧を目指して焦る
前日に難しい問題を解いて「解けない」と落ち込むと、自信を失います。
前日は、確実に解ける問題を確認して、「これはできる」という自信を持つことが大切です。
勉強は早めに切り上げる
前日の勉強は、早めに切り上げます。
夜遅くまで勉強すると、睡眠時間が削られ、当日の集中力が落ちます。
目安として、いつもより早めに勉強を終え、リラックスする時間と十分な睡眠を確保します。
軽い最終確認で自信を持つ
前日の勉強の目的は、新しい知識を得ることではなく、「これまでやってきたことを確認して、自信を持つ」ことです。
軽い最終確認で「大丈夫」と思えれば、それで十分です。
チェックリスト②:睡眠
睡眠は、当日のコンディションを左右する最重要factorです。チェックリストで整理します。
睡眠のチェックリスト
いつも通りの時間に就寝する
十分な睡眠時間を確保する(普段の睡眠時間を基準に)
就寝前はスマホの画面を控える
寝る前にリラックスする時間を持つ
翌朝の起床時間を確認し、目覚ましをセットする
いつも通りの睡眠リズムを保つ
前日は、いつも通りの睡眠リズムを保つことが大切です。
「早く寝なければ」と、普段より大幅に早く布団に入っても、かえって眠れないことがあります。
いつも通りの時間に就寝し、いつも通りのリズムで眠るのが、最も自然です。
寝られなくても焦らない
緊張で寝つけないこともあります。
そんなときは、「寝られなくても大丈夫」と考えることが、かえって眠りを助けます。
一晩眠りが浅くても、本番に致命的な影響が出ることは多くありません。
「眠らなければ」と焦るほど眠れなくなるので、リラックスを心がけてください。
就寝前のリラックス
就寝前は、リラックスして過ごします。
スマホの画面を見続けると、脳が覚醒して眠りにくくなります。
寝る前は画面を控え、ゆったりと過ごすことで、スムーズに眠りにつけます。
以前、メンタル管理の回で紹介した、ゆっくりした呼吸なども役立ちます。
睡眠を最優先に考える
前日は、勉強より睡眠を優先します。
「あと少し勉強したい」という気持ちがあっても、睡眠を削ることは逆効果です。
十分な睡眠は、当日の集中力・判断力・記憶の想起に直結します。
睡眠を最優先に考えてください。
チェックリスト③:食事
食事も、当日のコンディションに影響します。チェックリストで整理します。
前日の食事のチェックリスト
消化のよい、食べ慣れたものを食べる
食べすぎ・飲みすぎを避ける
生ものなど、お腹を壊すリスクのあるものは避ける
アルコールは控える
水分を適度に取る
食べ慣れたものを選ぶ
前日の食事は、食べ慣れたものを選びます。
前日に慣れないものや、刺激の強いものを食べて、お腹を壊しては大変です。
特に、生ものや脂っこいものなど、お腹を壊すリスクのあるものは避けます。
消化のよい、いつも食べているものが安心です。
食べすぎない
前日は、食べすぎに注意します。
「験担ぎ」で豪華な食事をとる人もいますが、食べすぎると消化に負担がかかり、睡眠の質が下がることもあります。
腹八分目を心がけ、胃腸に負担をかけないようにします。
アルコールは控える
前日のアルコールは控えます。
アルコールは睡眠の質を下げ、翌日のコンディションに悪影響を及ぼします。
リラックスのためでも、前日の飲酒は避けるのが賢明です。
当日朝の食事も考えておく
前日のうちに、当日の朝食も考えておきます。
当日の朝は、消化がよく、エネルギーになるものを食べます。
朝食を抜くと、試験中に集中力が続かないことがあります。
当日の朝食の準備も、前日にしておくと安心です。
チェックリスト④:持ち物
当日に慌てないために、持ち物を前日に準備します。チェックリストで整理します。
持ち物のチェックリスト
受験票(最重要・忘れ物厳禁)
本人確認書類(学生証など、指定されたもの)
筆記用具(指定がある場合は指定のもの)
腕時計(会場に時計がない場合に備えて/使用可否は要確認)
上着・羽織るもの(会場の空調対策)
