詰めて座ってよ
雑誌のインタヴュアは積木の凹凸に腰掛け、瞼を捲って粘膜を見せつけてくるのが毎度の決まり事。縦横無尽に走るクリオネには誠に頭が上がらない。白米を人一倍口に含んでみる喪主みたいだ。離陸のさいには券売機に案内してくださいね、すると喉飴は嬉しげに、じゅげむ、じゅげむとはしゃいで身を滑らせ、通過してゆきました。
こんなことを言いたいんじゃない。そんなことを言いたいのでもない。単純な肩切りを行ううえで、消毒には慎重であらねばならない。三年前にこさえた編物の目が四方八方を睨みますので、当然、わたくしの右手も餌食であります。寂しい夜にはヒトデのぬいぐるみと手を繋いでいて。死にたい朝にはたった二本の腕を使って自分を抱きしめていて。願いますれば、流星は態とらしく溜息を吐き落としました。
腹一杯背中一杯、目いっぱいの夢いっぱいで衝突事故を避けられなかった。六と四と八十八で一体何の革命が起こせましょうか。コンビニ弁当の死骸が両足を投げ出したまんまだ。助けてやれましたらよかったのだけれど。こんな時空で突然鳴り止まない懺悔、飛び起きて、うねる直前に身を任せるのがよいのでしょうか。
とうさま。かあさま。いつかわたくしをまた、なぐってくださいね。うんと強く、うんと重く。
