大阪府 公立高校 英語Cの問題 リスニング 攻略|直前に高得点を取る方法
こんにちは。りこです。
大阪府の私立入試を控え、もうそろそろ、あと一ヶ月、公立の問題にうつろうとお思いになっている受験生も多いのではないでしょうか。
大阪府の英語C問題は、日本でもかなり難易度の高い問題です。年度によって難度は多少変わりますが、それでも一般的な公立高校の入試問題と比べるとかなりレベルが高いです。
ですから、きちんとした攻略法を持っていないと高得点を取るのは難しいです。
そしてもう一つ、非常に厄介なことがあります。
市販の問題集を見てみても、特にリスニングの問題集は「似て非なるもの」と言える、ということです。
私の手元にも教材屋さんが出版している問題集が4種類ほどあります。
リーディングもさることながら、リスニングに関しては、「本当に大阪府の問題を分析したん?」と思うようなものが多いです、、、、。
こちらのnoteでは、大阪府C問題のリスニング攻略の仕方についてまとめまました。Part A、Part B、Part Cそれぞれについて解説し、どのように解くべきか、またそのための練習・攻略法・戦略をお伝えします。
なぜ私がこのようなことを発信できるか
私の副業の一つに、塾の講師があります。夫が塾を経営しているので、もともとそちらを手伝っていたのが始まりです。20年間英語講師として勤め、そのノウハウはかなり蓄積されています。文理学科上位校を受験するクラスの英語も担当しています。
確かに、文理学科上位校を受験する子たちは、ほぼ全員英検2級を取得しているのが現状です(取得していない子は、ほぼいません)。
そのため入試直前は英語の勉強が二の次になり、最終勝負は数学・国語になっていくのは自然な流れです(理科・社会はそれほど難しくないので、点が取れることが前提になりやすい)。
しかし、たとえば2025年度の英語は、体感として読みやすく感じた受験生も多く、私の生徒たちの答案開示を見てみても、72点以上を取っている子が上位校では半分に達した年でした。
中には80点以上も出ています。
私の生徒で去年の最高得点は82点でした。
つまり、英語が得意ならば72点以上も目指せる、ということなのです。
もちろん、英検を取得しているのでそこまで英語に本腰を入れる必要性を感じていない受験生も多いと思います。
私が一番危惧しているのは、英検を取得しているからといってその後、英語の勉強をせずに、実際の英語の得点が50点代しか取れないなど、英語の力場まったくついていないまま高校生になることです。
C問題で9割を取れる状態になっている子と、6割程度しかとれない子と、高校のスタートがどれほど変わってくるか、、
できれば、少しは英語の対策をして受験に望んでほしいのです。
ですから、この記事のあとに、リスニングの練習教材も書こうと思っています。ご興味があるかたはご覧になってください。
英語が得意なら、72点以上を目指すのも悪くありませんし、英検2級を取得していないけれど何とか72点に近づきたい、と思っている子やご両親の手助けになればと思っています。
市販の問題集の何が問題か
まず、市販の問題集の「何が問題か」について。
私の手元にも塾教材として、複数社の大阪府対策リスニング教材があります。
ですが、リスニングに関して言うと、大阪府のリスニングは必ず男女が登場し、ここ数年は女性がイギリス英語の発音なのです。
たぶん、大阪府は基本共通テストや大学受験を見据えてを模して問題を作成しているのでは?ということも多く、(最近の大学受験はアメリカ英語ではなくかなりさまざまな訛りが入ったリスニング問題も多いです)それにならってイギリス英語を取り入れているのではと思います。
ところが、どの教材会社の音源を聞いても女性がアメリカ英語なのです。しかもかなり聞き取りやすい速度になっていることが多いのです。
大阪府のリスニングはかなり速く、英検2級より全然速いです。(もちろん英検2級は語彙レベルが上がるので単純比較はできませんが、“音の処理”としての負荷は大阪府が高く感じるケースが多いです)。
これを考慮に入れると、イギリス英語でも練習すること、そしてある程度の速度で練習することが必須になります。
またPart Cの問題も、本当に大阪府の問題を深く分析しているのだろうか?と思うほど、ズレた作りのものが混ざることがあります。
大阪府のPart Cは、派手なひねりよりも、比較的シンプルで「書くべきこと」がはっきりしているタイプが多いのに、その前提が反映されていない——そう感じる教材があるのも事実です。
では実際に、リスニングの攻略法をここから具体的に話していきます。
リスニングは「全部聞く競技」ではありません
大阪府C問題のリスニングは、英語が得意な子でも落とします。理由は単純で、
速い
イギリス英語
推察力がいる
メモ力がいる
聞き取ってわかる文法力・語彙力
選択肢を読み解く文法力
これらが必要なのです。
リスニングでは、「内容理解」より先に**処理(処理速度)**で詰まります。