飲み物・軽food(休憩時間用)
ハンカチ・ティッシュ
お金(交通費など)
会場までの交通手段・経路の確認
受験票は最優先で確認する
持ち物の中で最も重要なのが、受験票です。受験票を忘れると、受験できない可能性があります。
前日のうちに、受験票を確実に準備し、鞄に入れておきます。
本人確認書類も、指定されたものを確認して準備します。
大学・試験の指示を確認する
持ち物は、大学や試験の指示に従って準備します。
筆記用具の指定や、持ち込み可能なもの、時計の使用可否など、事前に配られた案内を確認してください。
本記事のチェックリストは一般的な目安であり、実際の持ち物は、必ず所属大学からの正式な案内に従ってください。
前日のうちに鞄に詰めておく
持ち物は、前日のうちに鞄に詰めておきます。
当日の朝に準備すると、慌てて忘れ物をする可能性があります。
前日に、チェックリストを見ながら一つずつ確認して鞄に詰めておけば、当日の朝は安心です。
会場までの経路を確認する
持ち物と合わせて、会場までの経路と所要時間を確認します。
当日の交通手段、乗り換え、所要時間を調べ、余裕を持って到着できるよう計画します。
初めて行く会場の場合は、特に念入りに確認してください。
チェックリスト⑤:当日の朝の準備
前日の準備の総仕上げとして、当日の朝の段取りも確認しておきます。
当日の朝のチェックリスト
余裕を持った起床時間を設定する
朝食をとる(消化がよくエネルギーになるもの)
持ち物を最終確認する(受験票を必ず確認)
余裕を持って会場に向かう
会場には早めに到着する
余裕を持った起床時間
当日は、余裕を持った起床時間を設定します。
ギリギリに起きると、慌てて忘れ物をしたり、遅刻しそうになったりします。
試験開始時刻から逆算し、余裕を持って起きられるよう、前日に目覚ましをセットします。
朝食をしっかりとる
当日の朝は、朝食をしっかりとります。
脳のエネルギー源となる朝食を抜くと、試験中に集中力が続きません。
消化がよく、エネルギーになる朝食を、余裕を持ってとります。
持ち物の最終確認
当日の朝、家を出る前に、持ち物を最終確認します。
特に受験票は、必ず確認します。前日に鞄に詰めておけば、朝は最終確認だけで済みます。
早めに会場に到着する
会場には、早めに到着するよう計画します。
早めに着けば、落ち着いて準備でき、心に余裕が生まれます。
ギリギリの到着は、焦りを生み、パフォーマンスに悪影響を及ぼします。
余裕を持った行動が、当日の落ち着きにつながります。
結論&むすびに代えて
医学部CBT本番前日は、これまでの努力を本番で発揮するための、最後の準備の日です。
前日の過ごし方の大原則は、「詰め込むより整える」ことです。
前日にやるべきことは、5つのチェックリストで整理できます。
勉強は軽い最終確認にとどめ、睡眠を十分に取り、食事でコンディションを整え、持ち物を万全に準備し、当日の朝の段取りを確認する。
これらを前日にきちんと行うことで、当日に最高のコンディションで臨めます。
特に重要なのが、睡眠と持ち物です。
十分な睡眠は、当日の集中力・判断力に直結します。前日は勉強より睡眠を優先してください。
また、受験票をはじめとする持ち物を前日に準備しておけば、当日の朝に慌てることがありません。
持ち物は、必ず所属大学からの正式な案内に従って準備してください。
前日に焦って詰め込む必要はありません。
これまで積み重ねてきた努力を信じて、前日はコンディションを整えることに専念しましょう。
「やるべきことはやった」と考え、万全の準備で本番を迎えれば、これまでの実力を存分に発揮できます。
次回の記事では「医学部CBT本番当日の過ごし方:時間配分と問題を解く順番の戦略」をお届けします。
引き続き、リーフェ医学情報の医学部CBTシリーズをご活用ください。
👇 その他の記事はこちらから、医学部CBTのマガジン、50講です
FAQ
Q1. 前日、緊張と不安で勉強が手につきません。どう過ごせばよいですか?
