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名前の順番

飲食店をしていると、いろいろなメディアから取材を受ける機会があります。完成した記事や映像を見るとそれぞれに工夫をこらし紹介してくれていて嬉しいものです。と思っていたのですが、あるとき、ふと気がつきました。

夫婦でお店をやっているのですが、我々を紹介するときは必ず夫の〇〇 △△さん、妻の□□ ▲▲さんと紹介されているのです。手元にある資料を確認した限りですが、一度も妻が先に紹介されていることがありませんでした。我々は国際結婚のため夫婦別姓なのですが、夫はフルネームで紹介されているのに、妻は下の名前だけが書かれている、なんていう例もありました。夫婦別姓なのに、苗字は夫のものしか書かれていないのです。


また、我々のお店は妻が立ち上げた飲食店で、名義も妻のもの。場所を購入したのも妻。お金を借りたのも妻。妻が個人事業主として経営し、夫は専従者として雇われている形です。
飲食店を紹介するときに、先に従業員の名前、後ろに経営者の名前を紹介することは少ないと思います。誰が経営者でどちらが雇われている者なのか、取材時に確認するはずです。

しかし夫婦でお店を行っている場合、どちらが経営者なのか、どちらの名義のお店なのか、ということは確認されたことがありません。当然のこととして、夫とその妻、という形で紹介されます。

お恥ずかしながらこのことに、何度も繰り返し取材を受けるまで気が付きませんでした。

あまりにも男性の名前が先、女性の名前が後、という固定観念に毒されていたようです。小学生のころ、名前順の名簿は男子名前順、女子名前順、で書かれていました。あのころはそれが普通で、疑問にも思っていませんでした。

でも今は疑問に思えます。名前順をどうして男子女子で分ける必要があるのか。分ける必要があるとして、どうして男子が先なのか。
私は男女を分けずに名前順にすればよいと思います。


こいうことを書くと、そんな些細なこと、とか、そんなことどうでもいい、という人がたくさんいますが、些細などうでもいいことならば、男女の名前の順番が逆になってもいいではないですか。だってどうでもいいことなのですから。



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