だから点が取れる子は、英語力だけではなく、それ以外に処理する他の力が必要なのです。
この後、そのための練習方法もお伝えします。
Part A:質問を待つな。選択肢先読みで“正誤判定”する
Part Aで多くの受験生が誤解していることがあります。
Part Aは「会話を聞いて、質問を聞いてから考える」パートではありません。
選択肢を先に読めば、質問を聞く前に“何を判断させる問題か”が分かります。
なぜならPart Aは本質的に正誤問題だからです。
選択肢はだいたい次のどれかを聞いています。
「何を意味しているか(要するに何の話か)」
「次に何をしようとしているか(will・推察)」
「気持ち・評価(感情の推察)」
「理由(because / so / want to など)」
「場所・時間(状況の確定)」
つまり、やることは“内容を全部聞く”ことではなく、
会話から内容を推察し、正しいものを1つ選ぶことです。
ですから、はっきり言って"Question, What does the man mean?" なんて聞く必要ないのです。
1)先読みで会話の前に勝つ(順番を固定)
会話が始まる前に、必ず次をやります。
先読みの手順
最初にPart A についての説明があります。その時、4つの選択肢を先に読む
選択肢が長いので、まずは述語、目的語、理由の確認をする。
大事なとこはマークする。または簡単に日本語でメモしてもOK
willが入っているものは、時にこの後何をするか、ということなので会話からの推察になります。それを意識すること。
この時点で、会話を聞くアンテナが立ちます。
質問を待つ必要はありません。待つと遅れます。
2)大阪府Part Aの罠:「同じ単語が入っている選択肢」
大阪府のPart Aは、わざと会話で出てくる単語を選択肢に混ぜてきます。
これは「聞こえた単語に飛びつく受験生」を間違わせるためです。
人は上手く聞こえなかったとき、聞こえた単語で勝手にストーリーを作り習性があります。
内容がよくわからなかったとき、聞こえた単語のある選択肢に飛びつくんですね。
ここは強く言い切ります。
会話で聞こえた単語が入っている選択肢が正解とは限りません。
むしろそれが罠の中心で、正解は“言い換え”になっていることが多い。
だから会話を聞くときは単語ではなく、次を取ります。
述語(何をする/した)
目的語(何を/誰を)
理由(なぜ)
結論(結局どうする)
正解の選択肢はパラフレーズされていることも多いので気をつくけてください。
3)1回目で答えを決める。2回目は“次の先読み”に使う
Part Aは会話が2回読まれます。
しかし運用としては、基本はこうです。
1回目で聞き取り、判断し、マークする
2回目が始まったら、もう次の問題の選択肢を先読みする
2回目を“確認”に使ってしまうと、次の設問の先読みが遅れ、処理が詰まります。
Part Aは、後半で焦れた人から崩れます。雪崩を起こさないために、1回目で決めて前へ進むのが正解です。
ただ、あまり先まで行かないようにしてください。二問目、三問目と先に進むと結局先読みした内容を忘れてしまうからです。
4)メモは英語で書かない。日本語で軽く「何する/何を/なぜ」
大阪府Cの速度では、英語で丁寧に書くほど次の情報を落とします。
メモはあなたのやり方で十分です。
述語=「何する」
目的語=「何を」
理由=「なぜ」
を、日本語のかたまりでメモ。
例(イメージ)
「駅で待つ」
「映画やめる」
「宿題ある」
「あとで電話」
この程度で“答えの骨”ができます。
Part Aチェックリスト(本番でこれだけ守る)
必ず先読みして大事なところをメモする。
1回目で答えを決めてマークする
2回目流れた時には次の問題の選択肢を先読みする
メモは日本語で「何する/何を/なぜ」だけ
“同じ単語が入っている選択肢”に飛びつかない(言い換えを疑う)
willがあれば次の行動を推察する場合が多い。
次にPart B・Part Cへ(ここから先が点差になる)
Part Aは“落とさないための土台”です。ここが安定すると、Part B・Part Cで点を増やす余裕が生まれます。
ですから、上記のやり方を何回も練習して少なくともパートAは全て正解するようにしてください。
それでは次からはPartB Part Cの攻略法についてお話しします。特にPart Cが大事ではないでしょうか。
教材を扱う人たちですら気づいていないことなので、一般的に先生たちも指導ができているのか疑問です。その部分を突っ込んで行きたいと思います。
【有料】Part B・Part C|大阪府C問題リスニングで点差をつける“本当の取り方”
ここからが本番です。
Part Aで「先読み→正誤判定→1回目で決める→2回目は次の先読み」という型を作れた人は、もうリスニングが“無理ゲー”ではなくなっています。
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