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ホンジュラス生活1年、折り返し

2025年の4月末にホンジュラスに到着し、6月初めに任地に配属され、あれよあれよとホンジュラス生活の折り返しに差し掛かりました。
本音では、まだ一年あるのか〜と思います(笑)

ホンジュラスでの生活は結構気に入っているし、ラテンのノリがめちゃくちゃ楽しいけど、日本に一旦2週間くらい帰ってゆっくりしたい!!!と思います。この国、生きてるだけで疲れるので笑

恋しいものは、

  • お湯が出るシャワー

  • シャワーヘッド

  • 停電しない、断水しない生活

  • デカイハエやアリがいないキッチン

  • 蟻道ができない家

  • とにかくおいしい日本食

  • 生で食べられる全てのもの(生卵、生魚、レアのお肉)

  • 清潔で時間通り来る電車、バス

  • 時間通り現れる日本人

  • 謝れる日本人

  • 道で痰をはかない日本人

  • 言葉、行動に責任感がある日本人

  • 激昂しない日本人

  • 夜中フラフラ歩いても何も言われない生活

  • コンビニ

  • 居酒屋

  • 桜 などなど。

私はホンジュラス大好きですが、1年間順調だったわけではなく、色んな谷がありました。
同僚が産休育休で数ヶ月不在で暇を持て余したり、予定していたイベントが時間になっても全然人が集まらなかったり、なんだか馬鹿にされてるようなことを言われたり、変な噂が流れ疑心暗鬼になったり。

しかし、そこまでどん底にならなかったのは、(良い意味で)自分にも他人にも大きな期待を抱きすぎず、とにかく様子を見ながら、じわじわ周りの人と関係を築いてきたからだと思っています。

1年で学んだことは星の数ほどありますが、「人に分け与える気持ち」「安易に人を信用し話すぎない」は二大教訓です。

前にも書きましたが、この国の人は経済的に貧しいのに心が豊かです。いつも贈り物をくれるし、優しい言葉、愛情表現たっぷり。
「もうちょっと自分の利益も考えて!」と言いたくなるほど、人に対する思いやりがピカイチ。

でも、彼らはホンジュラス人であるという理由で、努力ではどうしようもない立場に立たされています。仕事は見つからないし、病院は高くていけないし、行きたい国にも行けないし、避妊の仕方も知らない。

この国に来て、そういうどうしようもない局面を目撃するたびに、彼らに共感して悲しくなると同時に、心のどこかで、「あー、私は日本に生まれて超ラッキーだなあ、良かったなあ」と思います。本当に利己的で恥ずかしいんですが、どうしてもそう思ってしまうんです。日本に生まれた時点でスタートラインが全く違うからです。

これは、実際に途上国で生活しないと、実感を持って伝わらない感情だと思います。
だから私は、そのめちゃくちゃラッキーだった利点を、自分の利益よりも恵まれない人のために使いたいと、彼らの優しさに触れることで強く思いました。
渡航前の私が聞いたら「ただの綺麗事」と思うと思いますが、この国で、今日の夕ご飯のお金もない人から、屈託のない笑顔でトルティーヤとバナナをもらったら、大体の人は「この人を助けたい」と思うんじゃないでしょうか。
日本人である私が、分け与えられるものはなんだろうな、と日々考えています。

もう一つの教訓は少し悲しい響きかもしれませんが、「安易に人を信用しない」ということ。これは自分を守るためにはすごく大切です。

大前提、多くのホンジュラス人はとっても優しいです。体感、日本人の10倍優しくて世話焼きです。
インドやタイでよくあるようなぼったくりも、全く受けたことがありませんし、「騙してやろう」という人は本当に少ないと感じます。

最初の方は、「ホンジュラス人優しい!温かい!なんでも話せる!」といろいろ自分のことをペラペラ喋っていた私。
でも、1年経って気がついたのは、その大きな大きな優しさの弊害です。たとえ彼らに悪意がなく、ひたすらに優しいからこそ私のことを心配して施してくれるあれこれが、時に度を過ぎ嫌な思いをすることがあります。また、外国語で私が話すことは、うまく伝わっておらず誤解を生んでいることも多いんです。

初対面ですごく優しい人、社交的で私のことを気にかけてくれる人にこそ、友達になってくれるかも!と思って嬉しくなって自分のことを話しがちでしたが、今は、よくよく人を観察して、何を話すか、何を話さないかは決めるべきだと思いました。
本当に「こうなるんだったら言わない方が良かった」を何度も痛感した1年でした。

だからこそ、ゆっくり時間をかけて関係を作ることはとても大切で、国籍関係なく、本当に信用できると思う人は心から大事にしていきたいです。

人を疑ってかかるような人間にはなりたくありませんが、底抜けにオープンすぎても良くないから、バランスが難しいものですね。

とりあえず、1年かけて関係は築いていたので、2年目はもっとたくさん対外的な活動をして、少しでも私ができる支援をしていけたらと思います。

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