同僚から腹肉をつままれる
ホンジュラスと日本の文化の違いは大きいが、一つあげるなら「人の見た目に触れる」ことだと思う。
これは二つ意味合いがあり、1つは物理的なスキンシップ。
挨拶はハグとほっぺキス、信頼関係があれば二の腕やお腹をよく触るし、友達の間柄で腕を組んだりすることも。私も仲良しの男性の同僚にほっぺを触られたり、腹肉触られたり肩を揉まれたり。
仲良いだけなので特に深い意味はなく、日本人が子どもにハグをするように、愛情が込められたコミュニケーション。
最初は結構びっくりしたけど、腰や胸などを触られたりはしないから、まあ別にええわ、としか思わない(受け取り方は個人差あるので、嫌なら嫌と言った方がいいと思う)。
「人の見た目に触れる」のもう一つの意味は「人の見た目をとやかく言うこと」。
日本にいたときは見た目のことを言う人が嫌いだったし、今も変わらず苦手。
昔姉に「5秒以内になおせること以外は言わないこと」と言われたがその通り。
「ちょっと太った?」「ほっそ!」「日に焼けたね」「髪型変じゃない?」とか。
全て余計なお世話だし、もしそれを本人が気にしていたらコンプレックスに塩を塗ることになる。職場でも、見た目のことを言ったらセクハラだし。
だから私は見た目については絶対言わない。マイナスなことは特に。
それを言ったとして誰も嬉しい気持ちにならないから。
でもこの国はとにかく見た目について言う。
私のことを「中国人!」と言うのもだし、ちょっと日に焼けた人には「黒人!」、ぽっちゃりした人には「デブ!」。
悪意なく言っているし、愛情込めて呼びかけているんだよ!と言っているけど、日本ではセクハラ認定になるよな〜と思う場面が何度も。
見た目のことを言えるということは、何を言われても気にしていないのかな?と思っていたけど、話を聞くと嫌な思いをしているホンジュラス人もいる。
例えば、ホンジュラスは日本と違い、ちょっと肉付きが良い方がセクシーとされるので、めちゃくちゃ細い女の子が「みんなに細いとたくさん言われるけど本当に嫌なの」と言っていたり。
ここは多分、「見た目について言うことが失礼なこと」という価値観を知らないから言うだけ。今後教育水準が上がるにつれ、変わっていく部分なんだと思う。
そんなこんなでとても距離感が近いホンジュラス人だけど、日本の感覚でいると本当にショックをうけると思うので、もし今後来る方は、嫌なことは嫌としっかり言って欲しいなと思います。
