【暗記しない医学】シリーズ23:医学部の教科書、何を買えばいい? 1年生が最初に揃えるべき参考書・図録・アプリ完全リスト《保存版》 【リーフェ医学情報】
医学部入学後に最初に直面する「教科書選び」を完全攻略。
基礎医学・解剖学・生理学・生化学など科目別に「最初に買うべき1冊」を厳選し、アプリ・図録まで網羅。
失敗しない購入順序と予算配分も解説する保存版ガイドである。
医学部に合格した瞬間、多くの新入生がぶつかる最初の難問があります。
「教科書、何を買えばいいの?」
大学の生協では膨大な医学書が並び、SNSでは先輩たちが「これは買え」「これは買うな」と矛盾するアドバイスを発信し、書店のオンラインレビューも当てになりません。
そして、結論を出せないまま入学式を迎え、講義初日に「教科書持ってない人いる?」と教授に言われて慌てて買いに走る——毎年、どの医学部でも繰り返される光景です。
医学書は1冊あたり5,000円〜15,000円が相場です。
判断を誤れば、数万円が無駄になります。
さらに重要なのは、「自分に合わない教科書」を買ってしまうと、それを開くたびにストレスを感じ、勉強そのものから遠ざかってしまうリスクがあることです。
この記事は、その悩みに完全に終止符を打つための「医学部1年生のための教科書完全ガイド」です。
科目別の「最初に買うべき1冊」、図録・アプリのおすすめ、購入順序と予算配分、後悔しない選び方の判断基準まで、現役医学生・卒業生の集合知を凝縮しました。
この記事1本で、教科書選びに迷う時間と無駄な出費を完全に節約できます。
ぜひブックマークして、入学直後から学年が上がるたびに開き直してください。何度読み返しても新しい発見があるよう設計しています。
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💡この記事のポイント
医学部1年生が最初に揃えるべき教科書は「全部買う」のではなく「全体像を掴める1冊+専門分野ごとの定番1冊」に絞るのが正解
科目別の「失敗しない最初の1冊」と、買ってから後悔する典型的なパターンを完全公開
教科書・図録・アプリの「最強の組み合わせ」と購入順序・予算配分まで、現役医学生の経験に基づき具体的に提示
著者:原田
所属:株式会社リーフェホールディングス 経営企画室 部長
資格・経歴:
法学部卒|政治学研究科 修士・博士|政治学者、政治学教員、学生指導歴20年以上
医学生に特化した個別指導塾「医学生道場」のファウンダー
自己紹介:
幼少期より病気がちで、こんにち無事に生活できているのは、医療とそれに関わる人たちのお陰です。将来の医療者として、社会に貢献できる医療系学生の方を積極的にサポートしていきます。
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はじめに
「医学部の教科書は高い」——これは事実です。
しかし、もう一つの事実があります。
「高い教科書を全部買う必要はない」ということです。
医学部の6年間で使われる教科書は、科目数の多さもあり、全部買えば軽く50万円を超えます。
実家からの仕送りや奨学金に頼っている学生にとって、これは決して小さくない金額です。
そして、もっと深刻な事実があります。
「買ったけれど一度も開かなかった教科書」が、医学生の本棚には驚くほど多いということです。
医学部ならびに医療系学部の先輩に「1年生のときに買って失敗した教科書は?」と聞くと、必ず数冊の名前が出てきます。
同様に「もっと早く知っておきたかった教科書」も毎回挙がります。
この記事の目的は、その「失敗」と「気づき」を共有財産として整理し、1年生が最小の投資で最大の学習効果を得るための道筋を示すことです。
医学部の教科書選びは、3つの原則さえ守れば失敗しません。
原則① 全部買おうとしない
教科書は「使うときに買う」が正解です。1年生の最初に全科目分を揃える必要はありません。
原則② 「分厚い定番」より「自分が読み切れる入門書」を優先する
医学書には「権威ある分厚い定番書」と「平易な入門書」があります。1年生の段階では、後者を先に揃えることをおすすめします。
原則③ 紙の本・電子書籍・アプリの使い分けを意識する
医学知識は今や紙だけで完結する時代ではありません。最初から「ハイブリッド」を前提に揃えることが重要です。
この3つの原則を踏まえた上で、具体的なリストを見ていきましょう。
第1章:1年生がまず買うべき「絶対の1冊」——医学の全体像を掴む
医学部の学習は「個別科目の積み上げ」ですが、最初に「医学全体の地図」を持っておかないと、各科目の意味が見えません。
そのため、1年生の入学時に最初の1冊として揃えてほしいのは、医学全体を俯瞰できる入門書です。
📕 推奨書① 『カラー図解 人体の正常構造と機能』(坂井建雄ら編/日本医事新報社)
医学部生の間で「最初に持っておくべき1冊」として最も多く挙がる定番書です。
特徴
解剖学・生理学・生化学・免疫学の知識が「ビジュアル中心」で統合的に解説されている
1冊で人体の構造と機能を俯瞰できる
カラーイラストが豊富で、初学者でも読み進められる
1〜3年生の基礎医学のあらゆる場面で参照できる
価格帯:約13,000円〜15,000円(全10巻セットの場合)/単巻版もあり
おすすめの使い方:通読する必要はありません。「今学んでいる内容がこの本のどこに該当するか」を確認しながら、辞書的に使うのが最適です。
📕 推奨書② 『はじめの一歩のイラスト生理学・薬理学・生化学』シリーズ(羊土社)
「基礎医学の入門書」として圧倒的な評価を得ているシリーズです。物理・化学選択者で生物未履修の学生にも非常に読みやすい構成です。
特徴
イラストと平易な日本語で、基礎医学の最重要概念をカバー
1冊あたり3,000〜4,000円と比較的安価
「定番の分厚い教科書」を読む前の「橋渡し」として最適
おすすめの使い方:本格的な教科書に入る前の「予習用」として、興味のある科目から1冊ずつ揃えていく。
第2章:科目別「最初に買うべき1冊」完全リスト
ここからは、医学部1〜2年生で学ぶ各科目について、「最初に買うべき1冊」を厳選して紹介します。
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