第6回:データで見る ローンを味方にする、賢い人の「攻め」の教育資金術
学費のために、せっかく育てた資産を取り崩そうとしていませんか? それは、将来の複利効果を自ら捨ててしまう、非常にもったいない選択かもしれません。 私が実践したのは、低金利のローンを『戦略的』に活用し、手元の現金を運用に回し続けることで、結果的に学費負担を劇的に抑える(あるいはプラスにする)逆転のマネー戦略です。 3000万円という医学部の巨大な壁を、どうやって資産形成のチャンスに変えたのか。その具体的なシミュレーションと、プロの思考法を公開します。
教育ローンについて調べ始めたのは、まだ息子が浪人中で、本試験が始まる前の12月頃でした。 「教育ローンを使えば、無理のない返済計画が立てられる」。そのイメージが固まった私は、藁をも掴む思いで事前審査を申し込みました。
もしここで審査が通らなければ、他の道を探すしかありません。緊張しながら連絡を待っていた私の元に、銀行の担当者から一本の電話が入りました。
学費の壁が、一気に低くなった理由
担当者の方とのやり取りの中で、いくつか重要な事実が判明しました。 まず、学費は一括で借りるのではなく、毎年の授業料の支払証明書を提出することで、その都度「分割」で借りられるということ。これにより、6年分の利息を最初から負担する必要がなくなり、総コストを大幅に抑えられることが分かりました。返済は、卒業後の7年目から10年間の分割になります。
そして、住宅ローン以外に大きな借り入れがないことを伝えると、担当者はこう言いました。 「それなら、おそらく限度額いっぱいまで借り入れが可能でしょう」
ここで私は、ある驚くべき事実に気づきました。 次の方法を用いれば、単なる返済期間の延長に留まらず、攻めの姿勢で教育ローンを利用できる。 むしろ、この重い学費負担を「資産形成のチャンス」にすら変えられるのではないか……。
シミュレーションの結果、本来なら毎月41万円支払わなければならないところを17万円に減らし、さらに総支払額も300万円以上減らすことができると分かりました。
「借金」という言葉にネガティブなイメージを持つ方も多いかもしれません。しかし、この方法は、私たちの世代がキャリアの集大成を迎えながら、子供の未来と自分たちの老後を同時に守るための、極めて合理的な「処方箋」なのです。
(※本記事は個人の体験に基づく情報提供を目的としており、特定の金融商品を勧誘するものではありません。情報の性質上、返品・返金は受け付けておりませんので、無料部分をよくお読みいただいた上でご購入ください。)
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