前日に勉強が手につかないのは自然なことなので、無理に机に向かう必要はありません。
前日は、新しいことを詰め込む日ではなく、コンディションを整える日です。
勉強が手につかないなら、これまで確認した内容を軽く見返す程度にとどめ、あとはリラックスして過ごしてください。
散歩をする、ゆっくり入浴する、好きな音楽を聴くなど、心を落ち着ける時間を持つことも大切です。
無理に勉強しようとするより、リラックスして十分な睡眠を取るほうが、当日のパフォーマンスにはプラスになります。
第41回のメンタル管理も参考に、不安と上手に付き合ってください。
不安なまま前日を過ごしても、これまでの努力は消えません。
落ち着いて、本番に備えてください。
Q2. 前日、緊張で眠れそうにありません。どうすればよいですか?
まず、「眠れなくても大丈夫」と考えてください。
「眠らなければ」と強く思うほど、緊張して眠れなくなるものです。
一晩眠りが浅くても、本番のパフォーマンスに致命的な影響が出ることは多くありません。
過度に心配しないでください。そのうえで、就寝前はスマホの画面を控え、ゆっくりした呼吸をしたり、体をほぐしたりして、リラックスを心がけてください。
温かい飲み物(カフェインを含まないもの)を飲むのもよいでしょう。
また、いつも通りの時間に就寝し、普段の睡眠リズムを保つことも大切です。
どうしても眠れなくても、横になって目を閉じ、体を休めるだけでも、ある程度の回復効果があります。
焦らず、リラックスすることを優先してください。
Q3. 当日の持ち物で、特に忘れてはいけないものは何ですか?
最も重要なのは、受験票と本人確認書類です。
受験票を忘れると、受験できない可能性があるため、絶対に忘れてはいけません。
前日のうちに鞄に入れ、当日の朝にも必ず確認してください。
本人確認書類(学生証など、指定されたもの)も同様です。
そのほか、筆記用具(指定がある場合は指定のもの)、会場の空調に備えた羽織るもの、休憩時間用の飲み物なども準備しておくと安心です。
ただし、持ち物や持ち込み可能なものは、大学や試験によって異なります。
時計の使用可否なども含め、必ず所属大学から配られた正式な案内を確認し、その指示に従って準備してください。
本記事のチェックリストは一般的な目安として活用し、最終的には公式の案内を優先してください。
前日にチェックリストで確認しながら鞄に詰めておけば、当日慌てずに済みます。
参考文献・出典
公益社団法人医療系大学間共用試験実施評価機構(CATO)公式サイト:医学系CBTの実施概要
厚生労働省「健康づくりのための睡眠指針」
リーフェ医学情報・医学生道場 指導現場での観察事例
※持ち物・受験の詳細は、必ず所属大学からの正式な案内を確認してください。本記事の内容は一般的な目安です。
関連リンク
リーフェ医学情報では、医学生の国試・医学部CBT対策を徹底サポートするコンテンツを継続的に発信しています。
フォローして最新記事を見逃さないようにしてください。
ここから先は

※ 「実践」本番のCBT:「4連問」の解き方、先輩医学生が教える、「戦略」などここだけの《特典》記事を複数掲載する予定です 医学部CB…
どうか、応援をよろしくお願いいたします。いただいたチップはクリエイティブへの投資に活用させていただきます。今後もより一層、お役に立てる記事・ブログを発信いたしますので、ひきつづきよろしくお願いいたします。
